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イベリコ豚とニンニクの最新情報!アンダルシア製品輸出促進公社

投稿日:2022年12月17日 更新日:

アンダルシア製品輸出促進公社が、スペイン・アンダルシアの食材 「イベリコ豚」と「ニンニク」に関する最新情報を公開!

イベリコ豚のモンタネラシーズンとニンニクの栽培が始まりました☆

 

アンダルシア製品輸出促進公社

 

 

スペインアンダルシア州政府、アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)が、アンダルシアの食材「イベリコ豚」と「ニンニク」に関する最新情報を公開しました。

秋になり、イベリコ豚がどんぐりを食べるモンタネラのシーズンに入っています。

イベリコ豚がどんぐりを食べて育つという話は日本でも比較的知られるようになりましたが、どんぐりだけを食べて育つわけではありません。

「イベリコ豚」の定義は非常に細かく決められており、どんぐりを食べる時期は、どんぐりの実が成長する通常10月最終週から翌年3月ごろで、この間少なくとも60日どんぐりを食べさせることが義務付けられています。

生まれて12か月~14か月たち、100kgを超えた豚がどんぐりを食べ、50キロ前後体重を増やすといいます。

アンダルシア州の西、ウエルバに加工、貯蔵庫をもつコンソルシオ・デ・ハブーゴ社も11月初旬から今期のモンタネラを開始。

今年は干ばつの影響でどんぐりの実も少なく、イベリコ豚の生産は例年と比べると少なくなるといわれています。

コンソルシオ・デ・ハブーゴ社では昨年より20%少なくなると予想されています。

 

 

豚が放牧されて自由に動き回り、どんぐり中心の食生活になるモンタネラのシーズンはイベリコハムの需要が一番高まる時期とも重なっています。

スペインでも高級であるイベリコハムは、クリスマスの時期に各家庭で食べられるため需要が増加します。

コンソルシオ・デ・ハブーゴ社のイベリコハムは日本国内のレストランでも食べることができるので、2022年はスペイン人のようにクリスマスを機に味わってみるのもおすすめです。

 

 

アンダルシア州の中部、コルドバのモンタルバンからは、11月に今年度最初のニンニクの栽培がはじまったとの情報が公開されました(ニンニクの農業年度は10月~9月)。

もうすぐ日本で人気の紫ニンニクの栽培も始まります。

 

 

スペインのニンニク生産量はここ数年伸びており、前期(2021年10月~2022年9月)は31万トンほど。

日本には2,000トン前後のニンニクがスペインから輸出されており、最近は日本国内のスーパーなどでも見かけるようになっています。

2022年から2023年期は前期と比べて生産は微減(-3.9%)とみられています。

アンダルシアのニンニクの生産はスペイン生産全体の20%程度を占有。

 

 

「ラ・アブエラ・カルメン(カルメンおばあちゃん)」のブランド名で知られるアンダルシアのニンニク生産会社は、ニンニクの輸出を行うほか、輸入業者がニンニクを使った製品も販売しています。

 

イスペイン産ベリコ豚やニンニクに関しての最新情報を開示!

アンダルシア製品輸出促進公社の紹介でした☆

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