記事ポイント
- 2026年7月11日、福知山市内の公共施設への再エネ電力供給が始まります
- 約1.8MWの自社太陽光発電所から年間約200万kWhを地域内でそのまま活用
- エクソル・たんたんエナジー・福知山市の三者連携で地産地消モデルを構築
エクソルは、京都府福知山市三和町梅原に保有する自社太陽光発電所で発電した再生可能エネルギー電力を、2026年7月11日(土)より市内の公共施設へ供給します。
特定卸供給という仕組みを活用することで、地域内で発電した電力を市場へ流さず地域の消費地へ直接届け、再エネの地産地消を推進します。
エクソル「福知山発電所」

- 供給開始日:2026年7月11日(土)予定
- 発電所所在地:京都府福知山市三和町梅原
- 発電容量:約1.8MW
- 年間発電量:約200万kWh(2025年6月〜2026年5月実績に基づく見込み)
- 活用場所:市内の公共施設(市民病院・上下水道関連施設を除く)
エクソルは2012年設立の太陽光発電専業企業で、住宅用・産業用を問わず太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスをワンストップで全国展開しています。
再生可能エネルギーの普及を通じた社会貢献やSDGs達成への寄与を経営コンセプトに掲げ、自社での発電所保有・運営も行っています。
福知山発電所は2014年から稼働してきた自社保有の太陽光発電所で、発電容量は約1.8MWです。
長年にわたり再生可能エネルギーを発電してきましたが、発電した電力は電力系統を通じて広域に供給されており、福知山市内での活用には至っていませんでした。
今回の取り組みにより、年間約200万kWhの再生可能エネルギー電力が市内公共施設で直接活用されます。
発電した電力のすべてを市内で使いきる想定で運用されます。
地産地消を実現する「特定卸供給」の仕組み
特定卸供給とは、これまで市外へ流出していた大規模な電気を市場へ流さず、地域の発電所から地域の消費地へ直接届けるための仕組みです。
通常の電力流通とは異なり、発電地域での消費を優先する枠組みとなっています。
再生可能エネルギーの普及が進む一方で、発電された電力の多くは電力系統を通じて広域的に供給されており、発電地域で活用されないケースが多くありました。
地元でつくった電力が地元に届かないという構造的な課題は、再エネ地産地消を推進するうえでの大きな障壁でした。
エクソルの福知山発電所で発電した電力は、特定卸供給契約に基づきたんたんエナジーを通じて市内公共施設へ届きます。
エクソルが発電を担い、地域新電力のたんたんエナジーが供給を担うという役割分担により、地域内完結の電力流通が実現しています。
年間発電量は約200万kWhを見込んでいます。
この数値は2025年6月から2026年5月の実績に基づくもので、今後の運用状況によって変動する可能性があります。
活用対象は市民病院と上下水道関連施設を除く市内のすべての公共施設です。
福知山市ではすでに、公共施設へのオンサイトPPA事業や学校への電力供給など、エネルギーの地産地消に向けた取り組みが進んでいます。
今回の電力供給はその流れをさらに拡大するものです。
エクソル・たんたんエナジー・福知山市の三者連携
本取り組みは、発電事業者のエクソル、地域新電力のたんたんエナジー、電力の活用先となる福知山市の三者が連携することで実現しました。
たんたんエナジーは、福知山市内で電力供給を行う唯一の地域新電力です。
この取り組みで期待される効果は三点あります。
第一に、地域で発電した電力の地産地消の推進。
第二に、公共施設における再生可能エネルギー利用の拡大。
第三に、地域内でのエネルギー循環モデルの構築です。
三者が役割を分担しながら地域の再エネ活用を進めることで、エネルギーの地域循環という新しいモデルが形成されます。
地域に寄り添い、地域と共に創り出しながら電力活用の拡大に取り組む方針のもと、地元に根ざした発電所が地元の公共インフラを支える関係が整っています。
エクソル・たんたんエナジー・福知山市の連携は、地域内でのエネルギー循環モデルとして機能しています。
ソーラーシェルター設置と合わせた地域エネルギー貢献
エクソルは今回の電力供給とあわせ、設備と電力供給の両面から地域のエネルギー地産地消の推進に取り組んでいます。
第一弾として実施したソーラーシェルターの設置と今回の電力供給を組み合わせることで、地域におけるエネルギー活用の幅はさらに広がります。
今後は、自治体や地域新電力との連携を通じ、公共施設をはじめとするさまざまな需要先への再生可能エネルギー活用拡大に取り組む予定です。
地域から求められ必要とされる発電所を目指しながら、地域内エネルギー循環モデルの構築を続けます。
地域でつくった電力が地域の公共施設を支える循環が、福知山市から始まります。
三者連携による地産地消の仕組みが、地域に根ざした再生可能エネルギー活用の具体的なかたちを示しています。
エクソル「福知山発電所」の紹介でした。
よくある質問
Q. 電力供給の開始はいつですか?
A. 2026年7月11日(土)を予定しています。
京都府福知山市三和町梅原に所在する約1.8MWの太陽光発電所からの供給が始まります。
Q. 市民病院や上下水道施設には供給されますか?
A. 市民病院と上下水道関連施設は今回の供給対象外です。
それ以外の市内公共施設が活用先となっています。
Q. 年間どのくらいの電力が供給されますか?
A. 年間約200万kWhの発電量を見込んでいます。
2025年6月から2026年5月の実績数値に基づく見込みであり、今後の運用状況により変動する可能性があります。