リスクモンスターチャイナは、利墨リスモン調べ「2024中国民間企業上位500社」分析レポートを発表しました。
リスクモンスターチャイナ「2024中国民間企業上位500社」分析レポート
・調査対象媒体 : 中華全国工商業連合会(工商連)
「2024中国民間企業上位500社」(2024年10月12日発表)
https://www.acfic.org.cn/qlyw/202410/t20241012_205055.html
・調査対象企業 : 中華全国工商業連合会(工商連)
「2024中国民間企業上位500社」(2024年10月12日発表)に
掲載の企業
・調査対象企業数: 500社
リスクモンスターチャイナは、利墨リスモン調べ「2024中国民間企業上位500社」分析レポートを発表。
今回のレポートは、工商連が2024年10月12日に発表した「2024中国民間企業上位500社」を対象に、リスクモンスターチャイナが多角的な分析を独自に行ったものです。
工商連の「2024中国民間企業上位500社」は、2023年度における年商5億元以上の民間企業9,642社の売上高規模を比較して、ランキングが作成されています。
ランキングの上位には、1位「京東集団股イ分有限公司」(以下「京東集団」)、2位「阿里巴巴(中国)有限公司」(以下「アリババ」)、3位「恒力集団有限公司」(以下「恒力集団」)が選出され、前年と同順位を維持しています。
京東集団やアリババは、中国で急成長するデジタル産業を代表する企業であり、オンラインプラットフォームやハイテク分野で高い競争力を維持しています。
また、恒力集団は中国を代表する化学繊維メーカーであり、中国の産業基盤を支える存在といえます。
■ランキング概要
「2024中国民間企業上位500社」の総売上高は41兆9,100億元に達し、前年から5.2%増加しました。
業種別では、「製造業」(227社、45.4%)が最多で、2位「リース業、ビジネスサービス業」(96社、19.2%)、3位「卸売業、小売業」(53社、10.6%)が続いています。
(表2)
前年のランキングと比較すると、「製造業」の企業数は減少しているものの1位を維持しており、依然として世界の工場とされる中国での存在感を示しています。
「リース業、ビジネスサービス業」は企業数が2倍以上となり、中国におけるビジネス支援やアウトソーシングなどのサービス需要が近年増加している傾向がみられます。
(表2、3)
また、前年48社がランクインした「建設業」「不動産業」は23社に半減しました。
中国の不動産不況の影響を受けて、売上高が減少した企業が増加したことが要因と考えられます。
▼「2024中国民間企業上位500社」の売上高ランキング 業種分布 トップ10社(表2)
「2024中国民間企業上位500社」の売上高ランキング 業種分布 トップ10社(表2)
▼「2023中国民間企業上位500社」の売上高ランキング 業種分布 トップ10社(表3)
「2023中国民間企業上位500社」の売上高ランキング 業種分布 トップ10社(表3)
■総評
今回の分析レポートで、以下の傾向が明らかになりました。
・総売上高の増加:中国の地政学的リスクや景気減速の中でも、民間企業が成長を続けている証と見ることができます。
・製造業の強さ:中国が引き続き「世界の工場」としての地位を維持しています。
・業種別動向:ビジネスサービスの需要増や不動産業界の縮小など、中国経済における業界構図の変化が反映されています。
この他にも、地域や業歴に関する分析結果をレポートに掲載しています。