記事ポイント
- 酢酸菌ライフが酷暑と「免疫バテ」をテーマに「お酢の新常識」セミナーを開催
- 石原新菜先生と前橋健二先生が「にごり酢」と酸味の役割を食文化と科学から解説
- キユーピー醸造がトマトや加熱前に使う「お酢」の3分テクニックを紹介
酢酸菌ライフが、メディア向けセミナー「なぜ?夏はさっぱりが食べたくなる!?酷暑時代を乗り切る、お酢の新常識 ~お酢のプロ直伝!3分でできるテクニック~」を開催しました。
セミナーでは、酷暑が日常化する現代の「夏バテ」を再定義し、見落とされがちな「免疫バテ」のリスクと対策を解説しています。
キユーピー醸造からは、日常の食卓に「お酢」や「にごり酢」を取り入れる実践的なテクニックが紹介されました。
酢酸菌ライフ「お酢の新常識」

- セミナー名:「なぜ?夏はさっぱりが食べたくなる!?酷暑時代を乗り切る、お酢の新常識 ~お酢のプロ直伝!3分でできるテクニック~」
- 日時:2026年6月23日(火)13:00~14:30
- 主催:酢酸菌ライフ
- 登壇者:石原 新菜 先生、前橋 健二 先生、加藤 有紀子 さん、五島 敏之 さん
酢酸菌ライフは、にごり酢やKombucha(コンブチャ)に含まれる「酢酸菌(さくさんきん)」の健康作用に注目した情報発信を行っています。
本セミナーでは、疲労、食欲低下、免疫バテを酷暑時代の「夏バテ」として整理しています。
食文化と科学の視点から「夏に酸味」を欲する身体のサインを紐解き、お酢とにごり酢を食卓に取り入れる方法まで紹介されました。
酷暑が招く「免疫バテ」と「にごり酢」

石原新菜先生は、体温調節によるエネルギー枯渇や自律神経の乱れに加え、暑さが身体の免疫機能にも深刻なダメージを与えると説明しました。
皮膚表面温度が上がると、ウイルス侵入を防ぐ免疫抗体(S-IgA)が低下します。
さらに、熱を逃がすために血液が皮膚に集まることで、免疫細胞の約7割が集まる腸への血流が減少し、全身の免疫が一気に落ちるとされています。
石原先生は、お酢の酢酸が疲労を回復し、酸味が食欲を増進させることに触れました。
にごり酢に残っている「酢酸菌」は、腸の免疫スイッチを押し、免疫抗体を増やすと紹介されています。
菌食の知恵として見る「酢酸菌にごり酢」

東京農業大学の前橋健二教授は、発酵食品の香味特性や味覚研究の視点から、酸味の役割を紐解きました。
夏になると酸っぱいものが食べたくなることは、単なる好みではなく、体が回復を求めて発しているサインだと説明しています。
調味料はもともと「薬」として発展してきたことにも触れ、江戸時代の健康書に酢が体を温め、食欲を増進し、消化を助けると記されていることを紹介しました。
前橋教授は、家庭での食酢消費量がピーク時の約半減まで落ち込んでいる状況にも言及しています。
日本には味噌・納豆・甘酒など、菌を活かした「菌食」の文化があり、にごり酢はその原点に立ち返るお酢として語られました。
キユーピー醸造が紹介した3分テクニック

キユーピー醸造の加藤有紀子さんは、お酢のプロフェッショナルならではの実践的なテクニックを紹介しました。
20代・30代を中心とした若年層の「お酢離れ」が進んでいることがデータで示され、全体平均83.2%のお酢保有率に対し、20代は76.5%にとどまることが明らかになりました。
お酢が好きと回答した人の約6割が、使い方に悩んでいるという声も紹介されています。
夏野菜の中でも特にお酢との相性が良いものとして、トマトが挙げられました。
トマトの煮込み料理やスープにお酢を少し足すことで、トマトのフレッシュ感が上がり、甘味・旨味と酸味のバランスが整うと説明されています。
お酢を入れるタイミングは、加熱前・早めがすすめられました。
お酢を入れて加熱すると、食材の糖分やタンパク質などの成分とお酢がくっつき、酸味がまろやかに落ち着いてコクが増すとされています。
約200種類の香味成分を含む「にごり酢」

加藤さんは、お酢を気軽に楽しめる「にごり酢」の魅力も解説しました。
にごり酢には約200種類の香味成分が含まれており、酸味がまろやかで旨味やコクがあります。
たくさん煮込んだような複雑な味わいを手軽に出せるため、味が決まりやすいことも特徴として紹介されました。
調理の手間を省きたい酷暑の時期に、普段の料理へ少し加える使い方が示されています。
日本橋高島屋で行われた「にごり酢」特別催事

- 催事名:「全国の蔵元が守り継ぐ 酢酸菌にごり酢で『酷暑を乗り切る』」
- 期間:6月3日~6月30日
- 内容:にごり酢のフェア、マリアージュ企画、にごり酢のボトル販売
セミナーの最後には、日本橋高島屋の五島敏之さんが特別ゲストとして登壇しました。
催事では、にごり酢の特徴であるうま味とコクを活かした、各ブランドによる創意工夫の商品が多数展開されています。
にごり酢との組み合わせを楽しむマリアージュ企画も行われ、食卓での取り入れ方を惣菜やボトルを通じて考えられます。
にごり酢を使った限定惣菜の試食ラインナップ

- 菊乃井:「5種の海藻ときくらげ・椎茸の酢の物」
- 古市庵:「にごり酢仕立てのしめさば握り」
- RF1:「足りないカラダに緑の30品目サラダ~にごり酢使用・大根のおろしポン酢ソース~」
- メルヘン:「にごり酢入りカラフル野菜のサンド」
- 銀座アスター:「鶏肉と彩り野菜の甘酢ソース」
会場では、にごり酢を使用した限定惣菜5品の試食も行われました。
酢の物、握り、サラダ、サンド、甘酢ソースまで、にごり酢のうま味とまろやかな酸味を異なる料理で味わえるラインナップです。
海藻やきくらげ、椎茸、しめさば、緑の30品目、カラフル野菜、鶏肉と彩り野菜など、素材に合わせた使い方が並びます。
酷暑時の食欲低下や免疫バテを、酸味や酢酸菌の働きから見直すきっかけになります。
トマト料理に加熱前から少量加える方法や、にごり酢を普段の料理へ足す使い方など、夏の食卓に取り入れる場面も具体的に示されています。
酢酸菌ライフ「お酢の新常識」の紹介でした。
よくある質問
Q. 酢酸菌ライフ「お酢の新常識」はどのようなセミナーですか?
A. 酢酸菌ライフが開催したメディア向けセミナーです。
酷暑時代の「夏バテ」を疲労、食欲低下、免疫バテの視点から整理し、お酢やにごり酢を日常の食卓に取り入れる方法を紹介しました。
Q. セミナーでは「にごり酢」について何が紹介されましたか?
A. にごり酢に残っている「酢酸菌」や、約200種類の香味成分、まろやかな酸味、旨味、コクが紹介されました。
料理に加えることで、複雑な味わいを手軽に出せることも説明されています。
Q. キユーピー醸造が紹介したお酢の使い方は何ですか?
A. 夏野菜ではトマトとの相性が良いこと、お酢を加熱前・早めに入れると酸味がまろやかに落ち着き、コクが増えて全体の味がまとまることが紹介されました。