2026年7月14日! コンピューテックス「ツール・カスタマイゼーション・サービス」

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記事ポイント

  • 現行ツール未対応のデバイス書き込みやデバッグ要求に個別カスタマイズで対応
  • 「FP-40」と「PALMiCE4」を対象にセキュリティや連携機能も追加可能
  • 価格は30万円(税別)からで要望内容に応じて個別に見積もりを提示

 

コンピューテックスは、同社製フラッシュプログラマおよびJTAGエミュレータを対象とした「ツール・カスタマイゼーション・サービス」を開始しました。

現行ツールでは対応が難しい書き込み・デバッグ要求に対し、開発環境や量産工程に合わせた個別カスタマイズを提供します。

 

コンピューテックス「ツール・カスタマイゼーション・サービス」

 

PALMiCE4とFP-40のカスタマイズサービスイメージ

 

  • 開始日:2026年7月14日
  • 価格:30万円(税別)から(要望内容に応じて個別見積もり)
  • 対象製品:フラッシュプログラマ「FP-40」、JTAGエミュレータ「PALMiCE4」

 

コンピューテックスは組込みシステム向け開発ツールの専業メーカーで、JTAGエミュレータやフラッシュプログラマを自社開発・販売しています。

今回のサービスは、現場で標準機能では補えない個別要求に対し、同社が長年培ってきた書き込み技術・デバッグ技術を活用して最適なカスタマイズを提供するものです。

 

サービスの背景と対応できる課題

 

組込み機器の開発・量産現場では、ツールの標準機能では対応できない要求が数多くあります。

具体的には、サポート対象外デバイスへの対応、製品個体ごとに異なる情報のフラッシュ書き込み、生産設備やWindowsアプリケーションとの連携、デバッグ認証などセキュリティ機能への対応、複数デバイスへの同時フラッシュ書き込みといった要求が挙げられます。

こうした要求を現場側の工夫で補うケースでは、開発・生産効率の低下や作業ミスが生じ、全体のスケジュールに影響することがあります。

同社はカスタマイズによってこれらの課題を解消し、現場の効率化を実現するアプローチを提案します。

 

フラッシュプログラマ「FP-40」のカスタム対応

 

「FP-40」は「ワンプッシュで確実に書き込む」をコンセプトに開発されたフラッシュプログラマです。

量産ラインでの高速書き込みやスタンドアロン操作に加え、フィールドメンテナンスでの書き込みや検査工程への組込みにも対応し、製造現場の効率化とヒューマンエラー低減に対応しています。

  • デバイス書き込み対応:サポート対象外デバイスへの対応、SPIフラッシュなどの外部メモリ書き込み、UART/LIN/ICP/C2などさまざまなインターフェース対応
  • PCシステムとの連携:Windowsソフトウェアからの書き込み制御、自動書き込みシステムの構築
  • 特殊書き込み対応:指定領域の書き込み除外や分割書き込み、個体ごとの設定データ書き込み、内蔵フラッシュと外部フラッシュの一括書き込み
  • セキュリティ対応:セキュアな書き込み対応、デバッグ認証への対応

標準構成では扱えないインターフェースや個体識別データの書き込みにも対応できるため、セキュリティ機能搭載製品の量産工程や自動化ラインへの組込みで「FP-40」を活用する選択肢が広がります。

 

JTAGエミュレータ「PALMiCE4」のカスタム対応

 

「PALMiCE4」はArm社の各種コアに対応したデバッガです。

基本的なデバッグ機能に加え、組込みLinuxやRTOSシステムのデバッグにも対応します。

ハイエンドマルチコアSoCに多くの実績があり、複数コアの同期制御や独立デバッグ、コアの可視化機能により、従来では解析が困難だった複雑な不具合の原因究明を支援します。

  • 未対応デバイスのデバッグ機能対応:開発スケジュールに合わせた短納期対応、特殊な初期化シーケンスや独自仕様を持つデバイスへの対応
  • 外部フラッシュ書き込み:SPIフラッシュ等の外部メモリへの書き込み機能追加
  • セキュリティ対応:デバッグ認証手順を組み込んだデバッグ環境の構築、ベンダー独自セキュリティ機構への対応

特殊な初期化シーケンスを持つデバイスや独自セキュリティ機構が組み込まれた環境でも、カスタマイズによってデバッグ環境を構築できます。

 

想定用途

 

  • 新規デバイス採用時の量産環境構築
  • セキュリティ機能搭載製品の開発支援
  • 生産ラインの自動化・効率化
  • 保守・解析用途の特殊デバッグ環境構築

組込み機器の開発から量産・保守まで、標準ツールでは補えない工程ごとの要求にカスタマイズを適用することで、作業ミスの低減と工程の効率化が図れます。

 

同社の書き込み技術・デバッグ技術を活用した個別対応により、サポート対象外デバイスや独自セキュリティ機構を持つ環境でも「FP-40」と「PALMiCE4」を開発・量産工程に組み込めます。

「ツール・カスタマイゼーション・サービス」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 価格はどのくらいかかりますか?

 

A. 30万円(税別)からで、要望内容に応じて個別に見積もりを提示します。

 

Q. カスタマイズの対象製品はどれですか?

 

A. フラッシュプログラマ「FP-40」とJTAGエミュレータ「PALMiCE4」が対象です。

書き込み・デバッグ・生産工程に関わる機能のカスタマイズを提供します。

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