スペイン南部アンダルシア州政府の公的機関で、1985年の設立以来様々な貿易プロモーション活動を行っている「アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)」
そんな「アンダルシア製品輸出促進公社」が、同州における2021~2022年度のオリーブオイル生産状況などの情報を公開!
さっそく紹介していきます。
アンダルシア製品輸出促進公社「オリーブオイル最新情報」レポート
スペイン南部アンダルシア州政府の公的機関で、1985年の設立以来様々な貿易プロモーション活動を行っている「アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)」
そんな「アンダルシア製品輸出促進公社」が、同州における2021~2022年度のオリーブオイル生産状況などの情報を公開!
オリーブオイル生産にとって、1年は10月にはじまり9月に終わります。
2021~2022年度、スペインのオリーブオイル販売は167万トンを超え、これまでの最高量を記録し、国内消費583,400トン、輸出1,086,600トンとなりました。
一方オリーブオイルの原料となるオリーブについては、2021~2022年度、スタート時から懸念されていた水不足が大きな問題となりました。
スペインの貯水池の状況は、容量の31.39%、グアダルキビール川流域は18.84%にまで落ち込み、灌漑用オリーブ園や一部の製油所における水利用にも影響が拡大しています。
アンダルシアについてはアンダルシア州政府農業省が10月3日、収穫量587,000トンと、前年度の半分ほどになるとの予測を発表しました。
2022年度はスペインのみならず、ポルトガル、イタリア、モロッコでも同様に生産減と言われていますが、そのような中、アンダルシアのオリーブオイル生産企業からは明るいニュースも。
Castillo de Canena社からは10月12日、2022年の「ファースト・ハーベスト・デイ(収穫初日のオリーブだけで作るオリーブオイル)」に関する発表がありました。
Castillo de Canena社は18世紀末から続くオリーブ栽培の伝統を持つファミリー企業でありながらオリーブの収穫から一貫して冷蔵システムを導入するなど製品の品質維持のための技術やシステムへの投資も積極的に行っている企業です。
雨が少なく、気温が高いという悪条件の中にあっても品質を維持することはできた、といいます。
そんな10月に収穫されたオリーブからできたエキストラバージン・オリーブオイル「ファースト・ハーベスト・デイ」は日本を含む50カ国以上で販売を開始。
日本ではオリーブオイルのセレクトショップ「GRANCHER」で購入可能となります☆
スペイン南部アンダルシア州のオリーブ生産・収穫についての最新情報を公開。
アンダルシア製品輸出促進公社から公開された「オリーブオイル最新情報」のレポートでした☆