記事ポイント
- カールツァイス「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、スキャン時間を最大75%短縮するX線CT装置です
- 管電圧320kV・最小焦点サイズ7μmの組み合わせで高密度部品も高精度に測定できます
- JASIS 2026やQEC Osakaで実機のデモンストレーションが予定されています
カールツァイスは、X線CT装置「ZEISS METROTOM 800 320 kV」の日本での本格的なプロモーションを2026年9月1日より段階的に開始しました。
同システムは、高密度材料で作られた複雑な部品の測定速度と精度を向上させる最先端のCTシステムです。
迅速な測定と優れた精度により、品質管理オペレーションの効率向上とコスト削減が期待されています。
カールツァイス「ZEISS METROTOM 800 320 kV」

- 管電圧・出力:320 kV、500 W
- 最小焦点サイズ:7 μm
- 準拠規格:VDI/VDE 2630 1.3規格、JIS B 7440-11規格
- 検査対応サイズ:高さ470mm・直径500mm・重量50kgまでの部品
- 日本プロモーション開始日:2026年9月1日
- JASIS 2026出展期間・会場:2026年9月2日~4日、幕張メッセ国際展示場
- Quality Excellence Cente:2027年1月
- 高密度の複雑な部品の高解像度スキャン
- 厳格な検査・測定要件を満たす高速スキャン
- 多用途向けCTとして難易度の高いスキャンでも柔軟性・生産性を向上
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、高密度材料で作られた複雑な部品の測定速度と精度を向上させる最先端のX線CT装置です。
カールツァイスは、この装置の日本市場での本格的なプロモーションを段階的に開始しています。
同システムは、迅速な測定と優れた精度により、品質管理オペレーションの効率を高め、コスト削減につなげる装置として案内されています。
特に医療技術、電子機器、航空宇宙、電動モビリティの各分野での活用が見込まれています。
スキャン時間短縮と生産性向上
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、強力なX線源と高度なシステム設計を組み合わせ、他のMETROTOMシステムと比較してスキャン時間を最大75%短縮します。
X線管はクールダウンを挟まずに運転を継続できる設計となっており、処理量の増加とダウンタイムの最小化を両立させています。
高精度な測定と多様な用途への対応
- 複雑な電子組立品の信頼性の高い品質管理
- コバルトクロムまたはチタン製の医療用インプラントの正確な測定
- インコネルなど金属部品の積層造形の分析
- バッテリースタックやステータなど電動モビリティの重要部品の検査
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、高い管電圧と最小レベルの焦点サイズの組み合わせにより、優れた画像品質と信頼できる測定精度を実現しています。
厳格な測定規格に準拠した品質保証が可能で、医療技術、電子機器、航空宇宙、電動モビリティの各分野で競争優位性をもたらします。
検査対象は上限内のサイズと重量に最適化されており、電子組立品や医療用インプラント、金属積層造形部品、電動モビリティの重要部品など幅広い用途で活用されています。
ソフトウェアによる操作性とJASIS 2026出展
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、専用ソフトウェア「ZEISS INSPECT X-Ray」でデータ取得・評価・分析を1つのアプリケーションに統合しており、導入プロセスの簡素化と必要なトレーニングの削減を実現しています。
AIを用いた「ZEISS Automated Defect Detection(ZADD)」モジュールは、重要な欠陥を自動検出し、オペレーターの負担を軽減します。
カールツァイス工業用測定機器部門は、幕張メッセ国際展示場で開催されている“JASIS 2026”に出展し、ブースで同装置に適したアプリケーションやソリューションを紹介しています。
正式オープン予定の「Quality Excellence Center Osaka」でも実機の導入とデモンストレーションが予定されています。
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」は、高密度部品の検査工程を短時間化し、品質管理の現場での判断材料を素早く得る手段になります。
JASIS 2026のブースでは、実際のアプリケーション事例に触れながら自社の検査工程への適用イメージを描けます。
Quality Excellence Center Osakaの開設後は、実機によるデモンストレーションを通じて導入検討を具体化できます。
カールツァイス「ZEISS METROTOM 800 320 kV」の紹介でした。
よくある質問
「ZEISS METROTOM 800 320 kV」はどのような装置ですか?
高密度材料で作られた複雑な部品の測定速度と精度を向上させるX線CTシステムです。
管電圧320kV・出力500W、最小焦点サイズ7μmの組み合わせで、優れた画像品質と信頼できる測定精度を実現しています。
どのような部品の検査に対応していますか?
高さ470mm、直径500mm、重量50kgまでの部品の検査に最適です。
電子組立品、医療用インプラント、金属積層造形部品、電動モビリティの重要部品など幅広い用途に対応しています。
スキャン時間はどの程度短縮されますか?
強力な320kVのX線源と高度なシステム設計により、他のMETROTOMシステムと比較してスキャン時間を最大75%短縮します。
X線管はクールダウンなく運転を継続でき、処理量の増加とダウンタイムの最小化を両立しています。
日本国内ではいつから展開されていますか?
カールツァイスは、2026年9月1日より日本での本格的なプロモーションを段階的に開始しています。
幕張メッセ国際展示場で開催されている“JASIS 2026”にも出展しています。
今後どこで実機を確認できますか?
2027年1月に正式オープン予定の「Quality Excellence Center Osaka」で実機が導入される予定です。
同所でのデモンストレーションやイベントでの紹介も予定されています。







