1864年に創業してから160周年の「遠藤酒造場」は、須坂藩御用達の酒蔵として、創業当初より藩主への献上酒を納め始めました。
以来、初代当主、遠藤徳三郎の強い信念でもあった「旨い酒造り」を代々受け継ぎ、常に進取の気性で挑戦を続けています。
代表取締役である現当主・遠藤秀三郎 氏が六代目を継いだ後、1989年に新たに醸し出され2024年で35周年を迎える濁り酒「渓流どむろく」シリーズは現在6種類に増え、シリーズ累計300万本以上(720ml換算)という大好評ロングセラー商品に成長しました。
遠藤酒造場 濁り酒「渓流どむろく」シリーズ
全国の蔵でもめずらしい酵母が“生きている”「どむろく」は、良質な酒米と米麹だけを原料にした、”これぞ本物”の濁り酒です。
「どむろく」の究極を求めていく35年間で、[渓流どむろく][渓流うわずみどむろく][渓流どむろく純米][3倍どむ][5倍どむ][渓流どむろく純米大吟醸]の6種類の「どむろく」が誕生しました。
※長野県の北信地域では地方の方言として「どぶろく」を「どむろく」といいます。
遠藤酒造場の今後の展望
遠藤酒造場を代表する銘酒の数々は、伝統をしっかりと守りながら、新たな挑戦を取り入れ、常に「進化した旨さ」を追求してきました。
それは、蔵人たちが心血を注ぎ、杜氏の熱意を込めた美酒として生み出され、国内はもちろん、最近では海外のお客様からも支持を集めています。
初代・遠藤徳三郎が地元の皆様に美味しい日本酒を飲んでいただきたいと江戸末期に創業してから160周年、皆様に支えられて今日まで醸造を続けていくことができました。
この160周年を期に、今後とも創業者の理念や使命を実現していきます。
また、新商品を開発し世界に向けて打って出ることで日本酒の美味しさを伝えていくことを、新たなビジョンとして加えていきます。