最先端技術を駆使したPENTAX計測機器の製造・販売を行うTIアサヒ。
TIアサヒより2017年9月に登場したGNSS受信機G6シリーズの後継機種として、新たに傾斜補正機能を追加した「G7シリーズ」が、2022年9月1日より発売されます。
TIアサヒ GNSS受信機「G7シリーズ」
価格:オープンプライス
TIアサヒより、新機能、傾斜補正機能を搭載したGNSS受信機「G7シリーズ」が登場!
G7を設置したポールの傾斜が30°以内であれば、センサーが感知し、リアルタイムに座標を補正します。
建物や樹木の近くなど、ポールを傾けることにより、計測がしやすくなりました。
また、コントローラーの画面に表示される電子気泡管により、傾きを確認できます。
杭等の高さによりポールの気泡管が見えにくい時に便利です。
衛星配置
555チャンネル実装、【GPS】【GLONASS】【QZSS】の信号を受信できる最新鋭の受信ボードを搭載しています。
そのため、多くの衛星を受信し、高精度の素早い観測が可能になりました。
RTK観測の平均再捕捉時間は、約10秒
RTK観測の平均再捕捉時間は、約10秒と短時間です。
また、前回の設定を記憶し、自動的に観測を開始します。
ケーブルレスでネットワークRTK観測が可能です。
ネットワーク上の基準点または仮想基準点のデータは、 内蔵のセルラーモデムにSIMカードを挿入し、 携帯回線に接続して、配信サーバーから取得できます。
Wi-Fiルータの使用や、テザリングをする必要はありません。
その他の特長
・マグネシウム合金を採用、堅牢かつ1.25kgの小型軽量を実現。持ち運びの負担が軽減ながら、耐衝撃性も高い仕様です。
・Li-Ionバッテリーにより、約10時間の連続使用が可能。ホットスワップ対応で観測中でもバッテリーの交換が可能。
・防塵防水は、IP67です。多少の雨でも安心して作業ができます。
・遠くからでも確認しやすいインジケータと音声ガイダンス付き。
・最高、32GBの大容量データ保存が可能(4GBのSDカードが付属)。
コントローラーとソフトウェア
コントローラーは、パナソニック製TZ-1Bを採用しています。
コントローラー用ソフトウェアは、【RTK観測】【スタティック観測】が用意されています。