記事ポイント
- CODE BLUE実行委員会「CODE BLUE 2026」は、講演公募640件超から27本の講演を採択しました。
- LINEのワーム化可能なRCEなど身近な脅威も採択講演で扱われます。
- 対面開催のカンファレンスは日英同時通訳付きで実施されます。
CODE BLUE実行委員会は、サイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2026」の講演公募(CFP)で採択された27本の講演を発表しました。
今年のCFPには国内外から640件以上の応募が寄せられ、過去最高の件数を記録しました。
採択講演では、AIエージェントやGPUデータセンターへの攻撃など、AI時代の新しいセキュリティ課題が幅広く扱われます。
CODE BLUE実行委員会「CODE BLUE 2026」

- 講演公募(CFP)応募件数:640件以上
- 採択講演数:27本
- トレーニング開催期間:2026年11月11日(水)~11月15日(日)
- トレーニング会場:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター
- カンファレンス開催期間:2026年11月17日(火)~11月18日(水)
- カンファレンス会場:ベルサール高田馬場
- 言語:日英の同時通訳付き(一部講演を除く)
- 形式:対面形式開催
- カンファレンスチケット(通常):98,000円(税込)、6月1日(月)~11月10日(火)
- ビジターチケット(通常):28,000円(税込)、6月1日(月)~11月10日(火)
- 主催:CODE BLUE実行委員会
- 運営:CODE BLUE事務局(ゼスロク)
「CODE BLUE 2026」は、CODE BLUE実行委員会が主催するサイバーセキュリティの国際会議で、国内外の研究者やセキュリティ専門家が最新の攻撃手法や防御技術を発表する場です。
講演公募(CFP)には過去最高水準の応募が寄せられ、採択された講演群では、AIエージェントやGPUデータセンターといった新しいアタックサーフェスへの攻撃・防御研究が中心テーマとして扱われています。
基調講演とタイムテーブルは、準備が整い次第発表される予定です。
AIエコシステムを中心に据えたプログラムの特徴
- AIエコシステムのセキュリティ:AIインフラ拡大に伴うGPUデータセンターの課題、AIエージェント仕様に起因する攻撃リスク、スマートフォン搭載AI専用プロセッサーの物理レイヤーの脆弱性を扱う
- インフラとコンシューマーデバイスの境界:「LINE」やFirefoxなど身近なプロダクトの脆弱性を技術的観点から解説
- 国家支援型脅威(APT)とサイバー諜報活動の分析:東アジアの脅威アクターやイランの市民活動に関わるサイバー作戦の事例を紹介
技術とガバナンス・国際法の交点:Starlinkなどメガコンステレーション運用に伴う国際的なガバナンスの課題を議論
「CODE BLUE 2026」のプログラムは、AIの急速な普及によって生まれた新たな攻撃対象領域を軸に構成されています。
身近なメッセージングサービスやブラウザーの脆弱性、国家が関与する脅威の分析、宇宙空間のサイバーガバナンスまで、技術とガバナンスの両面からセキュリティ課題が扱われます。
採択された27本の講演ラインナップ
- テクニカル(9本):「In Origin We Trust:特権サイドからChromiumを攻略する」(オレンジ・ツァイ)、「AI vs. AI:AIを用いたGoogle PixelのAIコプロセッサーにおける特権昇格バグの研究」(ユーポー・カン)ほか
- ジェネラル(6本):「AI時代におけるインシデント対応の品質保証」(朝長秀誠/矢野雄紀)、「敵対的AIの進化:脅威インテリジェンス最前線からの物語」(ダニエル・カペルマン・ザフラ)ほか
- 法と政策(2本):「ソルト・タイフーンの影:日本と隣り合う攻撃拠点」(クリストファー・ブラッシア)ほか
- Bluebox(6本):「Antigent:自律型AI攻撃者に対抗する自律型カウンター・エージェント」(豊田宏明)ほか
サイバー犯罪対策(2本):「『反乱都市』からの報告:イランのAPTグループはいかにして自国民を監視するのか」(エリアド・キムヒ)ほか
ユース枠(2本):「Out of LINE:LINEクライアントにおける二次元バーコードからワーム化可能なRCEへの道」(Flydragon)ほか
ユース枠で採択された講演では、日本国内で広く使われている「LINE」の二次元バーコード機能を起点に、ワーム化可能なリモートコード実行(RCE)へ至る経路が扱われます。
テクニカル分野の1本は、Pwn2Own Berlin 2026にて2万ドルを獲得した研究を基にしており、AIコーディングエージェントがすでに攻撃者のコードを実行しうる状態を扱う内容です。
トレーニングとカンファレンスの開催概要
カンファレンスは対面形式で開催され、講演は日英の同時通訳付きで進行します(一部講演を除く)。
チケットは、全エリア入場とネットワーキングパーティ参加、アーカイブ動画の先行配信が可能なカンファレンスチケットと、入場エリアに制限のあるビジターチケットの2種類が用意されています。
AI時代の新たな攻撃対象領域から国家支援型脅威まで、27本の講演で最前線の知見に触れられます。
対面形式のカンファレンスでは同時通訳を通じて国内外の研究者の発表を直接聞くことができます!
ネットワーキングパーティやアーカイブ動画配信を含むチケットを選べば、講演後も学びを深められます。
CODE BLUE実行委員会「CODE BLUE 2026」の紹介でした。
よくある質問
「CODE BLUE 2026」はいつどこで開催されますか?
トレーニングは2026年11月11日から15日まで、カンファレンスは2026年11月17日から18日まで開催されます。
カンファレンスの会場はベルサール高田馬場です。
採択された27本の講演にはどのようなテーマがありますか?
AIエージェントやGPUデータセンターを狙う攻撃、LINEのワーム化可能なRCE、宇宙空間のサイバーガバナンスなど、AI時代の新しい脅威から国家支援型脅威まで幅広いテーマの講演が採択されています。
講演公募(CFP)にはどれくらいの応募がありましたか?
国内外から640件以上の応募があり、過去最高の件数となりました。
参加チケットの種類には何がありますか?
全エリア入場とネットワーキングパーティ参加、アーカイブ動画の先行配信が可能なカンファレンスチケットと、入場エリアに制限のあるビジターチケットの2種類があります。
基調講演のタイムテーブルはいつ分かりますか?
基調講演とタイムテーブルは、準備が整い次第発表される予定です。







