クレジットカードとお金の総合メディア「MoneyGeek」にて、犬を飼うにあたりかかる医療費について、犬の飼い主合計1,409人に調査を実施し、アンケート結果を公開しました。
MoneyGeek 犬を飼うにあたりかかる医療費調査
本アンケート調査の背景
ケガや病気のための病院代のほか、健康診断やワクチン接種など、犬のためにかかってくるさまざまな医療費について調査しました。
調査の対象は小型犬、中型犬、大型犬それぞれの飼い主合計1,409人。
犬の年齢で変わる病院代やペット保険の加入割合などについて明らかにしました。
アンケート調査概要
調査対象 :犬を飼っている1,409人(小型犬500人、中型犬500人、大型犬409人)
調査地域 :全国
調査期間 :2023年6月19日~7月18日
調査主体 :MoneyGeek編集部
調査委託先:アイブリッジ株式会社
アンケート調査記事でわかること
・犬の一生でかかる医療費は平均79万3,906円
・病気やケガのための犬の病院代は一生で平均20万3,029円
・犬の大きさ別に見た年齢による病院代の変化
・犬の健康診断を受ける頻度と平均費用
・犬の混合ワクチンの接種率と平均費用
・ペット保険の加入率は50%
・犬の避妊・去勢手術の平均費用
アンケート調査の結果
・犬の一生にかかる医療費平均
調査の結果、犬の一生にかかる医療費の平均は全種平均で79万3,906円でした。
医療費の内訳は病院代20万3,029円、健康診断の費用9万9,896円、混合ワクチン接種の費用7万8,233円、ペット保険の掛け金35万3,708円、狂犬病予防注射の費用5万9,040円です。
犬の大きさ別に見ると、小型犬(73万2,005円)と中型犬(74万4,292円)は大きな違いはありませんでしたが、大型犬は90万5,418円と突出しています。
これは、病院代とペット保険料が多かったためでした。
・病気やケガのための犬の病院代は一生で平均20万3,029円
病気やケガでかかる犬の病院代は全種平均で20万3,029円でした。
病院代を犬の大きさ別に見ると、小型犬は13万9,540円、中型犬は20万2,911円、大型犬は26万6,635円でした。
病院代については、犬の大きさ別・年齢別で調査。
11~15歳以降に病院代が急増する傾向にあることがわかりました。
本記事では、中型犬と大型犬の病院代詳細についても掲載しています。
・ペット保険の加入率は50%
ペット保険の加入率は全種平均で50%で、加入していない人も含めた回答者全体のペット保険の掛け金は年間2万3,964円でした。
加入している人のみの掛け金の月平均は、小型犬が3,840円、中型犬は3,890円、大型犬が4,242円で、大型犬の掛け金がやや高めでした。
記事では、ペット保険に加入している人と加入していない人それぞれの保険に対する意見も紹介しています。