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会話支援ロボット体験会を開催!理化学研究所「40代50代のための認知症予防 ~「ぼのちゃん」と共想法を体験~」

投稿日:2023年3月31日 更新日:

理化学研究所 革新知能統合研究センターにて、認知行動支援技術チームにより、40代50代の方に向けた、認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」を使った共想法(きょうそうほう)の体験会が開催されます。

 

理化学研究所「40代50代のための認知症予防 ~「ぼのちゃん」と共想法を体験~」

 

 

タイトル:40代50代のための認知症予防 ~「ぼのちゃん」と共想法を体験~

日時 :2023年4月20日(木)11:00~12:30(10:45受付開始)

場所 :理化学研究所 革新知能統合研究センター

〒103-0027 東京都中央区日本橋1-4-1

日本橋一丁目三井ビルディング15階

参加者:40代50代の一般女性(4~5人程度)

内容 :・認知症を防ぐ4大ポイント

・現状の体チェック

・ロボット「ぼのちゃん」体験 その他

*内容は変更になる場合があります。

 

 

理化学研究所 革新知能統合研究センターにて、ロボット工学博士 大武 美保子氏をリーダーとした認知行動支援技術チームが、40代50代の方に向けた、認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」を使った共想法(きょうそうほう)の体験会を開催。

 

 

これまでは、限られた団体や介護予防施設で実証実験を行ってきた共想法。

共想法が、高齢者を対象とした介護予防施設で、認知症に対しての予防効果を出している中で、今回は、まだ認知症は先のことだと考えている40代50代に向けて認知症予防のための体験イベントを開催。

認知機能の衰えは気づきにくいことも問題の一つです。

だからこそ、早めに継続的に行うことが重要になってきます。

 

虫歯を予防するように、認知症も予防ができる

 

歯磨きによって虫歯予防ができるように、認知症も、予防活動をすることで何割かの発症が防ぎうることが研究で明らかになっています。

認知症予防支援のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」は、脳は、聞くことと話すことが、情報の入力と出力の連鎖であるとする、会話における脳の情報処理モデルに着眼したことから生まれました。

独自に開発した双方向会話支援技術を用い、高齢者の認知機能を向上することが可能な認知行動支援技術を使っています。

 

ロボットの力を認知症予防に!祖母の認知症経験から

 

 

現代の日本は、高齢化の進展と共に、認知症患者数は急激に増加していますが、加齢と共に認知機能が衰えるのを防ぐ薬は、現存していません。

ロボット工学博士の大武氏は、ゲルロボットという柔らかいロボットの研究時に、祖母が認知症となり、要介護になっていく姿を目の当たりにすることになりました。

このような経験を経て「認知症をなんとかしたい!」という思いを強くし、関連する人ロボット共生学、こころの時間学、思春期主体価値、共創言語進化、対話知能学の研究領域に参加し研究を進め、人間の認知機能を育む人工知能技術の基盤要素技術を開発しました。

それが、認知症予防支援ロボットを使った共想法です。

 

チームリーダー:大武 美保子(おおたけ みほこ)氏プロフィール

 

 

ロボット工学博士/

理化学研究所 革新知能統合研究(AIP)センター

目的指向基盤技術研究グループ 認知行動支援技術チーム チームリーダー/

NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長

東京大学大学院博士課程修了・博士(工学)

 

柔らかいロボット、ゲルロボット(機能性高分子で構築された連続体の変形と運動の制御)の研究を経て、祖母の認知症をきっかけに、会話支援AIによる認知行動支援技術の開発に携わる。

ドイツやフランスなど海外の高齢化が特に進んだ国との戦略的な国際連携にも積極的に取り組んでいる。

日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院特任助手、助教授、准教授、スイス連邦工科大学チューリッヒ校の客員研究員、千葉大学大学院准教授を経て、現在は、理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダーとして活動。

これまでに、日本ロボット学会研究奨励賞(2003年)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2014年)、人工知能学会 現場イノベーション賞(2016年)などを受賞している。

ムーンショット型研究開発事業に採択(2022年)されている。

 

共想法体験イベント「40代50代のための認知症予防 ~「ぼのちゃん」と共想法を体験~」は、2023年4月20日(木)に、理化学研究所にて開催です☆

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