記事ポイント
- 「菜菜Live」は売り場を10分おきに自動撮影しWeb公開するシステムです
- 秋田大学との共同研究で被験者の71.1%が高い関心を示しました
- 道の駅での実証実験で月間12,500PVを記録しています
ビッツは、リアルタイム売場画像配信システム「菜菜Live(ナナライブ)」の検証結果を発表しました。
千葉県東金市の「道の駅 みのりの郷東金」での6か月間の実証実験、秋田大学との共同研究、アクセス解析、消費者・生産者への200件超のアンケートとヒアリングを総合的に検証した結果です。
消費者の関心喚起、店舗への信頼感の醸成、生産者の売れ行き確認や追加出荷判断の支援に寄与することがわかりました。
ビッツ「菜菜Live」

道の駅や農産物直売所では、当日の朝採れ野菜や果物、売り場のにぎわい、時間帯による品揃えの変化が来店動機に直結します。
あらかじめ整えられた広告写真や紹介文だけでは、今どんな品揃えか、混雑しているかといった来店直前の判断材料は伝えきれません。
売り場の様子を発信するには撮影とSNS・Webサイトへの投稿を多忙なスタッフに頼っているのが実状で、営業時間中の継続発信は簡単ではありません。
生産者にとっても、朝出荷した商品を離れた場所から確認する手段は限られています。
菜菜Liveの仕組み
- 撮影間隔:10分おき
- 撮影方式:4K高解像度カメラによる自動撮影
- 利用方法:スマホやパソコンから最新の売り場を確認
- 配信時間:営業時間中(9:00~18:00)
利用者は拡大して棚や商品を見て回れるほか、過去画像もさかのぼって確認でき、売れ行き、混雑状況、時間による変化も把握できます。
店内のお客様には自動でモザイク処理し、プライバシーに配慮しつつ、売り場の様子を継続発信できるうえ、現場の負担も増やしません。
秋田大学との共同研究
秋田大学との共同研究では、55人の被験者を対象に、リアルタイムに表示される「菜菜Live」の画像と、あらかじめ作成された一般的な広告画像の閲覧比較実験を実施しました。
閲覧中の顔面皮膚温度、視線動向、閲覧後アンケートなどを用いて関心度を分析しました。
顔面温度変化に明確な差が見られた被験者のうち71.1%が「菜菜Live」の方に高い関心を示す結果となりました。
閲覧後アンケートで広告画像の方が良いと回答した被験者のうち、実際の顔面温度変化では広告に関心を示した被験者は16.7%にとどまり、40%は広告画像閲覧時よりも菜菜Live閲覧時に高い反応を示しました。
主観的な評価と生理的な反応を組み合わせて分析することで、言語化された回答だけではとらえきれない興味・関心の度合いを可視化できたことを示しています。
この結果は、菜菜Liveが単なるライブカメラではなく、消費者が売り場を能動的に確認し、商品を探し、発見する体験を生み出す「リアルタイム・プロモーション」として機能する可能性を示すものです。
現地調査とアクセス解析の結果
現地調査では、消費者から「行く前に売り場を見られて楽しい」「様子が分かるので安心できる」「こういう取り組みを行っていること自体がお店を信頼できる」といった声が寄せられました。
生産者からは「朝出荷した野菜がどんどん売れる様子が励みになる」「農作業の合間に売れ行きが確認できる」「午後の追加出荷の判断に役立つ」といった意見もありました。
- 平均月間PV:12,500PV
- エンゲージメント率:75%
- 平均閲覧時間:3分20秒
- 広告換算価値試算:月額10万円~40万円程度
紹介動画
菜菜Liveは、道の駅や直売所の売り場を継続的に届け、消費者の来店判断と生産者の出荷判断の両方を支える取り組みです。
ビッツ「菜菜Live」の紹介でした。
よくある質問
菜菜Liveはどこで見られますか?
スマホやパソコンからWebで最新の売り場画像を確認できます。
過去画像もさかのぼって見ることができます。
店内のお客様の姿は映りますか?
店内のお客様には自動でモザイク処理が施され、プライバシーに配慮した形で売り場の様子が配信されます。
配信はいつ見られますか?
営業時間中の9:00から18:00まで配信されており、10分おきに更新される最新画像を確認できます。
菜菜Liveはどのような研究で効果が確認されましたか?
秋田大学との共同研究や、道の駅 みのりの郷東金での実証実験、アクセス解析、現地調査を通じて、消費者の関心喚起や信頼感醸成、生産者の出荷判断支援への寄与が確認されました。







