学びの様子見える化サービスを教育DXの主力に!電算システム×日本電気(NEC)「NEXT GIGA」協業開始

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電算システムは、日本電気(NEC)と教育DX分野ならびに文部科学省が推進するGIGAスクール構想第2期「NEXT GIGA」について連携を強化、協業を開始することを2024年4月1日に合意しました。

具体的には、NECが開発を進めてきた学校向けデータ利活用サービスである「学びの様子見える化サービス」の事業を継承し、教育DXの主力サービスとしてラインナップします。

 

電算システム×日本電気(NEC)「NEXT GIGA」協業開始

 

 

学校では、多様なバックグランドを持つ児童・生徒が増えたことや、個人差の尊重が求められるようになったことで、一人ひとりの特性やニーズ、スピードに合わせたいわゆる個別最適な学びがますます重視されています。

先生方は、児童・生徒が1人1台の端末を使うことで得られるデータをどのように活用してより効果的な授業を行うかを日々試行錯誤されています。

「学びの様子見える化サービス」は、各端末の利用状況のデータや児童・生徒へのアンケート結果から、学びの様子を可視化することで、先生方が児童・生徒一人ひとりに合った学習指導を行ったり、振り返ったり、確認したりすることを支援するサービスです。

電算システムが開発した Google Classroom 用のWebアプリケーション「Ra:Class」(ラクラス)というWebアプリケーションと「学びの様子見える化サービス」と統合することによりサービスを強化し、東京学芸大学 教育学部 高橋 純教授との共同研究のもと、児童・生徒自身が学習過程や学習形態を自己決定・自己調整を行う「複線型の授業形態」についての分析も進め、より高次な資質・能力の育成と1人1台端末の活用について検討を行うことで、教育DX分野での総合的なサービスの提供を目指していきます。

また、NECは、2020年のGIGAスクール構想第1期において、Chromebook 端末の小・中学校導入実績トップシェアを誇っており、電算システムは、2025年のGIGAスクール構想第2期「NEXT GIGA」において、「学びの様子見える化サービス」と「Ra:Class」とで80,000ライセンスの提供を目標に掲げ、Chromebook 端末を併せた営業活動を、NECおよびNEC販売パートナー様とも連携してより多くの教育機関や自治体のみなさまに利用できるよう展開する計画です。

さらに、教育データの分析や利活用において、NECが提供するDX基盤「NEC Digital Platform」との連携も進めていきます。

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