記事ポイント
- 企業メセナ協議会が「This is MECENAT 2026」で206件(148社・団体)を認定
- 新規31件が加わり、音楽教育・食育・アート鑑賞など全国各地に広がる
- 認定活動にはメセナマークが発行され、メセナアーカイブで活動内容を公開
公益社団法人企業メセナ協議会は、企業・企業財団による芸術文化支援活動の認定制度「This is MECENAT 2026」において、有識者の審査を経て206件(148社・団体)を認定しました。
地域のアート鑑賞機会の提供から子どもたちの音楽教育・食育にかかわる活動まで、新規で31件が加わり、認定の輪は全国各地に広がっています。
企業メセナ協議会「This is MECENAT 2026」

- 認定件数:206件(148社・団体)
- 新規登録:31件
- 審査年度:2026年度
- 活動詳細公開先:This is MECENATウェブサイト(mecenat-mark.org)内 メセナアーカイブ
企業メセナ協議会は、芸術文化の振興と心豊かな社会づくりを目的に、企業や文化関連団体が参加・協働する民間の公益法人です。
「This is MECENAT」は2014年に創設された認定制度で、全国各地で行われる多様な企業メセナ活動を顕在化し、その社会的意義を示すことを目的としています。
認定された活動にはシンボルである「メセナマーク」が発行され、広報発信のサポートとともに、ウェブサイト内の「メセナアーカイブ」で活動内容が公開されます。
2026年度の審査ポイント
審査は、プロジェクトの企画・運営への主体的な関与、企業として芸術文化振興活動をどのように位置づけているか、活動の幅広い展開や継続の意欲・可能性があるかを軸に、有識者委員が総合的に判断しています。
2026年度の審査委員は、千葉市美術館館長で日本博物館協会会長の山梨絵美子氏(審査委員長)、東京大学大学院情報学環・生産技術研究所教授の大島まり氏、建築家の永山祐子氏、東京藝術大学名誉教授の八反田弘氏、クリエイティブディレクターの松尾卓哉氏、そして企業メセナ協議会理事長の夏坂真澄氏が務めています。
認定活動の例

今回認定された活動には、広島電鉄が取り組む路面電車内でのアート展示「走る美術館」があります。
地域の人々が通勤・通学の車内でアートに触れられる機会を提供する取り組みで、美術館やギャラリーへ出向かずとも身近にアートを楽しめる場として機能しています。
セイコーグループは、16〜25歳の若手ジャズミュージシャンを対象とした音楽教育プログラム「Seiko Summer Jazz Camp」が認定されています。
世界で活躍するプロ奏者から無償でジャズ演奏・理論・表現を学べるプログラムで、2016年から毎夏開催されており、参加費は無料です。
ステージでは、参加者がトロンボーンなど金管楽器を演奏し、プロの指導のもとで実践的な表現を身につけています。

にんべんは、「にんべんだしアンバサダーコミュニティの運営と食育活動を通した生活者へのだしライフデザインの提案」が認定されています。
エプロン姿の参加者が透明容器でだしや食材に触れる食育活動を通じ、だし文化を日常生活へ根付かせる取り組みです。
子どもと大人が一緒に参加できる場として、食への理解を深める機会を提供しています。
全206件の認定活動の詳細は、This is MECENATウェブサイト内のメセナアーカイブで順次公開されています。
音楽・食育・アートなど分野の異なる活動が全国各地に広がっており、メセナマークを通じて各企業・団体の取り組みを一覧で見られます。
企業と芸術文化をつなぐ認定制度が全国206件の活動を後押しし、地域のアート体験から次世代の音楽家育成・食文化の継承まで幅広い支援活動が可視化されています。
企業メセナ協議会「This is MECENAT 2026」の紹介でした。
よくある質問
Q. 「This is MECENAT」の認定を受けるとどのようなサポートが受けられますか?
A. 認定された活動にはシンボルである「メセナマーク」が発行され、広報発信のサポートが提供されます。
また、This is MECENATウェブサイト内の「メセナアーカイブ」に活動内容が掲載されます。
Q. 「This is MECENAT 2026」で認定された活動はどこで見られますか?
A. 活動の詳細はThis is MECENATウェブサイト(mecenat-mark.org)内のメセナアーカイブで順次公開されています。
Q. 「This is MECENAT」制度はいつ創設されましたか?
A. 2014年に創設された制度で、全国各地で行われる多様な企業メセナ活動を顕在化し、その社会的意義を示すことを目的としています。