詩人・萩原朔太郎没後80年を記念して全国各地で開催されている「萩原朔太郎大全2022」
そんな「萩原朔太郎大全2022」にて、長女・萩原葉子の同名小説を映像化した映画「天上の花」の上映会や、コンサート、講演会などが開催決定!
多様な形態で“朔太郎の世界”を味わえるイベントを紹介していきます☆
「萩原朔太郎大全2022」
開催期間:2022年10月1日~2023年1月10日
詩人・萩原朔太郎の没後80年にあたる2022年。
萩原朔太郎を介した企画展「萩原朔太郎大全2022」が全国52か所の文学館や美術館、大学等で開催されています。
「萩原朔太郎大全2022」は自筆原稿や写真をはじめ萩原朔太郎に関する資料とその他の知的情報を各館で交換し、それぞれ特色ある展覧会を同時多発的に全国各地で開催するイベントです。
2022年12月9日(金)からは各施設で萩原朔太郎の長女・萩原葉子の同名小説「天上の花―三好達治抄―」の映像化作品を公開。
そのほか、2022年11月、12月にはコンサートや講演会が行われます☆
映画「天上の花」
公開日:2022年12月9日
萩原朔太郎の長女・萩原葉子の同名小説「天上の花―三好達治抄―」の映像化作品。
1966年の発表から56年を経て、没後80年「萩原朔太郎大全2022」記念映画として製作。
萩原朔太郎を師と仰いだ詩人、三好達治と朔太郎の美しい妹、慶子との愛憎の物語の行方は・・・
朔太郎と群馬の詩人を歌う
開催日時:2022年11月27日(日)14:00/12月4日(日)15:30
詩作だけでなくマンドリンをはじめ、音楽も愛した萩原朔太郎。
これにちなみ「文学とフォーク」「ミュージック・ミュージアム」の2つのコンサートが開催されます。
マジック実演付き講演会
開催日:2022年12月11日(日)
会場:田端文士村記念館多目的ホール
『月に吠える』『青猫』の2つの詩集で口語自由詩を完成させたと目される萩原朔太郎。
その詩の原理と趣味であったマジックについて、また、芥川龍之介と田端文士との関係性などが紐解かれます。
記念図書『萩原朔太郎大全』
価格:2,640円(税込)
発売日:2022年11月中旬
販売店舗:全国書店など
萩原朔太郎没後80年の節目の年に刊行される、萩原朔太郎の魅力を余すところなく伝える一冊です。
萩原朔太郎の詩やアフォリズム、エッセイも掲載し、萩原朔太郎の文章そのものを楽しむことができるよう編集。
第一詩集『月に吠える』初版無削除本をはじめ、300枚を超える図版に加え、『月に吠えらんねえ』で人気の漫画家、清家雪子さんや「月に吠える」楽曲制作のヨルシカ・n-bunaさん、芥川龍之介賞、萩原朔太郎賞受賞の松浦寿輝さんなど、20人を超える豪華顔ぶれによる寄稿で読みごたえ抜群です。
多様な形態で“朔太郎の世界”を味わうイベント。
2022年10月1日から開催されている、「萩原朔太郎大全2022」の紹介でした☆