適正な住宅査定評価が可能になる宅建業者向けサービス!建物評価研究機構「THK住宅査定システム」「住宅査定士認定講座」

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THK住宅査定システムの研究開発・普及啓発、住宅査定士の養成を行う一般社団法人建物評価研究機構は、宅建業者を対象に適正な住宅査定評価をすることができる「THK住宅査定システム」と、同システムを利用できる人材育成「住宅査定士認定講座」を2024年4月1日(月)にサービス開始しました。

 

建物評価研究機構「THK住宅査定システム」「住宅査定士認定講座」

 

築後20年から25年で価値ゼロとされる業界慣行を変革し、良質な住宅を適正かつ公正に評価し、中古住宅・リフォーム市場を健全に発展させることが国の重要な課題となっています。

現在の日本の既存住宅の流通が欧米に比べて劣っており、人口減少との相乗効果で空き家が増加している中、良質な既存住宅の利活用・流通促進は緊急の課題です。

本機構は、これらの改善・解決策を具体的に提案し、社会貢献を果たす団体として機能することを目指しています。

 

THK住宅査定システム

 

 

良質な既存住宅を的確・公正に査定評価でき、売主・買主にとってより分かりやすい新しい住宅査定システムです。

 

 

住宅の部位ごとの質、耐震と断熱性能、部位ごとのリフォーム、デザイン性等も査定に反映され、建物残存耐用年数も分かる査定システムです。

専任媒介契約に繋がる営業の差別化になるでしょう。

 

住宅査定士認定講座

 

 

THK住宅査定システムが利用できる資格です。

受講資格は、宅地建物取引士・建築士・不動産鑑定士です。

既存住宅市場の現状と国の取組み、建物の基礎知識、土地の基礎知識、THK住宅査定システムのマニュアルを学ぶことができます。

 

今後の展開

住宅査定士認定講座は原則eラーニングですが、10人以上の受講希望者が集まれば、オンラインの講座もしくは座学(会場を準備いただく必要有)の講座が開催可能です。

不動産会社の社員教育や各団体のスキルアップ講座として利用ください。

各地で資格者を対象とした査定実践講座も開催予定です。

また、当機構は2023年、鳥取県住宅ストック性能向上コンソーシアムに参画し、THK住宅査定システムを基にとっとり住宅評価システム「T-HAS」の開発を行いました。

各自治体との連携も深めていきたいと考えています。

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