東急エージェンシーと、パナソニック コネクトが、広告媒体接触者(オーディエンス)の可視化を可能にするサービス「MilCount(TM)(ミルカウント)」を導入。
TOKYU OOH一部媒体(計5か所)に交通広告メジャメント(計測方法)として取り入れられます。
東急エージェンシー&パナソニック コネクト「MilCount(ミルカウント)」導入
導入開始:2023年2月21日(火)
導入媒体:
・TOQ サイネージピラー東急田園都市線渋谷駅
・東急田園都市線渋谷駅ビッグサイネージ
・TOQ サイネージピラー東急東横線/東急大井町線自由が丘駅
・TOQ サイネージピラー東急目黒線目黒駅
・TOQ サイネージピラー東急東横線/東急目黒線武蔵小杉駅 (計5か所)
急成長するインターネット広告を中心にマーケティングのデジタル・数値化が加速している広告市場。
その中でOOH広告においては、広告を出稿する事業者にとって、広告の効果測定が難しいという課題があります。
駅構内のOOH広告に接触した人の属性をもっと正確に把握したい、効果的な広告運用を検討したい、などのニーズの高まりを受け、パナソニック コネクトは画像センシング技術を活用してこれらOOH広告特有の課題を解決する新サービスが開発されました。
東急エージェンシーは、パナソニック コネクトが提供するMilCount(TM)のサービス開発段階から協力し、今回東急線の駅構内のデジタルサイネージに導入。
交通広告業界で標準化が進められている「媒体接触可能者(=Viewable)」と、実際に媒体が視野に入る「媒体視認者(=Viewed)」の性別・年齢など属性別に分けた人数を計測します。
これにより得られたデータは、広告出稿する事業者や広告会社に提供。
媒体価値を高め、交通OOH広告効果を可視化することで事業者のビジネスに貢献します。
MilCount(TM)とは
媒体接触者のデータを “速く、見やすく、簡単に”可視化するクラウドサービス「MilCount(TM)」
独自のAI推計ロジックにより、交通広告業界で標準化が進められている「媒体接触可能者」と「媒体視認者」の人数を計測できます。
そのため、広告を出稿する事業者や広告会社にて性別・年代など属性別のマーケティングデータとして活用可能です。
画像センシング技術により媒体接触者のデータ(人数・顔の向き・属性)を収集可能
デジタルサイネージ上部に設置したカメラから人数・顔の向き・属性を検出(マスク着用者も検出可能)、媒体接触者のデータとして収集。
なお、パナソニック コネクトは、各種ガイドラインなどに基づくプライバシー配慮措置を重視しています。
MilCount(TM)では、カメラで撮影された画像(個人情報データ)は画像センシングによる人数・顔の向き・属性の検出にのみ使用され、解析後は保持されることなく即時破棄されます。
したがって、分析されたデータに個人情報は含まれません。
1媒体1台のカメラによる広範囲計測でコストの抑制を実現(パナソニック コネクト特許出願中)
デジタルサイネージのディスプレイが複数あるエリアにおいても、1媒体につきカメラ1台のみを設置いただくだけで、10m先・視野角120度以内の媒体接触者、すなわち広告が視野に入る「媒体視認者」の属性別計測が可能です。
撮影された画像データの解析によって得られた属性データを、クラウドサーバーの独自のAI推計ロジックに組み込み、拡大推計により、媒体設置エリア全体のデータを算出。
これにより、ディスプレイ毎のカメラ設置を削減し、設置工事やメンテナンスのコスト抑制を実現しています。
閲覧用BIツールで、媒体接触者のデータを “速く、見やすく、簡単に”見える化
閲覧用BIツールで、媒体接触者のデータを分析し、広告媒体毎の特性を速く、見やすく、簡単に出力が可能です。
クラウドサービスのためネットワーク環境があれば、Webブラウザ経由で閲覧することができます。
画像センシングを活用し、カメラ1台で広告効果を可視化。
東急エージェンシーとパナソニック コネクトが導入した、広告媒体接触者(オーディエンス)の可視化を可能にするサービス「MilCount(TM)(ミルカウント)」の紹介でした。