FJネクストホールディングスが、ひとり暮らしの「引っ越し事情」を探るため、ひとり暮らしを始めてから1回以上引っ越し経験のある首都圏在住の単身生活者に「引っ越し事情」アンケートを実施。
本調査では、引っ越しにまつわる様々な行動について、首都圏在住の独身・ひとり暮らし20代~30代男女400人に調査が行われました。
FJネクストホールディングス 第3回 ひとり暮らしの「引っ越し事情」アンケート
調査期間:2023年2月21日~2月22日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:首都圏在住 独身・ひとり暮らしの20代~30代 男女400人
※1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)
※ひとり暮らしを始めて1回以上引っ越し経験のある方
FJネクストホールディングスが、ひとり暮らしの「引っ越し事情」を探るため、ひとり暮らしを始めてから1回以上引っ越し経験のある首都圏在住の単身生活者に「引っ越し事情」アンケートを実施。
本調査では、引っ越しにまつわる様々な行動について、首都圏在住の独身・ひとり暮らし20代~30代男女400人に調査が行われました。
部屋探しの際、物件情報は不動産情報サイトから得るか
閲覧サイト数は「3つ以内」が一般的な回答となりました。
約6割(60.5%)が「不動産情報サイトの閲覧と不動産会社の実店舗両方」と回答。
「不動産情報サイトのみ」という人も4人に1人(25.0%)いました。
これらを合わせると、不動産情報サイトを閲覧している人は8割強(85.5%)となり、物件探しの重要な情報源となっていることがわかります。
一方、「不動産会社の実店舗のみ」は14.5%と少数でした。
また、サイトを閲覧すると回答した人(342人)に、いくつ位のサイトを見るか聞いたところ、「2つ」(33.6%)、もしくは「3つ」(30.7%)という人が多く、4つ以上(「4つ」+「5つ以上」)という人は少数(12.3%)でした。
閲覧するサイト数は「3つ以内」というのが一般的のようです。
特に女性は「3つ」が40.0%で、男性よりも念入りにサイトを閲覧していることが伺えます。
引っ越し先の部屋を決めるまでに、実際に何部屋を見るか。複数回引っ越した方は、平均の部屋数を回答
実際にどのくらいの物件を見て部屋を決めるのかを質問。
結果は「3部屋」(31.8%)が最も多く、次いで「2部屋」(18.5%)、「1部屋」(18.3%)という順で、“1~3部屋”を見て決定するというのが平均的な行動と言えそうです。
平均値は“2.83部屋”でした。
一方「4部屋」~「11部屋以上」の合計を見ると、女性は30.0%に対し男性は18.0%と、女性の方がより多くの部屋を見ており、部屋決めに際しての慎重さが伺えます。
2020年に実施された調査では、「3部屋」(33.3%)、「5部屋」(16.8%)、「4部屋」(13.3%)の順で、平均値は3.54部屋でした。
この3年間で1部屋分近く減っていることがわかります。
その要因は、コロナ禍の影響か、あるいはIT化の進展で画像確認やオンライン見学が充実したことが考えられます。
次の部屋を決める際、重視するポイントは
部屋決めのポイントTOP3は「家賃」「部屋の広さ」「駅からの距離」という結果に。
男性は「周囲の環境」、女性は「セキュリティ」も重視していました。
全体では「家賃」(82.3%)がトップに。
毎月の出費となる「家賃」は重要なポイントです。
次いで「部屋の広さ」(48.3%)、「駅からの距離」(41.0%)、「部屋の設備」(32.5%)の順となりました。
男女別では、男性が「周囲の環境」(22.0%)の割合が高いのに対し、女性は「セキュリティ」(27.0%)の割合が高いことがわかります。
前回との比較では、「家賃」は同様に8割超でした。
一方、今回は「部屋の設備」(42.3%→32.5%)よりも「部屋の広さ」(44.0%→48.3%)を重視する傾向がみられました。
引っ越し作業は、業者に依頼したか
ひとり暮らしの引っ越しは専門業者に頼むのか、それとも自分で行うのか、これまでの引っ越しについて質問したところ、全体では「いずれも業者に依頼」が52.5%、「業者に依頼したこともあるし自分で行ったこともある」が23.5%、「いずれも自分で行った」が24.0%でした。
この結果から、一度でも“自力”で引っ越しをした経験のある人が47.5%と半数近くおり、女性でも4割超(42.5%)と意外に多いことがわかります。
ひとり暮らしゆえの荷物の少なさが大きな要因と言えそうですが、引っ越し費用の節約という面もあるようです。
前回との比較では、大きな差はみられませんでしたが、「いずれも自分で行った」が18.5%→24.0%と、コロナ禍の影響からか若干“自力”派が増加しています。
引っ越し業者を選ぶ基準は
「価格」(82.9%)が他の項目を大きく引き離しました。
2位は「作業の丁寧さ」(38.2%)で、以下「知名度、ブランド」(35.5%)、「作業スピード」(27.6%)、「スタッフの対応」(24.7%)と続きます。
男女で比較的大きな差が出たのは「スタッフの対応」で男性18.1%に対し女性は30.6%でした。
女性にとっては、スタッフの“接客対応能力”も業者選びの重要なポイントになっているようです。
前回との比較では、「価格」の割合が91.4%→82.9%に減少しましたが、その反面、「作業スピード」が19.9%→27.6%と7.7ポイントアップしました。
引っ越し業者に支払う金額
最も多かったのは「5万円」(23.7%)で、以下「3万円以下」(21.7%)、「4万円」(13.8%)、「6万円」(10.2%)の順でした。
これらを合わせると約7割(69.4%)となり、“6万円以下”というのが一般的な相場のようです。
一方、「0円」の回答は約1割(11.8%)でした。
平均金額は、全体では52,425円(※2)でした。
男性は54,180円、女性は50,958円と男性の方が僅かながら高い傾向にあります。
前回との比較では、全体で約4千円(+3,734円)アップしています。
性別・年代別のすべての項目でアップしており、物価上昇という世相を反映した結果のようにも見られます。
コロナ禍以降(2020年3月~現在)に引っ越しをしたか
コロナ禍が始まって以降(2020年3月~)、現在までに引っ越しを「した」が42.8%、「していない」が57.3%でした。
「した」人(171人)の理由は、「もっとよい物件に住みたいと思った」(27.5%)、「転勤のため」(26.9%)、「単に部屋の契約更新のタイミングだった」(24.0%)の大きく3つに分かれました。
一方、「リモートワークに適した物件に住みたかった」、「通勤の密を避けるため、勤務地に近いところに住みたかった」といったコロナ禍由来の理由で引っ越しをした人はともに4.7%と少数でした。
「しなかった」人(229人)の理由は、ほぼ「必要がなかったから」(86.9%)でした。
「引っ越ししたかったが、コロナ禍なので控えた」という人は4.8%。
この結果を見ると、引っ越しをした人もしなかった人も、コロナ禍による影響を大きく受けたわけではないことがわかります。
引っ越しを手伝ってほしい有名人は
最も多く支持を集めたのが、お笑いタレントの「なかやまきんに君」さん(53票)で、圧倒的1位でした。
ボディビルダーとしても知られ、2022年度の流行語大賞では「ヤー!パワー!」が選出されました。
同じくボディビルダーとして活動するお笑いコンビ・オードリーの「春日俊彰」さんも3位に。
両人とも、テレビやCMを介して優しい人柄が伝わってきます。
この辺りもポイントで、まさに“気は優しくて力持ち”という点が評価を得たと言えます。
FJネクストホールディングスが発表した、第3回 ひとり暮らしの「引っ越し事情」アンケートの紹介でした☆