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アトピー性皮膚炎や関節リウマチなどの治療薬を開発!EHL BIO 日本でのサービス提供開始

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「EHL BIO」は、世界初、自己由来の幹細胞治療剤である「KDSTEM Inj.」の臨床第1相試験が2023年5月15日に承認され、日本での提供を2023年7月24日から開始します。

 

EHL BIO 日本でのサービス提供開始

 

 

2023年で創立11周年を迎えた細胞専門R&D企業「EHL BIO」は、幹細胞研究を中心に重症疾患治療はもちろん、脱毛や皮膚美容の治療まで、人類の暮らしの質の改善を担う次世代治療剤革新に先駆けています。

「EHL BIO」の中核事業の一つであるアトピー性皮膚炎治療剤の場合、すでに2016年度に世界で初めて脂肪由来幹細胞を静脈投与するIV治療方式を選択し、食品医薬品安全処の承認まで取得しています。

そして2023年5月15日、「EHL BIO」世界初の細胞治療剤臨床第1相試験が承認され、日本に上陸することになりました。

「EHL BIO」の細胞治療剤は、患者本人の尿から幹細胞を採取して分離および培養過程を経て製造したものです。

腎臓特異的核心治療因子であるクロソが腎線維化の進行を効果的に抑制し、損傷した腎臓組織の再生を促進することが確認されています。

今回の臨床試験は、慢性腎疾患患者を対象に、安定性、耐薬性、探索的有効性の確認が行われました。

すでに2023年1月にはアトピー性皮膚炎治療剤である「ADSTEM inj.」の臨床第2相試験が完了しただけでなく、より安全で検証された臨床試験用医薬品の生産および供給ができるように2023年下半期第3のGMP施設完工を計画中です。

 

 

また、関節リウマチや肝硬変など、特定の年齢層に限定されず、免疫力の低下で発生する可能性がある重症疾患の治療薬も「EHL BIO」の核心研究分野です。

両方の疾患ともに、既存の治療方式は「進行速度を遅らせること」に焦点を当てていましたが、「EHL BIO」が研究中の幹細胞治療剤の場合、患者本人の幹細胞の利用で免疫系拒絶反応を減らし「根本的な治療」が期待されます。

脂肪幹細胞は何度培養しても遺伝子の変異がなく分化能力に優れているため、様々な自己免疫疾患の治療に利用されており、関節リウマチの炎症反応を抑制するのに効果的です。

また、肝硬化幹細胞治療プログラムは、他人の幹細胞ではなく自分の脂肪幹細胞を使用するため、細胞拒絶反応や副作用がなく、安全に肝細胞を回復できる治療方法であり、一度の脂肪採取で十分な量の幹細胞を抽出して何度も治療できるという利点があります。

世界的にバイオ産業への関心が高まっている中で、「EHL BIO」は今までの研究功労が認められ、国内有数の企業や大学病院と協約を結び、研究に拍車をかけています。

 

2023年7月24日から、日本でのサービス提供が開始される「EHL BIO」の紹介でした☆

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