京都府立堂本印象美術館にて、2022年10月8日から11月23日の間、特別企画展「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」を開催！
ぬくもり溢れる華楊芸術の世界を印象自らデザインした堂本印象美術館で展観します。
京都府立堂本印象美術館「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」
観覧料：一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円
( )は20名以上の団体料金、65歳以上の方(要公的証明)および障害者手帳を提示の方(介護者1名含む)は無料
開催期間：2022年10月8日(土)～11月23日(水・祝)
開館時間：9:30～17:00(入館は16:30まで)
休館日：月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
主催：京都府、京都府立堂本印象美術館、京都新聞
助成：地域創造
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を変更する場合があります。
来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。
京都府立堂本印象美術館にて、特別企画展「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」を開催。
山口華楊(1899-1984)は京都の友禅染職人の家に生まれ、大正から昭和にかけて活躍した日本画家。
京都画壇の写生の伝統を受け継ぎ、さらに動物画の名手であった師 西村五雲から学んだ瀟洒な感覚と鋭敏な写実性を独自の新しい表現へと発展させ、戦後の京都の日本画を牽引しました。
画家としての実績が認められ、1981年には文化勲章を受章。
生きものを慈しむまなざしと高い品格、加えて知的な構成力と静かな空気感は、華楊ならではの魅力と言えます。
本展では、動物画・花鳥画の世界で独自の境地をひらいた華楊の代表作を通して全貌を紹介。
伝統的な日本画の表現による《洋犬図》(1937年)や戦後の代表作《黒豹》(1954年)などの動物画とともに、
詩情豊かな花鳥画の名品《行潦(にわたずみ)》も展示。
また、会場となる堂本印象美術館は、山口華楊と同時期に同じ京都衣笠(きぬがさ)を拠点に活躍した日本画家・堂本印象(1891-1975)がデザインしました。
印象自らデザインした堂本印象美術館で華楊芸術の世界を展観するまたとない機会です。
動物や植物の生命をありありと描いた、山口華楊の特別企画展。
京都府立堂本印象美術館「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」の紹介でした☆
