地域金融機関初の出資で動き出す瀬戸内REIT! 「ふるさとパートナーズ」

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記事ポイント

  • 地域金融機関初、中国銀行がふるさとパートナーズへ資本参画
  • 2029年夏REIT運用開始・5年後2,000億円規模を目標
  • 中国・瀬戸内エリアのホテル旅館へバリューアップ投資

 

NBIホールディングス、PROSPER、中国銀行は、REIT組成に向けた資産運用会社「ふるさとパートナーズ」への中国銀行による出資が完了したことを発表しました。

地域金融機関として初めての参画となる今回の出資を通じ、3社は2029年のREIT運用開始を共同で目指します。

地域内外の資金を地元の観光産業へ循環させるこの仕組みは、ホテル・旅館へのバリューアップ投資を軸に、中国・瀬戸内エリアの長期的な経済発展を支えるものです。

 

「ふるさとパートナーズ」

 

REITスキーム図

 

  • 運用開始予定: 2029年夏
  • 運用開始時の想定資産規模: 500億円
  • 5年後の目標資産規模: 2,000億円規模
  • 追加出資予定: 2026年夏をめどに複数の地域金融機関から受け入れ予定
  • 確保済みパイプライン: NBIホールディングスが約400億円超の旅館・ホテル等を確保

「ふるさとパートナーズ」は、地方の観光活性化をコンセプトとしたREITを組成し、全国の地域金融機関と協働してきた資産運用会社です。

NBIホールディングスとPROSPERが発起人となって推進してきたプロジェクトで、今回の中国銀行による資本参画をもって、地域金融機関との協働体制が本格的に動き出しました。

REITとは不動産投資信託のことで、投資家から集めた資金を不動産に投資し、その収益を分配する金融商品です。

「ふるさとパートナーズ」は各地域金融機関から出資を受け入れ、各行が自らのエリアで地域活性化や地方創生を「ふるさとパートナーズ」と共に実現していく仕組みを構築しています。

2026年夏をめどに、中国銀行のほかにも複数の地域金融機関からの出資を受ける予定です。

段階的に協働する地域金融機関の数を増やしながら、全国各地での地方創生の取り組みを拡大していく計画となっています。

 

中国銀行の資本参画と中国・瀬戸内エリアのポテンシャル

 

中国銀行の資本参画は、同行の営業エリアに所在する物件を中心とした、ホテル・旅館等へのバリューアップ投資を推進することを目的としています。

中国銀行は岡山県内で40%超の貸出シェアを持つ地域金融機関として、長年にわたり不動産ファイナンスの知見を積み上げてきました。

発起人のNBIホールディングスは、ホテル・旅館等への投資を通じて地方創生を目指す不動産投資運用会社です。

NBIホールディングスの地方創生への取り組みと中国銀行の理念が一致したことで、今回の資本参画に至りました。

NBIホールディングスが持つ不動産投資のノウハウと、中国銀行がこれまで培ってきた不動産ファイナンスの知見を組み合わせることで、地域経済の持続的な発展に貢献します。

中国・瀬戸内エリアは、多島美が広がる瀬戸内海の景観、歴史・文化資産、温暖な気候、豊かな食文化などを有し、国内有数の観光エリアとなるポテンシャルを持っています。

近年は滞在型・高付加価値型観光への注目も高まっており、国内外から高い関心を集めているエリアです。

地域内外の資金を地元の観光産業に循環させるこの取り組みは、中国・瀬戸内エリアが持つ魅力と資源を有効活用し、「金融と投資の活力」で地域経済の長期的な価値創出を目指すものです。

ホテルや旅館の価値を高めることで、観光客が訪れやすい環境を整備し、エリア全体の観光力底上げにつながります。

 

今後の展望と資産規模の目標

 

「ふるさとパートナーズ」は、2029年夏にREITの運用を開始することを計画しています。

運用開始時点では資産規模500億円を想定しており、その後5年程度で2,000億円規模への成長を目指します。

NBIホールディングスはスポンサーとして、既に約400億円超の旅館・ホテル等のパイプラインを確保しています。

地方活性化・地方創生への社会的需要と、ホテル・旅館へのバリューアップ投資機会の豊富さが、このパイプライン規模の背景です。

NBIホールディングスは過去に約2,000億円超のホテル不動産投資や企業買収の実行、上場REITの立ち上げなど、複数の新規ファンド組成に携わった実績を持ち、盤石な運用体制を備えています。

こうした知見を活かし、「ふるさとパートナーズ」を通じた地方創生REITの実現へ取り組みを加速させます。

 

2026年夏をめどに追加の地域金融機関からも出資を受け入れる予定で、全国規模の協働ネットワークを段階的に構築していく方針です。

地域の観光資産にバリューアップ投資が継続的に流れ込むことで、ホテルや旅館が長期にわたり魅力を高め、中国・瀬戸内エリアの滞在型観光を支える基盤が整います。

「ふるさとパートナーズ」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 「ふるさとパートナーズ」とはどのような組織ですか?

 

A. 地方の観光活性化をコンセプトとしたREITを組成する資産運用会社です。

全国の地域金融機関と協働し、各地域の活性化や地方創生を実現するプラットフォームとして機能します。

NBIホールディングスとPROSPERが発起人となり推進しています。

 

Q. 中国銀行が参画するREITの資産規模の目標はどれくらいですか?

 

A. 2029年夏の運用開始時点で資産規模500億円を想定しています。

その後5年程度で2,000億円規模への成長を目指す計画です。

 

Q. 今後ほかの地域金融機関も参加する予定はありますか?

 

A. 「ふるさとパートナーズ」は2026年夏をめどに、中国銀行のほかに複数の地域金融機関から出資を受けることを予定しています。

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