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後継候補者を募集中!福岡・芦屋「芦屋釜」

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福岡県芦屋町にて約650年前に生まれた「芦屋釜」

江戸時代に製作が途絶えてしまいましたが、現在芦屋町にて芦屋釜の復興が行われています。

また、令和5年度採用の芦屋鋳物師後継候補者を募集中です!

 

福岡・芦屋「芦屋釜」

 

 

芦屋釜とは、南北朝時代頃(14世紀半ば頃)から筑前国芦屋津(ちくぜんのくにあしやつ)(現在の福岡県遠賀郡芦屋町)で造られた鉄製の茶の湯釜。

「真形(しんなり)」とよばれる端正な形と、胴部に表される優美な文様が特徴です。

室町時代には、有力大名大内氏を通じて時の将軍足利氏にも献上されるなど、京の貴人達の間で大変な人気を博しました。

しかし、室町時代末期頃になると、芦屋釜の製作は次第に衰退し、江戸時代初期頃にはその製作は一旦途絶えてしまいます。

それからおよそ400年。

平成元年の「ふるさと創生事業」を契機として、芦屋町では芦屋釜の復興を行うことが決定しました。

 

 

平成7年には、芦屋釜の里を開館。

施設内の芦屋釜復興工房では、芦屋釜の調査・研究に基づく復元製作と、鋳物師の養成を進めました。

現在では、2名の鋳物師が独立し、現代の芦屋釜を製作しています。

 

令和5年度採用 芦屋鋳物師後継候補者募集

 

 

福岡県芦屋町に650年前に生まれた「芦屋釜」の技術継承に向けて芦屋釜を製作する「芦屋鋳物師(あしやいもじ)」の後継者を募集!

 

 

芦屋釜は、芸術性、技術力において高い評価を得ており、国指定重要文化財の茶の湯釜9点の内、8点を芦屋釜が占有。

芦屋釜の製作は江戸時代初期頃に一旦途絶えますが、芦屋町では平成7年より芦屋釜の復興に取り組んでいます。

その一環として、芦屋釜の製作技術をもつ「芦屋鋳物師」の養成に取り組み、次世代への技術継承に尽力しています。

 

 

現在、芦屋町が養成した2名の芦屋鋳物師が、芦屋の地で活躍中。

今回は、芦屋鋳物師の技術継承者として、新たな歴史に名を刻む若者を全国から広く募集します。

 

芦屋鋳物師後継候補者募集案内

 

 

募集職種:任期付職員(芦屋鋳物師後継候補者)

採用予定人数:2名

受験資格:平成4年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人で、次のいずれかに該当する人
・専門学校・短期大学・大学等において美術分野に関する課程を専攻した人
・工芸分野の技術職として実務経験のある人

勤務時間:8:30~17:15(休憩60分)

勤務形態:週5日 ※土・日・祝日勤務有り

勤務場所:芦屋釜の里(福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558番地3)ほか
※技術指導場所が町内の芦屋鋳物師工房内となる場合もあります。

休暇:年次有給休暇、特別休暇(夏期、出産、育児、子の看護、慶弔等)、病気休暇 等

保険等:福岡県市町村職員共済組合に加入します

 

約650年前に生まれた、鉄製の茶の湯釜。

福岡・芦屋「芦屋釜」の紹介でした☆

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