エヴィクサーはコンテンツ保護サービス「EAF(Evixar Audio Forensics)」を開発、試用プログラム参加の募集を始めました。
暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)と、データベース上に保存されている音源の特徴点(フィンガープリント)技術を使ったコンテンツ保護サービスです。
エヴィクサー「EAF(Evixar Audio Forensics)」
エヴィクサーは、暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)と、データベース上に保存されている音源の特徴点(フィンガープリント)技術を使ったコンテンツ保護サービス「EAF(Evixar Audio Forensics)」を開発、試用プログラム参加の募集を開始。
2024年1月に提供を始める予定です。
これにより、生成AI(人工知能)によるディープフェイク(人物画像合成)動画の悪用を防止できます。
ディープフェイクを識別できる技術開発の推進や、新サービス公開前の安全性確認の国際ルールづくりは先進7カ国(G7)の主要議題となっています。
エヴィクサーの音響通信技術は日本、米国、中国、韓国で特許を取得しており、日本政府に協力してコンテンツ保護を強化していきます。
試用プログラムは原則として無償で提供、商用段階の価格は未定です。
「EAF」はウェブ上でシステムにユーザー登録、ログインし、動画データをアップロードすれば、システムが動画の音声に電子透かしを埋め込み、動画の音声から音響フィンガープリントデータを生成します。
透かしが埋め込まれた素材をダウンロードし、各種メディアで配信してくことが可能になります。
一方、疑わしい動画がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで話題になった場合には、その動画をダウンロードし、システムにアップロードして透かし検出とフィンガープリントによる一致検索を行います。
その結果、透かし検出がなく、フィンガープリント一致もしなければ、生成AIによる動画と判定することができます。
試用プログラムの先行募集は随時、次のフォームから先着順で受け付けを行います。
「EAF(Evixar Audio Forensics)」 - ベータプログラム先行応募フォーム
https://product.evixar.com/digital-forensics