新潟県佐渡市のおんでこドームにて開催される、「しま夢ジャズ・イン佐渡2023」
今回は、イベント開催の目的の一つでもある環境負荷を減らし関係人口を増やす取り組みについて紹介していきます☆
おんでこドーム「しま夢ジャズ・イン佐渡2023」
新潟県佐渡市のおんでこドームにて開催される、「しま夢ジャズ・イン佐渡2023」
今回は、イベント開催の目的の一つでもある環境負荷を減らし関係人口を増やす取り組みについて紹介していきます。
島内の宿泊キャパシティを押し上げるテント村構想
同イベントには佐渡の中央を横切る全長18kmのジャズストリートを創る構想がありますが、佐渡は夏季に観光客が多く訪れるため、島内の宿泊施設は満室になりやすく、イベント参加者や出演者が宿泊する場所に困ることがあります。
イベント規模を拡大すると佐渡にあるホテルなど、現在の宿泊所の収容人数では将来的に足りないことが予想されます。
今後はイベント期間中、ステージエリアの拡大に伴い、ボランティアや出演者が宿泊するテント村を島内の数カ所に設営予定。
そこで、イベント開催初年度の試みとして、両津港近くの広場に100人程度収容のボランティアテント村が設営されます。
環境負荷を減らし関係人口を増やすこともイベント開催の目的の一つ
火力発電に頼った電源構成・温室効果ガスの大量排出は離島特有の構造的課題と言われています。
島内の発電割合の94%を火力発電に頼ってきた佐渡市は、新潟県の「新潟県自然エネルギーの島構想」と連動しながら脱炭素先行地域を実現し、その成功モデルを他離島へ水平展開することを目指しています。
そこで今回初の試みとして、アンカー・ジャパンの製品貸与により、ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)」と、ソーラーパネル「Anker 625 Solar Panel (100W)」をボランティアテント村に設置。
さらに、2050年までのゼロカーボンアイランドに向けて活動をしている、地元NPO法人『キラッと鬼太鼓島』の協力により、イベントの電源としてEV車も起用。
スタッフや来場者に環境思考を意識づけるキッカケの場をつくり、これらの実施により持続可能なイベント運営と環境保全に繋がる取り組みを実施することが可能となります。
また、しま夢ジャズ・イン佐渡2023のような大型の音楽イベントが複数日開催されることにより、出演者のファンなどを佐渡に来島させるキッカケに。
また、宿泊を前提とすることで佐渡ならではの自然や文化、街や人に触れる機会を増やすことにより佐渡の魅力を知って、佐渡の関係人口を増やすことも目的の一つとしています。
おんでこドームにて開催される「しま夢ジャズ・イン佐渡2023」の、環境負荷を減らし関係人口を増やす取り組みについての紹介でした。
※飲食店は有料となります。また数量限定のスペシャルTシャツの購入特典としてシークレットライブへ招待