NPO法人ジャパンワイルドライフセンターは、傷病野生動物保護センターの施設拡充を目的にクラウドファンディングを開始。
人為的な事故で運ばれてくる野生動物たちの救護のため、運動場などを増設し適切なリハビリケアが実現されます。
ジャパンワイルドライフセンター 傷病野生動物保護センターの施設拡充クラウドファンディング
期間:2023年6月1日(木)12:00~2023年7月28日(金)23:00
リターン:支援金額によりリターン内容は異なります(リターン不要のコースも)
リターンについて
・15,000円:オリジナルデザインTシャツ・エコノートなど
・30,000円:佐草一優著作絵本・オンライン体験動画など
ジャパンワイルドライフセンターは、動物病院と連携し、傷病野生鳥獣のリリースまでの飼養・治療・リハビリ等のサポートや、野生動物に関する情報の啓蒙・普及活動を行っている団体です。
毎年30~50頭(羽)の野生動物が運び込まれてきますが、そのほとんどが交通事故や窓ガラスへの衝突事故、誤認保護、餌付けによる発病、外猫による殺傷など、人為的な要因での傷病となっています。
SDGsの中で生物多様性の重要性が提唱される今、駆除管理にとどまらず、人と野生動物が本当の意味で共生できる方法を模索することは不可欠です。
そんな中、『まず目の前の命を救うこと』に重点を置き、約35年の活動の中で多くの野生動物を救護し、自然の中へと帰す活動を続けてきました。
今回のクラウドファンディングは、人為的な傷病で運ばれてきた野生動物のリハビリ・保護施設を改修・修繕するために行われています。
太陽の下でリハビリのできる運動場を作る
老朽化したウッドデッキの改修・拡張工事を行い、日光浴もできる運動場を作ります。
日光にはビタミンDの生成を補助する効果もあり、骨折や脚弱症での回復促進も見込めます。
少しでもストレスのない環境で快適なリハビリを行えるよう、運動場の建設が行われます。
隔離室を併設し、一頭でも多くの動物の受け入れ
ウッドデッキの拡張により、隔離室の増設が可能となります。
当団体には現在2か所、隔離室として使用できる部屋がありますが、多くの保護依頼がある中、隔離室が満床となってしまった場合には断わらざるを得ないケースもあります。
隔離室の増設により、また一頭多くの命に手を伸ばすことができるようになります。
第二目標では冷暖房設備の充実
第二目標として、資金が獲得できた場合には、拡張スペース・隔離室へ温度管理のできる冷暖房設備資金への補填も進められます。
傷病動物の場合、僅かな温度差でも容体が急変する恐れがある為、冷暖房設備の設置までがプロジェクトの目標として設定されています。
2023年7月28日まで実施されている、NPO法人ジャパンワイルドライフセンターのクラウドファンディングプロジェクト「傷付いた野生動物達を救う。運動場を増設し適切なリハビリケアの実現へ」の紹介でした☆