世界基準のオーガニック米を子どもたちに!出口崇仁農園「有機栽培米の生産拡大プロジェクト

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出口崇仁農園は、有機栽培米の生産拡大プロジェクトを開始。

出口崇仁農園「有機栽培米の生産拡大プロジェクト」

 

出口崇仁農園は、有機栽培米の生産拡大プロジェクトを開始しました。

9月6日(金)に開始したクラウドファンディングは、開始1日未満(18時間28分)で目標金額150万円を達成。

金額ベースでのリターン1番人気は、毎月オーガニック米が届く「コシヒカリ5kg×12袋」です。

■世界と日本の有機農業の現状

一般的に日本の農作物は「品質が高い」とされていますが、以下のデータが示すように日本は世界的に見ても農薬の使用量がかなり多く、オーガニック分野においては実は後進国です。

 

・欧州:有機農産物の割合が4~5割

・韓国:学校給食へのオーガニック食材導入が進行中。

ソウル市では2021年から約1300校でオーガニック給食を無償提供

・日本:

- 有機農業の作付面積はわずか0.5%

- 農薬使用量は世界1~2位を争う(1位は中国)

- 99%以上の農産物が農薬を使用

- 農林水産省は2050年までに有機農業面積を25%(100万ha)に高める目標を設定

※出典:農林水産省「有機農業をめぐる事情」(令和4年7月)

 

■日本の農業が直面する課題

現在、日本の農業は以下のような課題に直面しています。

・農家の高齢化による担い手不足

・耕作放棄地の増加

・農薬や除草剤の使用による健康被害や環境破壊の懸念

・食料自給率の低下

■有機栽培へのこだわり

 

1. 土づくり:稲刈り後のワラと稲株を田んぼにすき込み微生物を散布

2. 苗の準備:農薬を使わず、60度のお湯による温湯消毒を実施

3. 代かき :健康に育った苗を植え付け

4. 除草  :手押し除草機や手作業による丁寧な除草

 

除草の工夫:

有機栽培では除草剤も使用できないため、雑草との闘いとなります。

田植え後、田んぼにまだ雑草が見えない時期から、何度も手押し除草機や乗用除草機を走らせて、稲が雑草に負けないように除草をします。

それでもまだ草が生えてくるので、手作業で丁寧に草取りを行います。

有機栽培米「世界に一つだけのお米」生産量推移:

2023年:4トン(作付面積1.5ヘクタール)

2024年:6トン(作付面積2ヘクタール)

2025年:30トン(作付面積10ヘクタール)予定

 

■地域貢献:子どもたちの未来のために

 

 

出口崇仁農園では、昔ながらの安心安全でおいしいお米を地域の子どもたちにも食べてもらいたいという気持ちから、地域の保育園や子ども食堂などに、お米をはじめとする農産物や野菜の苗などを寄贈しています。

以下の施設に有機栽培米や農産物を寄付しています。

・あったかクラブ(子ども食堂)

・ふぁみりー基地(子ども食堂)

・ふるふるキッチン(学生食堂/子ども食堂)

・美浜町立布土保育所

・美浜町立野間保育所

・美浜町立上野間保育所

・美浜町立河和保育所

・美浜町立奥田保育所

■クラウドファンディング詳細

URL      : https://camp-fire.jp/projects/view/779315

プロジェクト名: 「未来の子供たちのために!日本中のお米をオーガニックにしたい。」

期間     : 2024年9月6日(金)~10月20日(日)

目標金額   : 150万円(9月7日に達成)

使途     : 農業機械(トラクター、田植え機、コンバインなど)の購入、

農地の賃借費

 

 

リターン   : 有機栽培米、野菜セット、水田オーナー権など1番人気のリターン品(金額ベース)

・毎月オーガニック米が届く「コシヒカリ5kg×12袋」(限定10名/在庫なし)

【出口崇仁農園のコシヒカリ5kgを毎月1回×年間(12回)】

栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤を一切使用せずに育てたお米です。

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