記事ポイント
- Cloud-Clone ELISAキットがCell掲載研究に貢献
- TDI01研究でMCP1/CCL2 ELISAキット活用
- Cloud-CloneがELISAキットや抗体を展開
Cloud-Clone Corp.が、Cloud-CloneのELISAキットによる『Cell』掲載の肝線維化治療薬研究への貢献を発表しました。
肝線維化に関する研究では、ROCK2の発現上昇やROCK2阻害剤TDI01の作用が示されています。
Cloud-Cloneの高感度ELISAキットは、機序検証と効果評価のデータ収集を支えました。
Cloud-Clone「ELISAキット」

- 発表日:2026年6月24日 10:30
- 掲載誌:『Cell』
- 対象研究:肝線維化の機序と新規標的治療薬に関する研究成果
- 関連キット:MCP1/CCL2 ELISAキット
- 関連標的:ROCK2
- 関連薬剤:TDI01
2026年4月、国際トップジャーナル『Cell』に、肝線維化の機序と新規標的治療薬に関する研究成果が掲載されました。
研究では、肝内皮細胞と血管周囲の肝星状細胞においてROCK2の発現が選択的に亢進することが示されています。
Cloud-Clone Corp.の高感度ELISAキットは、機序検証と効果評価においてデータの信頼性に貢献しました。
ROCK2の発現上昇を示した肝線維化研究
- 対象:肝線維化患者の肝内皮細胞、血管周囲肝星状細胞
- 解析:RNAシーケンス解析
- 発見:Rho関連コイルドコイルキナーゼ2(ROCK2)の特異的な高発現
肝線維化は、代謝関連脂肪性肝炎(MASH)などの慢性肝疾患の主要な病理プロセスです。
線維化が進行すると、肝硬変や肝細胞癌へ進行するリスクが高まるとされています。
研究チームはRNAシーケンス解析により、肝線維化患者の肝内皮細胞と血管周囲肝星状細胞でROCK2が特異的に高発現していることを発見しました。
ROCK2阻害剤TDI01の開発と臨床データ

- 薬剤:高選択性ROCK2阻害剤TDI01
- 試験:初期臨床試験(第I/II相)
- 健康成人への投与:高い安全性を確認
- 肝線維化患者への投与:肝硬度の低下、コラーゲン沈着の減少、肝機能の改善
研究チームは、分子構造に基づく医薬品設計により、高度な選択性を持つROCK2阻害剤TDI01を開発しました。
肝線維化患者への投与では、肝硬度の低下、コラーゲン沈着の減少、肝機能の改善という組織学的効果が示されています。
重症の線維化や肝硬変(F4)の症例でも、組織改善の兆候が確認されました。
MCP1/CCL2 ELISAキットによるデータ収集
- キット:MCP1/CCL2 ELISAキット
- 測定対象:ケモカインCCL2の血中濃度
- 研究内の役割:データ収集に貢献
Cloud-CloneのMCP1/CCL2 ELISAキットは、『Cell』誌に掲載された研究でデータ収集に貢献しました。
このキットは、線維化と炎症のカギを握るケモカインCCL2の血中濃度を測定します。
ガレクチン-3の線維化促進作用と、TDI01による抗線維化作用を客観的・定量的に示す証拠として使われました。
ミニブタMASHモデルで示された線維化軽減効果

- モデル:ヒト病態を再現したミニブタMASHモデル
- 評価対象:TDI01の線維化軽減効果
研究では、ヒト病態を再現したミニブタMASHモデルにおけるTDI01の線維化軽減効果も示されています。
MASHなどの慢性肝疾患では、新規標的の発見と有効性・安全性を評価できる研究ツールが求められます。
前臨床・臨床研究ツールは、新薬の標的メカニズムや安全性、有効性を評価する場面で重要性が高まっている領域です。
Cloud-Cloneの研究ツール
- 製品ラインナップ:組換えタンパク質、抗体、ELISAキット、初代細胞、動物モデル
- 対応モデル:ヒト、マウス、ラットなど
- 認証:ISO9001、ISO13485、ISO14001
- 論文実績:Cloud-Cloneの研究ツールを用いた研究成果は42,000報以上のSCI論文として発表
Cloud-Cloneは、SPF級実験動物センターと独自開発のリソースライブラリを備えています。
ヒト、マウス、ラットなどの実験モデルに対応した研究ツールを開発中です。
組換えタンパク質、抗体、ELISAキット、初代細胞、動物モデルまで、基礎研究から前臨床試験までの研究を支える製品を展開しています。
ROCK2やCCL2に着目した測定の流れから、肝線維化研究で分子レベルの変化をどう数値化するかを捉えられます。
基礎研究から前臨床・臨床評価までを支える研究ツールの広がりも、薬剤候補の作用を検証する場面での選び方につながります。
Cloud-Clone「ELISAキット」の紹介でした。
よくある質問
Q. Cloud-CloneのELISAキットはどの研究に貢献しましたか?
A. 2026年4月に『Cell』へ掲載された、肝線維化の機序と新規標的治療薬に関する研究成果に貢献しました。
MCP1/CCL2 ELISAキットがデータ収集を支えています。
Q. 研究で注目された標的は何ですか?
A. 研究では、Rho関連コイルドコイルキナーゼ2(ROCK2)が注目されました。
肝線維化患者の肝内皮細胞と血管周囲肝星状細胞で特異的に高発現していることが発見されています。
Q. TDI01ではどのようなデータが示されましたか?
A. 初期臨床試験(第I/II相)で、健康成人への投与は高い安全性を確認しました。
肝線維化患者への投与では、肝硬度の低下、コラーゲン沈着の減少、肝機能の改善が示されています。









