ディズニー・ライブアクション、ピクサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが究極のディズニーファンイベント「D23 Expo」で今後の映画作品とシリーズ作品を初披露しました。
ディズニー映画作品・シリーズ作品 今後のラインナップ発表
ウォルト・ディズニー・スタジオは、2022年9月9日にアナハイム・コンベンション・センターにて開催中の究極のディズニーファンイベント「D23 Expo」のホール D23 にて、ディズニー・ライブアクション、ピクサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの今後の公開予定作品について発表!
ショーケースの様子をレポートしていきます。
スタジオの歴史における特別な瞬間を振り返ることからスタートするディズニースタイルで実施され、Disney+(ディズニープラス)で配信中の実写版『ピノキオ』のテーマソングである、名曲「星に願いを」をシンシア・エリヴォが歌い上げるパフォーマンスからスタート。
ウォルト・ディズニー・スタジオのチェアマンであるアラン・バーグマンは、「ショーケースの幕開けを飾るにふさわしいパフォーマンス」と称賛のコメント。
続いて「星に願いを」は1940年のアニメーション映画『ピノキオ』で初めてお披露目された楽曲ですが、これは、大きな夢を持つこと、不可能を可能にし、夢を実現することについて歌った歌であり、それは、私たちがスタジオで日々心がけていることなのです」と語りました。
D23 ホールでは、ディズニーの100周年を祝う「Disney 100 Years of Wonder/これからの物語も、一緒に。」を記念して、プラチナカラーとなったディズニーキャッスルの新しいロゴがファンにいち早くお披露目されました。
このロゴはディズニー・スタジオとインダストリアル・ライト&マジックによって制作され、受賞歴のある作曲家クリストフ・ベック(『アナと雪の女王』『ワンダヴィジョン』)により、名曲「星に願いを」に全く新しいアレンジが用いられています。
新しいディズニーキャッスルのオープニングは、この秋からすべてのディズニー劇場公開作品と動画配信作品の前に流れる予定です。
バーグマンは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーションピクチャーズ・プロダクション(ディズニー・ライブアクション)プレジデントのショーン・ベイリー、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ピート・ドクター、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジェニファー・リーと共に、ファンに向けて今後の動画配信作品と劇場公開作品の強力なラインアップを発表しました。
ショーケースで発表になった作品は以下のとおりです。
ディズニー・ライブアクション
ショーン・ベイリーはエリヴォの素晴らしいパフォーマンスと、本物の男の子になりたいと願う木の人形の物語を描いたディズニープラスで配信開始したばかりの映画『ピノキオ』を紹介し、興奮するファンを迎えました。
『ピノキオ』では、トム・ハンクスがゼペット役、エリヴォがブルー・フェアリー役を演じ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがジミニー・クリケットの声、ベンジャミン・エヴァン・エインズワースがピノキオの声を担当しています。
ベイリーは、スタジオの素晴らしい実写化作品の歴史を振り返り、「チームと私は、その伝統を引き継ぐことができてとても幸運だと感じています」と述べました。
また、ベイリーは、3つの動画配信作品を紹介し、「私たちは劇場の大画面用の映画を作るのが大好きで、これから信じられないような作品がいくつか控えています。また、ディズニープラスは、私たちにさらに幅広い物語を語るための自由を与えてくれ、そのことにとてもわくわくしています。私たちはディズニーの遺産を尊重した創造を探求し続け、また、次世代のディズニー・オリジナル・ストーリーを創り出すことができます。そしてもちろん、私たちみんなが愛している物語の新しいチャプターを探求することもできます」
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『ホーカスポーカス 2』
公開日:2022年9月30日 ディズニープラスで独占配信予定
最後にあの黒い炎のロウソクが灯され 17世紀の三姉妹が蘇ってから29年、彼女たちがリベンジを目論む。
この3人の欲深い魔女たちを阻止できるかどうかは、3人の高校生(ホイットニー・ピーク、ベリッサ・エスコベド、リリア・バッキンガム)にかかっている。
果たして3人は、ハロウィーンの夜明けまでにセイラムの街を大惨事から救えるだろうか?
アン・フレッチャー監督、リン・ハリス製作の『ホーカスポーカス 2』には、オリジナルキャストのベット・ミドラー、サラ・ジェシカ・パーカー、キャシー・ナジミー の他、サム・リチャードソン、トニー・ヘイル、ハンナ・ワディンガムも出演。
『魔法にかけられて2』
公開日:2022年11月24日 ディズニープラス独占配信
続いて、ベイリーは『魔法にかけられて2』の出演者であるエイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、マヤ・ルドルフ、ガブリエラ・バルダッキーノ、ジェームズ・マースデン、イディナ・メンゼル、イヴェット・ニコール・ブラウン、ジェイマ・メイズらを舞台に迎え、この作品を紹介しました。
アラン・メンケンとスティーブン・シュワルツの音楽をフィーチャーしたこのミュージカル・コメディは、ジゼル(アダムス)とロバート(デンプシー)の結婚から15年後、家族が幸せを求めて郊外へ向かう姿を描いています。
アダム・シャンクマン監督、バリー・ジョセフソン、バリー・ソネンフェルド、アダムスがプロデュースし、アラン・メンケンとスティーブン・シュワルツという巨匠が新たに音楽を担当した本作は11月24日よりディズニープラスで配信されます。
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『ピーター・パン&ウェンディ』
公開日:2023年 ディズニープラスで配信予定
この作品は象徴的なキャラクターを全く新しい形で紹介します。
ベイリーと一緒にステージに登場したのは、キャストのアレクサンダー・モロニー(ピーター・パン役)、エヴァー・アンダーソン(ウェンディ役)、アリッサ・ワパナタック(タイガー・リリー役)、そしてジュード・ロウ(フック船長)です。
キャストは本作への期待について語ると共に、本作のファーストルックを D23 Expo に参加しているファンに向けて初公開しました。
デヴィビッド・ロウリー監督、ジム・ウィテカー製作による、1953年のクラシックアニメーションを新たに再現した実写版。
本作は2023年にディズニープラスで配信開始となります。
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最後に、ベイリーは 2023 年と 2024 年に劇場公開予定の 4 作品も紹介し、彼のプレゼンテーションを終了しま
した。
『ホーンテッドマンション』
公開日:2023年公開予定
かつてディズニーランドで働いていたこともあるジャスティン・シミエン監督が、ステージ上のベイリーと共に本作について語りました。
ディズニーランドの人気アトラクションからインスパイアされた物語で、家に住みついた幽霊たちを排除するスピリチュアル・エキスパートとして生計をたてる女性とその息子の物語です。
D23 Expo に参加しているファン限定で、この映画の予告が公開され、マダム・レオタ役を演じるジェイミー・リー・カーティスが登場しました。
本作は来年公開予定です。
『ムファサ:ザ・ライオン・キング(原題)』
公開日:2024年公開
『ライオン・キング』の前日譚を描く本作の発表には、監督のバリー・ジェンキンズがステージに登壇し、未公開予告を公開、現在制作中の映画本編について語りました。
ラフィキ、ティモン、プンバァが幼いライオンの子にムファサの物語をフラッシュバックするかのように語っていく本作は、プライドランドにおける偉大な王ムファサの成長を明らかにする物語です。
『スノー・ホワイト(原題)』
公開日:2024年公開予定
レイチェル・ゼグラーが主役の白雪姫を、ガル・ガドットが白雪姫の継母である女王を演じる、クラシックな物語を実写版として新たに生まれ変わらせた作品です。
ステージでは、本作の主演2人がベイリーに加わり、それぞれの役柄について語り、2024年の公開予定の本作に登場する象徴的なキャラクターのごく初期のイメージを紹介してくれました。
本作は、マーク・ウェブ監督、マーク・プラット製作で、トニー賞®、グラミー賞®、アカデミー賞®受賞歴のある作曲家パセク&ポールによる新曲が挿入されます。
『リトル・マーメイド』
公開日:2023年夏劇場公開予定
『リトル・マーメイド』のロブ・マーシャル監督は、多くのファンに愛されるこの物語の実写版について語るため、海中シーンのポストプロダクションの合間を縫って登場しました。
マーシャル監督は、ホール D23 に集まったファンのために楽曲 「パート・オブ・ユア・ワールド」の歌唱シーンを含む特別映像を紹介し、アリエル役のハリー・ベイリーをステージに招き入れベイリーはアリエルを演じることへの興奮を語りました。
アラン・メンケンとリン=マニュエル・ミランダの共作による4曲の新曲と、アースラ役のメリッサ・マッカーシー、トリトン役のハビエル・バルデムが登場する、ファンには待ちきれない作品です。
本作は、来年の夏に劇場公開予定です。
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ピクサー・アニメーション・スタジオ
ピクサーのピート・ドクターは、興奮しながら今後の公開予定の作品について発表しました。
また、ドクターは、「ここ数年、世界は大きな変化の時を迎えています。そしてそれは、私たちピクサーに未来について考えるきっ
かけを与えてくれました。『ソウルフル・ワールド』のジョーのような内なる声を呼び起こすなら、「私たちはなぜここにいるのか?私たちの目的は何なのか?」と自問するでしょう。私たちにとって、それは素晴らしいアニメーションの物語を伝えることです。劇場向けの長編映画であれ、動画配信向けのシリーズ作品であれ、短編であれ、物語を語ることは、私たちが人間であるための基礎になると考えています。物語は、私たちを定義するものです。そして、私たち自身の人生の物語を捉え、反映していけるようなアニメーションの力を信じています」と述べました。
『エレメンタル(原題)』
公開日:2023年6月16日公開予定
監督のピーター・ソーンとデニス・リーム氏が、2023年6月16日に公開される完全新作のオリジナル長編映画『エレメンタル(原題)』について、ドクターと一緒にステージで語りました。
本作の監督を務めるソーンは、言語と文化が融合した美しい地域で夢を追い求める移民の物語という、本作の背景にある個人的なインスピレーションを語りました。
火、水、土、風の住人が共存する都市に暮らす、本作の登場人物たちが紹介されました。
エンバーはタフで情熱的な女性、ウェイドは楽しくてサッパリしていて、流れに身を任せる男です。
この 2 人を演じるのは、リア・ルイスとママドゥ・アティエ。
ホール D23 に集まったファンには、本作の独占映像が公開され、エンバーとウェイドのミニポスターがプレゼントされました。
『ウィン・オア・ルーズ(原題)』
公開日:2023年秋 ディズニープラスで配信予定
本作の監督であるキャリー・ホブソンとマイケル・イェーツが、ピクサーの長編シリーズとどのようにして作品のインスピレーションを受けたかについて詳しく説明してくれました。
本作は、男女共学の中学校のソフトボールチーム「Pickles」の優勝決定戦までの1週間を描いた作品です。
各エピソードは、同じ週の出来事を、選手、両親、審判など、異なる主人公の視点で、それぞれがユニークに描かれています。
ホブソンとイェーツは、このシリーズでウィル・フォーテがこのシリーズでダンスコーチの声を担当することを明らかにし、この日のために録音したフォーテの声、そしてファンのための特別映像を公開しました。
『エリオ(原題)』
公開日:2024年春公開予定
激しい照明演出と「Bring Us Your Leader」という不吉なメッセージに続いて、監督のエイドリアン・モリーナ、プロデューサーのメアリー・アリス・ドラムが登壇し、オリジナル長編映画『エリオ(原題)』の企画が初披露されました。
11歳の夢見がちなエリオは、アーティスティックでクリエイティブだが、インドア派のちょっと内向的な性格もあって、なかなか周囲に溶け込めない。
一方、軍の極秘プロジェクトを遂行する母オルガは、宇宙からの奇妙な信号の解読に取り組んでいた。
ひょんなことから連絡をとってしまったエリオは宇宙へ転送され、「地球大使」と間違われてしまう。
ステージには、エリオの声を担当するヨナス・キブラーブとともに、スマートで自信に満ちたオルガ役のアメリカ・フェレーラが登壇しました。
『インサイド・アウト 2(原題)』
公開日:2024年夏公開予定
ドクターは、ピクサーのプレゼンテーションを終える前に、頭の中から声が聞こえてきたような素振りをしました。
それはジョイの声を担当するエイミー・ポーラーで、彼女が『インサイド・アウト 2(原題)』がピクサーで制作中であることを伝えると、大きな拍手が沸き起こりました。
監督のケルシー・マン、プロデューサーのマーク・ニールセン、脚本のメグ・レフォーヴは、10 代になったライリーの頭の中を舞台に、ライリーが感じる(あるいは感じない)さまざまな感情の新しい冒険物語を鋭意制作中と発表しました。
2015 年にアカデミー賞®とゴールデングローブ賞®を受賞した長編映画の続編である本作は、2024年夏に公開される予定です。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェニファー・リーは、100周年に向けたスタジオの計画について詳細を聞くのを楽しみにしているファンから温かい歓迎を受けました。
「すべての始まりであるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは、100周年記念の直前である今、使命と約束を表明する瞬間であると感じています。私たちは、100 年前にウォルトと彼の兄であるロイが始めたスタジオの夢を継承していく使命があり
ます。そして、ストーリーテリングにおいてリスクを取り続け、ウォルトがしたように、可能性を現実のものにするために、探求し、拡大し続けることを約束します。」 と述べました。
『ズートピア+(原題)』
公開日:2022年11月9日 ディズニープラスにて配信
リーは、ディズニープラスがディズニー・アニメーションに新たにもたらした機会について説明し、ディズニープラスで11月9日に配信をスタートする『ズートピア+(原題)』などの新シリーズを含めた、配信作品を紹介しました。
アカデミー賞受賞の長編映画作品である『ズートピア』のこの新しい短編シリーズは、動物が人間のように暮らす大都会が再び舞台となり、アカデミー賞®を受賞した長編映画の最も魅力的な住人たちの生活を描いています。
『IWÁJÚ(原題)』
公開日:2023年ディズニープラスにて配信予定
2023年にディズニープラスで配信予定の『IWÁJÚ(原題)』は、アフリカのコミックエンターテイメント企業である Kugali と共同で制作した、まったく新しいオリジナルシリーズです。
リーは、 Kugali のフィルムメーカーであるオルフィカヨ・ジキ・アデオラ、ハミド・イブラヒム、トル・オロウォフォイエクをステージに招き、本作は、シリーズの舞台であるナイジェリアのラゴスへのラブレターであると紹介しました。
オロウォフォイエクとイブラヒムは、『IWÁJÚ(原題)』の世界を、近未来的な描写で表現しています。
この作品で描かれる、豊かな色彩と、独特の視覚的要素や技術的進歩はラゴスからインスピレーションを受けています。
また、ラゴスは物理的にも、社会ステータス的にも本土と離島という二つの場所にわかれているという特徴があります。
本作は、離島に住む裕福な家の少女 Tola と、彼女の親友で独学で専門的な技術を学んだ、本土に住む愛すべき少年 Kole が登場する成長物語です。
会場では同シリーズのファーストルックが公開されました。
『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』
公開日:2022年11月23日より日米同時公開予定
続いて、リーはディズニー・アニメーションの次回作である『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の制作陣を紹介しました。
監督のドン・ホールと共同監督・脚本のクワイ・グエンは、まだ誰も観たことのない“もうひとつの世界”を救うために、互いの違いを乗り越えていく家族の絆と壮大な冒険を描いた本作について明かしました。
会場では、ディズニー・アニメーションの第 61 作目となる長編映画の新しい予告編が上映され、声優を務めたジェイク・ギレンホール(サーチャー・クレイド役)、デニス・クエイド(イェーガー・クレイド役)、ジャブーキー・ヤング=ホワイト(イーサン・クレイド役)とルーシー・リュー(カリスト・マル役)がお祝いに駆けつけました。
また、映画のアクションシーンの一部が公開され、ファンには限定ポスターが配布されました。
ロイ・コンリ制作の『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は、ガブリエル・ユニオン(メリディアン役)が声の出演をしています。
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親子3世代主人公が“奇妙な”世界の冒険に!ディズニー・アニメーション映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』
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『ウィッシュ(原題)』
公開日:2023年冬公開予定
プレゼンテーションのフィナーレでは、リーがステージに戻り、スタジオ100周年にあたる2023年冬に公開予定のディズニー・アニメーションのオリジナル長編映画『ウィッシュ(原題)』を正式に発表しました。
この作品は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの作品にインスパイアされた壮大なミュージカル・アニメーションで、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオならではの問いかけがなされています。
『多くのキャラクターが願いを込めた "ウィッシング・スター "は、どのようにして生まれたのか?』と、監督のクリス・バックとファウン・ヴィーラスンソーンは、物語の概要を説明しました。
主人公のアーシャの声を担当する女優のアリアナ・デボーズを紹介され、ジュリア・マイケルズが手掛けた本作の楽曲「More for Us」を披露し、会場を沸かせ、ディズニーショーケースを締めくくりました。
リーは本作の脚本を、ピーター・デル・ヴェッコはプロデューサー、フアン・パブロ・レイエスは共同プロデューサーを務めています。
劇場公開、ディズニープラス独占配信作品と注目作が目白押し!
ディズニー映画作品・シリーズ作品ラインナップの紹介でした。
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