フランスのブーツスニーカーブランド「PALLADIUM(パラディウム)」は、2023年で100周年を迎えた文化服装学院とコラボレーションを実施。
産学連携の取り組みの第1弾として、ジュエリーデザイン科とファッショングッズ専攻科の学生たちがパラディウムブーツのデコレーションを行いました。
「PALLADIUM(パラディウム)」×文化服装学院 コラボレーション
文化服装学院は、アメリカのビジネスマガジンCEOWORLD magazineの『世界のファッションスクールランキング』で、国内のファッションスクールとして唯一トップ10に入ったことのある服飾のプロフェッショナルを養成する専門学校。
パラディウムは、今までにKENZO(ケンゾー)やJUNYA WATANABEとのコラボ実績がありました。
この2人が共に文化服装学院の卒業生という縁もあり、今回の産学連携の取り組みを行うことに。
まず、パラディウムの担当者が授業に参加し、過去に実施したブランドとの取り組み紹介などを行いました。
その上で、今回第1弾の取り組みとしてジュエリーデザイン科とファッショングッズ専攻科(ジュエリーを選択している学生のみ)の学生たちが、自由にシューズデコレーションをすることに。
作品が完成した後は、モデル撮影会を実施。
パラディウムとインフルエンサー契約を交わした女優の村山優香さんと、ミス慶應理工2021 GPの青野さくらさんがモデルに。
青野さんは、得意の書道を生かして、シューズのかかとに、「桜」や「巴蕾濔夢」(パラディウム)と筆で書き入れも行いました。
学生たちは、アッパーに絵を描いたり、アクセサリー制作に用いる素材などを取り付けてデコレーションしたり、思い思いに作品づくりに没頭し、シューズをアレンジ。
世界でたったひとつのシューズができあがりました。
今回作成してもらった12足のシューズは文化服装学院の文化祭でお披露目され、12月からはパラディウムのオフィシャルストアであるS-Rush(エスラッシュ)の原宿店と横浜店にディスプレイされます。
文化服装学院について
日本最初の服飾教育学校として認可されて以降、日本のファッション教育の中心的役割を果たし、2023年に創立100周年を迎える。
コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、丸山敬太、皆川明(mina perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、落合宏理(FACETASM)など、国内外で活躍するデザイナーをはじめ、流行の最先端で活躍するクリエイターや、様々な職種でファッション業界をリードする人材を輩出。
文化服装学院を飛び立った30万人以上の卒業生たちは、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げ、その第一線で活躍を続けている。
パラディウムについて
PALLADIUM(パラディウム)は、航空機専用のタイヤメーカーとして創業。
耐久性に優れた独自製法を開発し、短期間で世界的規模のシェアを獲得しました。
第二次世界大戦後の需要減少に伴い、ラバーソールブーツの製造をスタート。
砂漠地帯で使用する軍靴というリクエストを受けて、ブランドのアイコン「PAMPA(パンパ)」シリーズが誕生。
70年の歴史を経て、オーセンティック感と特徴的なソールに加え、最先端のデザインを合わせ持つフランス発ブーツブランドとして、世界80ヶ国で展開しています。