記事ポイント
- バイオジェン・ジャパンとコルク社が2026年6月21日よりコラボキャンペーン開始
- 『宇宙兄弟』インタビュー記事・動画を12月末まで順次公開
- ALS当事者キャラクターを通じ治療への希望と研究の歩みを伝える
バイオジェン・ジャパンとコルク社は、2026年6月21日のWorld ALS Dayを機に「宇宙兄弟×バイオジェン」キャンペーンを開始しました。
漫画『宇宙兄弟』の登場人物に則したインタビュー記事やスペシャル動画を制作し、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療進展に向けた取り組みや関係者の熱意を、2026年12月末まで約半年にわたって届けます。
「宇宙兄弟×バイオジェン」キャンペーン

- 期間:2026年6月21日〜2026年12月末(約半年間)
- 掲載先:ALS疾患啓発ウェブサイト「Together In ALS」
- 共催:バイオジェン・ジャパン/コルク社
ALSの当事者・家族・関係者に将来への希望を持ってもらうことは、コルク社とバイオジェン・ジャパンに共通した目標です。
その共鳴から、漫画『宇宙兄弟』の版権管理を担うコルク社と、ALS治療薬の開発・販売を手がけるバイオジェン・ジャパンによるコラボレーションが実現しました。
本キャンペーンでは、『宇宙兄弟』の登場人物に則してALSに関わる方々へのインタビュー記事やスペシャル動画を制作します。
ALS治療の進展に向けた研究者や当事者の声がALS疾患啓発ウェブサイト「Together In ALS」上に順次公開され、治療に向けた取り組みや熱意に触れることができます。
作品中で「ALSを治療できる病気にする」ために挑戦するキャラクターの姿は、10年以上にわたりALSへの理解を深める研究を推進してきたバイオジェンの姿勢と重なります。
フィクションの物語と現実の研究が交差するキャンペーンです。
漫画『宇宙兄弟』とALSの物語

漫画『宇宙兄弟』は、小山宙哉による作品で2007年より講談社の青年漫画誌『モーニング』にて連載が始まりました。
「宇宙飛行士になる」という夢に挑む兄・南波六太(ムッタ)と弟・南波日々人(ヒビト)を中心に、宇宙を目指す人々の濃厚な人間ドラマが描かれています。
物語にはALSと向き合う複数の登場人物が登場します。
父をALSで亡くし、その治療法を見つけるために自ら宇宙を目指す宇宙飛行士・せりか、そしてALSを発症してなお夢を追い続ける天文学者・シャロンです。
2人の姿を通じて、ALSという病と人間の意志の関係が丁寧に描かれています。
2011年には第56回小学館漫画賞(一般向け部門)と第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞。
2026年6月現在で既刊45巻、累計3,500万部を超える作品となり、2026年6月11日に最終話を迎えました。
キャンペーンコンテンツの公開スケジュール
- 2026年6月21日:「宇宙兄弟とともにALSを知り、考える企画」キャンペーン開始
- 2026年7月:インタビュー企画第1弾掲載予定
- 2026年8月:インタビュー企画第2弾掲載予定
- 2026年9月:スペシャルムービー掲載予定
- 2026年10月:インタビュー企画第3弾掲載予定
インタビュー企画では、ALSに関わる方々の声を『宇宙兄弟』のキャラクターに重ねながら届けます。
9月にはスペシャルムービーも加わり、テキストと映像の両面からALS治療の現状と希望が発信される内容です。
キャンペーンは2026年12月末まで続き、インタビューは全3弾が予定されています。
ALSとSOD1-ALSについて
ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、随意筋の運動をコントロールする脳と脊髄の運動ニューロンが失われる、希少かつ進行性の神経変性疾患です。
筋力の低下と萎縮をもたらし、徐々に運動・発話・摂食の能力が失われ、最終的には呼吸もできなくなります。
患者の平均余命は症状の発現後3年から5年です。
複数の遺伝子がALSの発症に関わっており、遺伝子検査によってALSの家族歴がなくとも遺伝子変異に関係するタイプかどうかを判断できます。
全世界のALS推計罹患者数は16万8,000人で、そのうちSOD1遺伝子変異が関わるSOD1-ALSが約2%を占めます。
日本においてはSOD1遺伝子変異が最も多く、約30%がこれに該当するのが特徴です。
SOD1-ALSの患者では、SOD1遺伝子変異によりSOD1タンパク質が誤った形に折り畳まれています。
この有害なタンパク質が運動ニューロンの変性を引き起こし、進行性の筋力低下と機能の喪失をもたらします。
バイオジェンのALS研究への取り組み
バイオジェンは10年以上にわたり、あらゆる形のALSへの理解を深める研究を推進してきました。
2013年には開発後期段階のALS治療薬候補の開発を断念するという困難な判断を経ながらも、この分野への投資と研究の開拓は継続中です。
遺伝性およびその他のALSを対象とした幅広い治療薬候補のポートフォリオを保有。
特定の患者集団を対象に遺伝子的に検証されたターゲットを評価し、各ターゲットに最も適切なモダリティを追求するとともに、センシティブな臨床評価項目の採用を研究の指針としています。
せりか基金について
「せりか基金」は2017年に設立。
漫画『宇宙兄弟』のストーリーで描かれた「難病ALSが治療可能な病気となる」世界を現実で実現するべく、活動を続けています。
チャリティグッズの販売や寄付を通じて集めた金額を研究助成金とし、毎年末に開催される「せりか基金賞」授賞式にてALS治療薬開発の研究者に手渡す仕組みです。
治療選択肢がまだ限られているALSに向き合う登場人物の言葉と、10年以上研究を続けるバイオジェンの姿勢が、このキャンペーンで交差します。
インタビューや動画を通じて、ALSの当事者・家族・研究者それぞれの声と治療への前進を、12月末まで受け取ることができます。
「宇宙兄弟×バイオジェン」キャンペーンの紹介でした。
よくある質問
Q. キャンペーン期間中にどのようなコンテンツが公開されますか?
A. 2026年7月・8月・10月にインタビュー企画が全3弾、2026年9月にスペシャルムービーが公開予定です。
いずれも『宇宙兄弟』の登場人物に則してALSに関わる方々の声を届ける内容です。
Q. 漫画『宇宙兄弟』にはALSに関わる登場人物がいますか?
A. はい。
ALSで父を亡くしその治療法を見つけるために宇宙を目指す宇宙飛行士・せりか、そしてALSを発症してなお夢を追い続ける天文学者・シャロンが登場します。
Q. ALS患者の平均余命はどのくらいですか?
A. ALS患者の平均余命は症状の発現後3年から5年です。
全世界の推計罹患者数は16万8,000人で、日本ではSOD1遺伝子変異が関わるタイプが約30%を占めます。