リゾームは、全国の商業施設で加速する空床化やスタッフ不足の解決策として、Microsoft社のAzure OpenAI Serviceで生成AI(人工知能)を活用したクラウドサービス、商業施設リーシングAI「PROCOCO(プロココ)」に新たな機能を追加して、2025年3月4日(火)よりバージョンアップします。
リゾーム「PROCOCO(プロココ)」
リゾームは、全国の商業施設で加速する空床化やスタッフ不足の解決策として、Microsoft社のAzure OpenAI Serviceで生成AI(人工知能)を活用したクラウドサービス、商業施設リーシングAI「PROCOCO(プロココ)」に新たな機能を追加して、2025年3月4日(火)よりバージョンアップ。
これまでは同社が持つ独自のデータベースからショップ候補リストを生成していましたが、今回、商業デベロッパー企業様にてこれまで蓄積してきたショップ運営企業様との膨大な交渉履歴や名刺データ等を「PROCOCO」に連携し、誘致に相応しいと思われるショップ候補リストの生成を実現しました。
■商業施設リーシングAI「PROCOCO(プロココ)」の特徴
(1) SC GATEによる、同社独自の良質で豊富なファクトデータベースを活用。
(2) 生成AI技術を導入!ChatGPTの提案力でショップ候補リスト生成をアシスト。
(3) Microsoft社と連携、情報漏洩のないAzureの安心・安全な環境で構築。
(4) リーシング以外でも様々な部署で活用いただける「なんでも相談機能」の実装。
など
商業施設リーシングAI_PC画面イメージ
■商業施設リーシングAI「PROCOCO(プロココ)」について
商業施設リーシングAI「PROCOCO」は、2013年よりデータの蓄積を開始した、同社独自の全国商業施設のショップ出退店データベース(約6,200の商業施設・325業種別の24万ショップ)をもとに、生成AI技術を導入し、リーシング担当の要望に応じた様々な視点でショップ候補の提案を自動で生成。
このことにより、現場ではリーシングリスト作成時間が大幅に短縮し、リストの精査・検討、具体的な出店交渉活動への時間創出を実現します。
コロナ禍以降、全国の商業施設で加速する空床化の解決策として、「PROCOCO」をぜひ、ご活用いただきたいと考えています。
また、「PROCOCO」の生成AIを活用した「なんでも相談機能」を利用することにより、自施設の課題、コンセプトづくり等について、様々な視点で回答を得る事ができ、スタッフ不足に悩む商業デベロッパー企業様の経営改革と新たな可能性をサポートします。
商業施設リーシングAI「PROCOCO」では、年に複数回という非常に早いスパンでバージョンアップし、より効果的かつ効率的なリーシング業務のサポートを目指しています。
今回のバージョンアップでは、多くの商業デベロッパー企業様より要望いただいていた、各社が保有するデータを「PROCOCO」に連携し、過去のショップ候補様との交渉履歴など築き上げた資産の中から、現状の課題に沿ったショップ候補リスト生成を実現しました。
利用企業が保有するデータ資産を基にショップ候補を掘り起こし、さらにリゾーム独自のデータを加えることで、唯一無二のショップ候補リストを生成します。
●利用企業が保有するデータとの連携
・商業デベロッパー企業様にて、何年、何十年と蓄積したショップ候補様との交渉履歴という資産と生成AIを容易に連携。
・過去の出店希望条件・売上データをもとに、現状の空き区画情報を入力し、条件に合うと思われるショップ候補をリスト化。
・さらに、同社独自データと照合されたショップには、出退店履歴やSNSリンク、運営企業情報を付加して、よりリーシング業務に特化した唯一無二のショップ候補リストを生成。
●ショップ候補リストのCSVデータ化、スマートフォン対応など便利な機能を追加
・「PROCOCO」にて生成したショップ候補リストは、CSVデータとしてユーザー様のPCに保存可能。
CSVデータには、ショップ名の他に、運営企業名・住所・電話番号・問い合せURLまで記載されており、そのままアタックリストとして利用が可能。
・これまでPC・タブレット限定だったが、スマートフォンにも対応。
移動中の空き時間に手元でのショップ候補調査が可能。
・過去に500坪以上の出店実績があるショップをデータベース化。
大型区画に出店できるショップを検索可能。
●路面店(飲食)のデータ拡充
・2024年10月に登録した約8万ブランドの路面店(飲食)データに加え、毎月約3,000件の新規開業店情報を追加。
既存店に関しても、移転・閉店・HP変更といった内容を毎月メンテナンス中。
・飲食以外の物販・サービス等の路面店データ追加を調査・調整中。