双日テックイノベーションは、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」に商社の業務要件ならびに業界毎の業務要件に対応した機能を実装したテンプレート「Natic Trade Master with GRANDIT」のクラウドERPである「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」を2025年4月1日より販売開始します。
双日テックイノベーション「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」
双日テックイノベーションは、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」に商社の業務要件ならびに業界毎の業務要件に対応した機能を実装したテンプレート「Natic Trade Master with GRANDIT」のクラウドERPである「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」を2025年4月1日より販売開始。
2024年6月に発表した「Natic Trade Master with GRANDIT」は、多くの商社様から高い関心が寄せられ、業務効率化やDX推進に貢献するソリューションとして高く評価されています。
近年、企業の事業環境は急速に変化しています。
場所を問わない柔軟な働き方への対応が急務となり、リモートワークを前提とした業務システムの整備が不可欠となりました。
また、深刻化する人手不足や働き方改革への対応のため、業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が喫緊の課題となっています。
一方で、企業各社は初期投資の抑制と柔軟なシステム構築の両立を求めています。
高度化・複雑化するサイバーセキュリティ対策や専門的な運用・保守体制の維持も重要な経営課題です。
このような背景から、導入期間の短縮や初期費用の削減が可能なクラウドERPへのニーズが高まっています。
これを受け、同社はGRANDIT株式会社の協力のもと、クラウドERP「GRANDIT miraimil」の技術を活用した、商社向けクラウドERP「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」のリリースを決定しました。
■進化系ERP「GRANDIT」とは
「GRANDIT」は、コンソーシアム方式により業界を代表するIT企業が集まって知恵とノウハウを集大成した進化系ERPです。
経理、債権、債務、販売、調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費といった基幹業務に加え、BI注1(ビジネスインテリジェンス)、EC、ワークフロー等を標準搭載し、多言語、多通貨、マルチカンパニー機能などの全ての機能を統合。
マルチブラウザやクラウド、RPA注2といった最新インフラをサポートすることにより、ビジネス環境の変化に対応しています。
■Natic Trade Master with GRANDITとは
「Natic Trade Master with GRANDIT」は、業種・業態・目的に応じた機能を標準テンプレートとして実装したシステムです。
STech Iは、丸紅株式会社への導入実績をはじめとする、数々の商社様への導入ノウハウを活かし、新たな商社業務アドオンテンプレートを開発しました。
このテンプレートを利用することで、個別開発することなく、商社業務に最適化された標準機能を低コストかつ短期間で導入できます。
GRANDITについて
■クラウド版の特徴
「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」の主な特徴は次の通りです。
・低コストかつ短期間での導入を実現
自社でのインフラ整備が不要となり、システム導入にかかる期間を大幅に短縮するとともに、初期費用および運用費用の削減を実現します。
・場所を問わない柔軟な業務環境を提供
インターネット接続とWebブラウザを搭載したPCがあれば、場所を問わずアクセスが可能です。
また、シングルサインオンに対応し、利便性の向上を図っています。
・WebAPIによる外部システム連携機能を実装
外部システムとのシームレスなデータ連携や業務自動化を実現し、業務効率化を支援します。
■クラウド版とオンプレ版の比較
クラウド版とオンプレ版の比較は以下の通りです。
比較表
■販売開始
2025年4月1日から販売開始を予定しています。