館内見学を再開!兵庫県宝塚市「国登録有形文化財 高碕記念館」

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兵庫県宝塚市にある「国登録有形文化財 高碕記念館」が、耐震工事による休館を経て館内見学を再開。

再開に伴い、公式WEBサイトが新規オープンしました。

 

兵庫県宝塚市「 国登録有形文化財 高碕記念館」館内見学再開

 

国登録有形文化財 高碕記念館

 

設計者:ウィリアム・M・ヴォーリズ

建設時期:1923年(大正12年)

敷地面積:1135.84平方メートル

延床面積:408.63平方メートル

館内見学再開日:2023年3月26日(日)

所在地:〒665-0805 兵庫県宝塚市雲雀丘1-7-58

営業時間:10:00~16:00

休館日:毎週月曜
※月曜日が祝休日の場合は開館し、かわって翌平日を休館日とします。

入館料:無料

来館予約:

庭園の見学:予約は不要です。
火曜日~日曜日(10:00~16:00)に庭園部を公開しています。

(2)館内の見学:事前に予約が必要です。
10:30~12:00/13:00~14:30/14:30~16:00の時間帯で受け付けています。
来館予約ページ内(https://takasaki-ts.com/reserve )のカレンダーから希望の日時を選択して予約ください。
なお、イベント等により庭園部のみの公開とし、館内見学の受付を停止している場合があります

問合せ先:072-740-6600(平日:09:00~17:00、日祝:10:00~16:00)

 

日本の西洋建築に大きな影響を与えた建築家ウィリアム・M・ヴォーリズの設計により1923年(大正12年1月)に建築された高碕記念館。

これまでに幾度かの改修を受けながらも往時の姿をとどめている、2023年で築100年となる歴史的建造物です。

 

 

宝塚市景観重要建造物に指定、ひょうごの近代住宅100選に選定、登録有形文化財に登録されています。

高碕記念館は、1929年(昭和4年)より東洋食品研究所の設立者である高碕達之助(1885~1964)氏の住居として使用されていました。

 

 

高碕達之助氏は日本の政治家・実業家で、昭和の産業界・政界に多大な功績を残した人物です。

1938年(昭和13年)に高碕達之助によって設立された東洋罐詰専修学校研究部が母体となり、1962年(昭和37年)に設立にされた東洋食品研究所。

公益財団法人として研究事業、研究助成事業、文化財事業の三つの事業を行っています。

文化財事業では、高碕記念館の保全および公開を行い、高碕達之助氏に関する歴史的史料を後世に残し伝えるとともに、ヴォーリズ建築と大正時代の生活様式を貴重な文化遺産として現代に伝えています。

今回、より多くの方に高碕達之助の事績を伝えるべく、WEBサイトを通じて高碕記念館の新着情報を発信するとともに、今後は収蔵資料もデジタル化して公開するなど高碕記念館の情報を幅広く公開。

また、年2回企画展を開催し、高碕氏およびその周辺の情報をより多面的に分かりやすく発信していきます。

ヴォーリズ建築と大正時代の生活様式を貴重な文化遺産として現代に伝える、国登録の有形文化財。

館内見学を再開した「 国登録有形文化財 高碕記念館」の紹介でした。

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