日本損害保険協会では、自動車事故防止に貢献する取り組みに関して幅広く情報を収集するために、自賠責運用益拠出事業となりうる取り組みの公募を実施中です。
損保協会が交通事故防止対策等に資すると判断した取り組みは自賠責運用益拠出事業として、一定期間助成を受けることができます。
日本損害保険協会「自賠責運用益拠出事業」公募
募集期間:2023年4月1日~7月31日
募集対象:1. 交通事故の発生件数・被害の削減に資する事業
2. 交通事故の発生件数・被害の削減に繋がることが期待される研究
応募資格:営利目的ではない法人(社団法人、財団法人、学校法人等)
助成期間:原則として、最大3年度まで
助成金額:1件あたり原則、年間500万円以上
日本損害保険協会では、自動車事故防止に貢献する取り組みに関して幅広く情報を収集するために、自賠責運用益拠出事業となりうる取り組みの公募を実施中です。
2023年4月1日に既に募集を開始しているところですが、本案内の周知を広めるため、募集期間の半分を経過したところで改めて案内するものです。
詳細については公式ホームページを参照ください。
「自賠責運用益拠出事業」とは
・自賠責保険では、その他の損害保険同様、保険会社の保険料の受け取りと、保険金の支払いの間に時差があり、この間、保険会社には一定の資金がプールされます。
この資金を運用することで得られる利息が「運用益」です。
・自賠責運用益の使い道は、将来の自賠責保険の収支改善のための財源とするほか、自動車事故防止対策、救急医療体制の整備、自動車事故被害者対策等に必要な費用など、被害者保護の増進に資する施策に活用できるとされています(自賠法第28条の3)。
これが「自賠責運用益拠出事業」です。
・日本損害保険協会では、各損害保険会社からの運用益の拠出を受け、1971年から自賠責運用益拠出事業の運営を行っています。
日本損害保険協会の「自賠責運用益拠出事業となりうる取り組み」公募は、2023年7月31日までの期間で募集中です。