東北大学大学院医学系研究科、仙台放送、日本生命、仙台市の4者は眼疾患の早期発見に向けた取り組みを開始!
4者は5月に連携協定「眼からはじめるやさしい街づくり」を締結しました。
東北大学×仙台放送×日本生命×仙台市「眼からはじめるやさしい街づくり」連携協定
東北大学大学院医学系研究科、仙台放送、日本生命、仙台市の4者は眼疾患の早期発見に向けた取り組みを開始!
4者は5月に連携協定「眼からはじめるやさしい街づくり」を締結。
目の健康状態を判定できる視野チェックゲームアプリ「メテオブラスター(METEOR BLASTER)」VR版の無料体験会の開催を通じて「目の健康」に対する関心を高めると同時に、その場で「眼底検査」を実施可能とする「移動眼科検診」を行います。
取り組みの第一弾として、「藤崎」店頭にてキックオフイベントを開催します。
概要
人の目の健康は、QOL(Quality of life/生活の質)に直結するものですが、現状では日本の眼底検査受診率は先進国の中で最低水準にとどまっており、気づきにくい目の疾患をいかに早期に発見するかが、あらゆる世代の方が健康で豊かな生活を送るための重要な社会課題となっています。
国立大学法人東北大学大学院医学系研究科(研究科長:石井直人、以下「東北大学」)、株式会社仙台放送(代表取締役社長:稲木甲二、以下「仙台放送」)、日本生命保険相互会社(代表取締役社長:清水博、以下「日本生命」)は、2023年8月より東北大学大学院 医学系研究科 眼科学分野 中澤徹教授監修のもとで眼疾患の早期発見に向けた取り組みを開始していますが、こうしたゲーム体験機会をさらに前進させることを目的として、仙台市との4者協定「眼からはじめるやさしい街づくり」を締結し、仙台市民の「眼科検診」受診機会を広げていく「移動眼科検診」を仙台市内にて行います。
取り組みの第一弾として、2024年5月17日(金)・18日(土)に藤崎本館前にて目の健康状態を判定する視野チェックゲームアプリ「メテオブラスター(METEOR BLASTER)」VR版の無料体験会(協力 株式会社藤崎)を実施すると同時に、隣接する藤崎一番町館5階特設会場にて「移動眼科検診(有料)」会場を開設します(協力 一般財団法人杜の都産業保健会)。
取り組みの背景
人間の五感による情報取得のうち9割弱を視覚が占めるとされるように、目の健康は、QOL(Quality of life/生活の質)に直結するものです。
一方、近年、デジタル機器の使用機会の増加等により、老若男女を問わず、目を休める時間が短くなっています。
また、目の不調は見過ごしてしまいがちであり、例えば、日本人の中途失明原因の第1位である緑内障は、初期段階では自覚症状がなく、視野異常を感じて病院を受診する頃には病状が進行していることが多くなっています。
しかしながら、現状では日本の眼底検査受診率は先進国の中で最低水準にとどまっており、気づきにくい目の疾患をいかに早期に発見するかが、あらゆる世代の方が健康で豊かな生活を送るための重要な社会課題です。
こうした社会課題の解決を目的として、業界・団体を超えた4者の力を結集し、5月に4者で連携協定「眼からはじめるやさしい街づくり」を締結して、眼疾患の早期発見に向けた取り組みを開始します。
今後は、今回ご協力いただく株式会社藤崎、一般財団法人杜の都産業保健会をはじめとして、本取り組みへ賛同いただける企業・団体様のご協力のもとに、眼疾患の早期発見、啓発活動等に取り組むとのことです。
今後の展開
■キックオフ発表会(記者発表 メディア各社限定)
日時:2024年5月16日(木)10時~10時30分
会場:仙台市役所本庁舎3階 第1応接室(仙台市青葉区国分町3-7-1)
■「第1回 眼からはじめるやさしい街づくり」キックオフイベント
【メテオブラスターVR版 無料体験会】
日時:2024年5月17日(金)・18日(土)11時~16時
なお開始セレモニーは5月17日10時30分から開催します
会場:藤崎本館 一番町玄関前特設会場(仙台市青葉区一番町3-2-27)
協力:株式会社藤崎
https://www.ox-tv.co.jp/mekara/
【移動眼科検診(有料)】
日時:2024年5月17日(金)・18日(土)12時~15時
会場:藤崎一番町館5階特設会場藤崎特設会場(仙台市青葉区一番町3-4-1)
協力:一般財団法人(内閣総理大臣認可)杜の都産業保健会
■本事業で使用するゲームアプリ:
「メテオブラスター(METEOR BLASTER)」VR注1版
(https://www.ox-tv.co.jp/meteor_blaster/)
緑内障を含む眼疾患の早期発見(気づき)に寄与するシューティングゲームアプリ。
360度が宇宙空間というVRの没入感の中、画面中央の隕石を破壊する等の簡単な操作に約5分間取り組むだけで、利用者の視野状態の簡易判定が可能。
【用語説明】
注1. Virtual Reality(仮想現実)
コンピューターによって創り出された仮想的な空間等を現実であるかのように疑似体験できる仕組み