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ゾンカ語や簡体字中国語なども!ダイナコムウェア「DynaFont(ダイナフォント)2022年新書体」

投稿日:2022年11月29日 更新日:

ダイナコムウェアから「DynaFont(ダイナフォント)2022年新書体」が登場!

ダイナフォント全書体が使える年間ライセンス 「DynaSmart V」にて順次提供中です☆

 

ダイナコムウェア「DynaFont(ダイナフォント)2022年新書体」

 

 

提供開始日:2022年11月24日(木)より順次提供

対応OS:macOS 10.12以降日本語版、Windows 8.1/10/11 日本語版

 

主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行うダイナコムウェアから、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」「DynaSmart 教育機関向けプラン」「DynaSmart 学生版」を契約中の方に向けにDynaFont(ダイナフォント)2022年新書体が登場!

ダイナコムウェアのフラッグシップフォントである「金剛黒体(ルビ:こんごうこくたい)」のバリアブルフォント「金剛黒体 VF(バリアブルフォント)」、新多言語「金剛黒体 ゾンカ語」、新ウエイト「金剛黒体 簡体字中国語Bold 6ウエイト」、シン・かなデザイン「古籍真竹B(ルビ:こせきまだけビー)」「龍門石碑体A(ルビ:りゅうもんせきひたいエー)」、毛筆系初のテロップ書体「大河体S(ルビ:たいがたいエス)」など、“実りの文字の秋”とも呼ぶべきダイナフォント合計24書体を提供します。

その他の提供書体として、オーソドックスな行書として様々な場面でご活用いただいている「行書体」のOpenTypeフォントPro1-6/1-6N版や、秋の夜空に架かる虹のように伝統と現代をつなげる楷書と行書の中間を目指した革新的な毛筆系書体「松月虹(ルビ:しょうげっこう)」のTrueTypeフォント版も追加収録しています。

「DynaSmart V 2022年11月アップグレード」は、話題の新技術バリアブルフォントに、新多言語、新ウエイト、シン・かなデザインといった新書体が追加となり、まさに“実りの文字の秋”と呼ぶべき充実した内容となりました。

 

 

「金剛黒体 VF」は、シームレスなウエイトと横幅の調整が可能。

ユーザーは独創性を駆使して、フォントの太さ・細さ・広さ・狭さを調整することで、自分だけのレイアウトを創造できます。

Adobeシリーズのソフトウェアを例に挙げれば、文字パネルのバーをスライドすることにより、太さや幅などを自由に調整可能。

ダイナコムウェア独自のフォントツールで開発された「金剛黒体 VF」は、さまざまなレイアウトテストや最適化を行うことで、快適な読み心地を実現した「金剛黒体」の品質を損なうことなく、繊細で滑らかな変化を提供します。

 

 

「ゾンカ語」はブータンの文字であり、中華人民共和国のチベット自治区の文字と共通しています。

「金剛黒体 ゾンカ語」は、曲線の柔らかさと幾何学的な美感と筆画の一致性を追求した「金剛黒体」のスタイルと一致させながらも、ゾンカ語の文字の独特な手書き感も再現。

シンプルでありながら、堅さも柔らかさも感じさせるデザインは、理性と感性のバランスが絶妙で、なおかつ素晴らしい読み心地を備えています。

「金剛黒体 多言語」同様に6ウエイトに対応。

また、グリフの組み合わせ変換機能がフレキシブルな組版効果をもたらし、母語話者の自然な読む習慣にも最適な書体です。

 

 

「簡体字中国語」は、中華人民共和国で制定された従来の漢字を簡略化した字体で中国大陸のほかシンガポールやマレーシアなどで使用されている言語。

「金剛黒体 簡体字中国語」は、毛筆で書いた時のような趣とシンプルなデザインをバランスよく融合させることで高い視認性と可読性を実現しています。

2022年4月に先行して12ウエイトに対応した「金剛黒体 日本語」に続き、「金剛黒体 簡体字中国語」もBold、Extrabold、Ultrabold、Black、Extrablack、Ultrablackの6ウエイトを、それぞれの太さに合わせた読み心地を追求した設計にてリリースされました。
※簡体字中国語のBoldからUltrablackの6ウエイトは「SC14(GB18030対応)」のみの対応となります。

 

 

シン・かなデザインは、ダイナフォントの魅力を改めて掘り起こし、皆さまにも書体の魅力を再発見できるようなフォント。

「古籍真竹B」は、ストロークの転折が竹の節のような力強さとしなやかさが特長の「古籍真竹」から、かなをリ・デザインすることで、よりクラシカルな趣きを追求した古籍書体です。

「龍門石碑体A」は、力強さと独特の風格を備えた中国の龍門石窟に刻まれた文字の書体様式と特長を持った書体「龍門石碑体」から、かなをリ・デザインすることで、より漢字部分の特長に近づけた書体です。

 

 

「大河体S」は、DF大河体をベースに、画面のあらゆるサイズでの表示に対応した書体として再設計したテロップ書体。

「大河体S」のベースになった大河体は、筆文字ならではの勢いや力強さを表現した女性書道家による毛筆系書体となります。

筆は鼬(いたち)の毛の筆を使用しており、その特徴である優れた弾力性が、起筆や払いの勢いに見事に反映されると共に、流れるような筆運びにも色濃くあふれています。

豪快かつ極太な筆画の中に、どことなく繊細さや柔らかさも感じさせる文字は、タイトルや見出しにおいて大きな存在感を与えます。

ベースになった大河体の特長を引継ぎ、画面表示においても豪快な運筆による墨文字ならではの確かな迫力を演出します。

 

 

「松月虹」は、楷書と行書の中間を目指し、伝統的な書道の規範に縛られず独特な書きぶりで現代感を表現した革新的な毛筆系書体。

優雅にして明快な字形で流れるような運筆の中においても随所に硬さの残る筆使いを調和させることで剛柔合わせ持った様は、さながら神秘的な月虹に優しく照らされ浮かび上がる松の木のようです。

 

新鮮なデザインのフォント計24種が登場!

ダイナコムウェア「DynaFont(ダイナフォント)2022年新書体」の紹介でした☆

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