国立文化財機構「文化財活用センター」は、2024年度の「国立博物館収蔵品貸与促進事業」実施対象館の募集を開始。
国立文化財機構の博物館が、全国の美術館・博物館に対し、地域ゆかりの収蔵品を貸し出す事業を紹介します。
文化財活用センター「国立博物館収蔵品貸与促進事業」
対象:2024年4月下旬~2025年3月末までに開催される展覧会
国立文化財機構「文化財活用センター」は、2024年度の「国立博物館収蔵品貸与促進事業」実施対象館の募集を開始。
「国立博物館収蔵品貸与促進事業」とは、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館が全国の美術館・博物館に対し、地域ゆかりの収蔵品を貸し出す支援事業です。
また作品輸送費なども「文化財活用センター」に支援されます。
「国立博物館収蔵品貸与促進事業」によって、立地条件等により、これまで国立博物館の収蔵品に親しむ機会が限られていた地域にて、文化財が広く公開されるようになります。
さらに日本とアジアの歴史・伝統文化の発信、地域文化の創生、次世代への文化財の継承、観光振興などにもつながる事業です。
貸与可能作品の一例として、東京国立博物館所蔵の日本考古資料の優品30件や、黒田清輝さんの代表作12件などを借りることができます。
地域ゆかりの収蔵品を貸し出す支援事業。
文化財活用センターが募集を開始した「国立博物館収蔵品貸与促進事業」の紹介でした☆