記事ポイント
- グリーン「愛媛特化型AI」に里いもとイチゴを追加
- かんきつで平均収量1.3倍を達成したノウハウを横展開
- 2028年までに愛媛県内1,100ユーザー導入を目指す
グリーンが、愛媛県の事業支援プログラム「トライアングルエヒメ2.0」で令和8年度の継続採択プロジェクトに選定されたことを発表しました。
2025年度にかんきつで構築した「愛媛特化型AI」に、愛媛県の主要品目である「里いも」と「イチゴ」の知見を追加してAIを強化します。
3か年で1,100ユーザーへの導入を目指し、愛媛県の農業DXと産地保護につなげます。
グリーン「愛媛特化型AI」

- 発表日:2026年7月2日 10:00
- プロジェクト:「トライアングルエヒメ2.0」令和8年度 継続採択プロジェクト
- 追加品目:「里いも」「イチゴ」
- 目標:2028年までに県内1,100ユーザーへの導入
- 2025年度実績:かんきつで平均収量1.3倍
「愛媛特化型AI」は、栽培の判断に使えるデータの分析結果を提供し、愛媛県の品目に合わせた栽培ノウハウを学習する農業AIです。
今回のプロジェクトでは、かんきつで構築したノウハウを「里いも」と「イチゴ」へ横展開し、愛媛県の農業DXを推進します。
イチゴハウスでは、高設栽培ベッドに並ぶイチゴを対象に、実証フィールドでの栽培ノウハウをAIに学習させます。
里いもとイチゴの実証フィールドを構築

- 技術パートナー:JAえひめ中央、株式会社中温など
- 対象作物:「里いも」「イチゴ」
- 実証内容:各作物の栽培ノウハウを愛媛特化型AIに学習
技術検証では、JAえひめ中央や中温などを技術パートナーに迎え、里いもやイチゴの実証フィールドを構築します。
作業場で選別される収穫後の里いもは、AI学習の対象となる作物が収穫後の加工や選別工程にもつながることを示しています。
「里いも」と「イチゴ」の知見が加わることで、かんきつで得た分析結果を愛媛県の主要品目へ広げる取り組みになります。
水ポテンシャルを使った潅水管理の技術検証
- センサーパートナー:株式会社デンソー
- 開発パートナー:東京エレクトロン デバイス株式会社
- 検証対象:メンテナンスフリーで水ポテンシャルが計測できるセンサー
- 水ポテンシャル:植物の根が土から水を吸い上げるために必要な力を示す指標
新たなセンサーパートナーであるデンソーや、開発パートナーである東京エレクトロン デバイスと連携し、より直感的な潅水管理に向けた技術検証を進めます。
水ポテンシャルは、土質に左右されずに「植物にとって水が吸いやすい状態か」を正確に把握できるため、高度な潅水管理に役立ちます。
メンテナンスフリーで水ポテンシャルを計測できるセンサーの導入に向けて、栽培判断に使えるデータの幅を広げます。
県内への普及を支えるパートナー連携
- 継続連携:株式会社地域法人無茶々園
- 連携企業:伊予農産株式会社
- 新規参加:第一讃陽ビニール株式会社
- 関連パートナー:JAえひめ中央、株式会社中温、株式会社デンソー、東京エレクトロン デバイス株式会社
農業DXの普及に向けた活動には、昨年度から継続して連携する地域法人無茶々園に加え、伊予農産も参加しています。
新たに地域に根ざした農業資材を取り扱う第一讃陽ビニールも加わり、販路を拡大して県内への普及をさらに加速させます。
グリーンは、地域の生産者や農業を支える多様なパートナーとエコシステムを築き、地域農業の持続的な発展に寄与します。
かんきつで成果を出した「愛媛特化型AI」が、「里いも」と「イチゴ」へ対象を広げます。
栽培判断に使えるデータと実証フィールドの知見が、愛媛県の農業DXを支えます。
「愛媛特化型AI」の紹介でした。
よくある質問
Q. グリーンは何に継続採択されましたか?
A. 愛媛県が推進する事業支援プログラム「トライアングルエヒメ2.0」で、令和8年度の継続採択プロジェクトとして選定されました。
Q. 「愛媛特化型AI」には何が追加されますか?
A. 2025年度にかんきつで構築したノウハウを横展開し、愛媛県の主要品目である「里いも」と「イチゴ」の知見を追加します。
Q. 水ポテンシャルは何を示す指標ですか?
A. 水ポテンシャルは、植物の根が土から水を吸い上げるために必要な力を示す指標で、植物にとって水が吸いやすい状態かを把握できます。