記事ポイント
- 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のあらすじ・キャスト・吹き替え声優を紹介
- 第95回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したフェイズ4の完結作
- シュリやネイモアは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への出演が発表済み
マーベル・スタジオは、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』をDisney+(ディズニープラス)で配信中です。
国王ティ・チャラを失ったワカンダの再起を描く『ブラックパンサー』シリーズ第2作で、フェイズ4の完結を飾りました。
あらすじ、キャスト、吹き替え声優から『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へのつながりまでをまとめて紹介します。
マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』作品紹介

- タイトル:『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(原題:Black Panther: Wakanda Forever)
- 公開日:2022年11月11日(金)日米同時公開
- 上映時間:161分
- 監督:ライアン・クーグラー
- 製作:ケヴィン・ファイギ
- Disney+配信開始日:2023年2月1日(水)
- 映倫区分:G(年齢制限なし)
- シリーズ位置付け:MCUフェイズ4の完結作
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、アフリカの超文明国家ワカンダを舞台にした『ブラックパンサー』(2018年)の続編です。
前作は全世界で13億ドルを超える興行収入を記録し、ヒーロー映画として初めてアカデミー賞作品賞を含む7部門にノミネートされ、3部門を受賞しました。
しかし続編の製作が期待される中、ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが逝去。
本作はティ・チャラを失ったワカンダを舞台に、悲しみを乗り越えて立ち上がる人々を描き、チャドウィック・ボーズマンさんへの追悼を込めた1作となりました。
主題歌はリアーナの「Lift Me Up」です。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ストーリー/あらすじ

国王ティ・チャラを病で失ったワカンダは、ラモンダ女王のもとで深い喪に服していました。
ブラックパンサーというヒーローも不在となる中、各国は超希少金属ヴィブラニウムを狙ってワカンダへの圧力を強めます。
そんな折、海中からヴィブラニウムを探知する装置が開発され、その発明者である19歳の天才発明家リリ・ウィリアムズの存在が、海底に潜んでいたもう一つのヴィブラニウム文明を目覚めさせてしまいます。
海底国家タロカンの王ネイモアは、地上の脅威から民を守るためワカンダの前に姿を現し、ラモンダとシュリに選択を迫りました。
シュリはリリを保護しますが、交渉は決裂し、タロカンの襲撃によってワカンダは大きな犠牲を払うことになります。
悲しみと怒りの中でシュリは、前作で失われたハート型ハーブの再生に挑み、新たなブラックパンサーとしてワカンダの戦士たちを率いる決意を固めます。
ワカンダとタロカン、2つのヴィブラニウム文明が正面から衝突する決戦が、物語のクライマックスを飾ります。
※この項目は、結末とエンドロール中の映像の内容に触れるネタバレ解説です。
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決戦の末、シュリは追い詰めたネイモアに復讐ではなく停戦を選び、ネイモアはワカンダとの共闘関係を受け入れて海へ退きます。
終盤、ワカンダの王座決定の儀式には、ジャバリ族のエムバクが挑戦者として名乗りを上げました。
シュリは儀式には向かわず、ハイチのナキアのもとで白い喪服を燃やし、兄ティ・チャラへの喪にようやく決着をつけます。
そしてエンドロール中の映像では、ナキアとティ・チャラの間に生まれた息子トゥーサン(ワカンダ名はティ・チャラ)の存在が明かされました。
この結末は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へ直結しており、特別映像第4弾でエムバクは「ワカンダのエムバク王だ。」と名乗っています。
王となったエムバクと、ブラックパンサーとしてワカンダの魂を導くシュリという新体制が、ドゥームとの戦いに臨む構図です。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』キャスト&スタッフ

- シュリ:レティーシャ・ライト(吹き替え:百田夏菜子)
- ラモンダ:アンジェラ・バセット(吹き替え:幸田直子)
- ネイモア:テノッチ・ウエルタ・メヒア(吹き替え:浪川大輔)
- ナキア:ルピタ・ニョンゴ(吹き替え:皆川純子)
- オコエ:ダナイ・グリラ(吹き替え:斎賀みつき)
- エムバク:ウィンストン・デューク(吹き替え:木村昴)
- リリ・ウィリアムズ:ドミニク・ソーン(吹き替え:早見沙織)
- ナモーラ:マベル・カデナ
- エヴェレット・ロス:マーティン・フリーマン(吹き替え:森川智之)
- 監督:ライアン・クーグラー
監督は前作に続き、『クリード』シリーズでも知られるライアン・クーグラーが務めました。
シュリ役のレティーシャ・ライトは前作から続投し、シリーズの新たな”顔”になりました。
ネイモア役のテノッチ・ウエルタ・メヒアはメキシコ出身の実力派で、本作をきっかけに世界的な注目を集めています。
日本版吹き替えでは、シュリ役の「ももいろクローバーZ」百田夏菜子さんをはじめ、ナキア役の皆川純子さん、オコエ役の斎賀みつきさん、エヴェレット・ロス役の森川智之さんら前作の声優陣が続投しました。
新キャラクターは、ネイモア役を浪川大輔さん、リリ・ウィリアムズ役を早見沙織さん、エムバク役を木村昴さんが担当しています。
解禁された6人のキャラクターポスターは、カラフルで煌びやかなデザインとともに、シュリ、オコエ、ラモンダ、ナキア、エムバク、そしてネイモアという物語の鍵を握る顔ぶれを映し出しました。
評価・受賞歴
本作は第95回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞しました。
衣装デザイナーのルース・E・カーターは前作『ブラックパンサー』に続く受賞で、黒人女性として初めてアカデミー賞を2度受賞しています。
ラモンダ役のアンジェラ・バセットは助演女優賞に、主題歌のリアーナ「Lift Me Up」は歌曲賞にノミネートされました。
興行面では、公開から約3週間となる2022年11月末時点で全世界興行収入938億円に到達し、日本でも興行収入10億円を突破しています。
登場キャラクター
チームではなく”人”を描くのが本作の持ち味です。
主要キャラクターを一人ずつ掘り下げて紹介します。
シュリ/ブラックパンサー

ワカンダ一の頭脳を持つ王女で、兄ティ・チャラの”技術班”としてシリーズを支えてきた天才科学者です。
科学をよりどころにしてきた彼女は、ハート型ハーブや伝統への疑いを抱えたまま、兄の死という受け止めきれない喪失に直面します。
悲しみが怒りへ変わりかける中で、シュリが最後に選ぶ答えこそが本作の主題です。
漆黒に金色の模様が輝く新スーツは、彼女なりの継承のかたちを映しています。
〈主な登場作品〉『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ラモンダ
ティ・チャラとシュリの母であり、国王不在のワカンダを一人で背負う女王です。
夫と息子を立て続けに失いながらも、国連の場では大国の圧力に一歩も引かない気高さを見せます。
アンジェラ・バセットはこの役でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、本作の情感の中心を担いました。
〈主な登場作品〉『ブラックパンサー』
ネイモア
海底国家タロカンを率いる王で、水中で圧倒的な力を発揮し、足首の羽で空も飛ぶ”超人的”な存在です。
植民地支配の時代に生まれた過去を持ち、民を守るためなら地上との戦争もためらいません。
ワカンダと同じヴィブラニウム文明でありながら、その力を”隠す”ことを選んだ、もう一つの選択肢を体現するキャラクターです。
単純な悪役ではない悲劇と誇りが、シュリとの対立を重層的にしています。
〈主な登場作品〉本作がMCU初登場
オコエ
ワカンダの国王親衛隊ドーラ・ミラージュを率いる、誇り高き隊長です。
本作では任務の失敗をきっかけに大きな転機を迎え、戦士としての在り方を問い直されます。
〈主な登場作品〉『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ナキア
ティ・チャラの元恋人で、ワカンダの外で生きることを選んだ元スパイです。
前作から離れていた彼女の”その後”と、再びワカンダに関わる理由が本作で明かされます。
〈主な登場作品〉『ブラックパンサー』
エムバク
山岳に暮らすジャバリ族の族長で、豪快な語り口と実直さでワカンダの精神的支柱になっていきます。
前作ではティ・チャラのライバルでしたが、本作では悲しみに沈む王家を支える兄貴分です。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の特別映像では「ワカンダのエムバク王だ。」と名乗っており、彼の今後を知る上でも本作は重要な1本です。
〈主な登場作品〉『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』
リリ・ウィリアムズ
ヴィブラニウム探知装置を開発してしまった、MITの19歳の天才発明家です。
シュリとの出会いから自作のパワードアーマーで戦いに加わり、後のドラマ『アイアンハート』へと物語がつながります。
〈主な登場作品〉本作がMCU初登場、ドラマ『アイアンハート』へ続く
トリビア・制作秘話
本編冒頭のマーベル・スタジオのロゴ映像は、歴代ヒーローの映像ではなくティ・チャラの映像だけで構成され、ファンファーレを流さない静かな追悼演出になっています。
マーベル・スタジオはティ・チャラ役を別の俳優で再キャストせず、その死を物語そのものに組み込む選択をしました。
海底国家タロカンの民が劇中で話すのは、実在のユカテコ語(マヤ語)です。
ネイモアは原作コミックではアトランティスの王ですが、映画ではメソアメリカ文明に着想を得た海底国家タロカンの王として再構築されました。
主題歌のリアーナ「Lift Me Up」は、音楽活動休止からの復帰曲としても話題を集めました。
見る順番・予習しておきたい作品
本作を最大限楽しむための予習は、前作『ブラックパンサー』(2018年)の1本で足ります。
シュリとティ・チャラの初登場作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)まで見ておくと、兄妹の歩みをより深く追えます。


MCU全体の公開順・時系列を整理したまとめ記事もあわせて活用できます。

アベンジャーズ/ドゥームズデイへのつながり
シュリ、エムバク、ネイモア、ナモーラは、2026年12月18日(金)公開のマーベル映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への出演が発表されています。
ワカンダの戦士たちとファンタスティック4が対面する特別映像第4弾も解禁されており、本作はドゥームズデイ予習の必見作の一つです。


リリ・ウィリアムズのその後は、ドラマ『アイアンハート』で描かれています。

さらに続編『ブラックパンサー3』の公開も、マーベル・スタジオの「サンディエゴ・コミコン」プレゼンテーションで発表されています。

ワカンダとタロカン、2つの文明の誇りがぶつかる重厚なドラマと、新ブラックパンサー誕生の瞬間を見届けられます。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開前に、ワカンダの”今”を押さえる1本として楽しめます。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の紹介でした。




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よくある質問
Q. 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はどこで見られますか?
A. Disney+(ディズニープラス)で配信中です。2023年2月1日(水)に見放題独占配信が開始されました。劇場公開は2022年11月11日(金)の日米同時公開で、上映時間は161分です。
Q. 前作を見ていなくても楽しめますか?
A. 前作『ブラックパンサー』(2018年)を見ておくと、ワカンダの設定やティ・チャラとシュリの関係が分かり、本作の悲しみと再起の物語をより深く受け止められます。時間がない場合でも、予習は前作1本で足ります。
Q. エンドロール中に映像はありますか?
A. 本編のエンドロール中に映像が1つ入ります。物語の余韻に直結する重要な内容のため、エンドロールの途中で視聴をやめないのがおすすめです。
Q. 子供と一緒に見られますか?
A. 映倫区分はGで、年齢制限なく鑑賞できます。上映時間は161分と長めのため、Disney+での視聴なら途中で休憩を挟みながら楽しめます。
Q. 本作のキャラクターは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に登場しますか?
A. シュリ、エムバク、ネイモア、ナモーラの出演が発表されています。ワカンダの戦士たちとファンタスティック4が対面する特別映像第4弾も公開されており、本作はドゥームズデイの予習に直結する1本です。
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