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命や自然の企画展!滋賀県立美術館「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」

投稿日:2022年12月28日 更新日:

滋賀県立美術館にて、企画展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催!

人間の命の営みや自然との関係を表した作品が多く登場します☆

 

滋賀県立美術館「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」

 

 

開催期間:2023年1月21日(土)~3月26日(日)

開催場所:滋賀県立美術館 展示室3

開場時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)

休館日:月曜日

料金:一般1,300円(1,100円)、高大生900円(700円)、小中生700円(500円)

※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
※同時開催中の常設展も観覧可能
※年額2,400円(一般)で何度でも観覧できるお得な年間パス(滋賀県美メンバーズ)入会受付中

 

滋賀県立美術館にて、企画展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催!

川内倫子氏は1972年に滋賀県で生まれ、4歳までは滋賀で、その後は大阪で育ちました。

川内氏の写真は柔らかい光をはらんだ独特の淡い色調を特徴とし、初期から一貫して人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。

川内氏のまなざしは、身の回りの家族や植物、動物といった存在から、火山や氷河といった壮大な自然に対してまで等しく注がれています。

日常にある儚くささやかな対象と、長い時を経て形成される大地の営みとが、独自の感覚でつながり、同じ生命の輝きを放っているところに、川内氏の作品世界の大きな魅力があるといえます。

タイトルでもある〈M/E〉は、本展のメインとなる2019年以降に撮影された新作のシリーズ。

〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。

アイスランドや北海道で撮影した火山や流氷と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、どちらもわたしたちの住む地球の上でおこっており、川内の写真はそこにある繋がりを意識させます。

本展は、人間の命の営みや自然との関係についてあらためて問い直す機会となること間違いなしです。

川内氏は写真集『うたたね』、『花火』(リトルモア、2001)の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞し、今日まで精力的に写真集の刊行や個展の開催を行ってきました。

2022年11月には、国際的な写真賞であるSony World Photography Award 2023特別功労賞を日本人としてはじめて受賞しています。

本展は、国内では6年ぶり、そして故郷である滋賀でははじめての大規模個展。

この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫ります。

また本展は中山英之建築設計事務所が会場デザインを手がけます。

川内氏の「自分が作品を制作する際に感じた感覚や経験を、展示空間において観賞者と共有したい」という想いに応えた空間が作り上げられます。

さらに、常設展でも特集展示「川内倫子と滋賀」を開催。

「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」の開催に合わせ、川内氏の作品の中でも特に滋賀との関わりの深いものを特集展示する「川内倫子と滋賀」を開催します。

この特集展示では、川内氏が撮り続けた甲賀市の福祉施設「やまなみ工房」の作家たちの作品を、川内氏の作品と同じ空間で展示します。

その他関連イベントも複数開催される予定です。

 

川内倫子氏による企画展。

滋賀県立美術館「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」の紹介でした☆

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