福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称「フラガール」
そのフラガールの新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』が、2021年12月3日(金)についに公開!
公開を目前に控えた11月22日(月)に、豪華声優と監督登壇による『フラ・フラダンス』公開直前イベントが開催されました☆
オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』公開直前イベント
日時:2021年11月22日(月)
場所:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン12F)
登壇者:前田佳織里、陶山恵実里、水島精二総監督
※上映終了後登壇:フィロソフィーのダンス(奥津マリリ、佐藤まりあ、日向ハル、十束おとは)
“フラ”を仕事に選んだ新人ダンサーたちの絆と成長を描く1年間の物語、オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』
主演の福原遥さんをはじめ、美山加恋さんや富田望生さんら、実力を兼ね備えたフレッシュなキャストに加え、山田裕貴さんやディーン・フジオカさんの参加も大きな話題となっています!
そんな『フラ・フラダンス』の2021年12月3日(金)の公開が目前に迫る11月22日(月)、公開直前イベントが実施されました☆
イベントには、『フラ・フラダンス』でフラガールとして声優を務めた前田佳織里さん、陶山恵実里さん。
そして『鋼の錬金術師』、『機動戦士ガンダム00』も手掛けてきた日本を代表するトップクリエイター、総監督の水島精二さんが登壇。
『フラ・フラダンス』の公開を目前に控えた今のお気持ちなど、ここでしか聞けないお話しをたっぷりと話してくれました☆
観客のあたたかな拍手に迎えられ登壇したオハナ・カアイフエ役 前田佳織里さん、白沢しおん役 陶山恵実里さん、そして総監督の水島精二さん。
前田さんが
「みなさん、アロ〜ハ〜!電車に乗っていると、広告をたくさん見かけたり、Twitterで感想を見たりして、フラの輪が広がっているのを感じています。公開までもっと盛り上げられるように頑張っていきます!」
とアロハポーズで挨拶すると、陶山さんも
「みなさん、アロ〜ハ〜!色々なところでCMを拝見して、公開されるんだ、と感慨深い気持です。今日は生憎の雨ですが、この作品を見た後には心に太陽が宿ると思いますので、楽しんでいただければと思います!」
とアロハポーズで笑顔。
そして、水島総監督が
「みなさん、アロ〜ハ〜!私まで付き合っていただきありがとうございます(笑)完成してから公開までがこんなに長いのは初めてで、、あと2週間で皆さんに見て頂けるということで本当にドキドキしています。この作品は、いわき市を舞台にしたお仕事青春ストーリーです。自画自賛ですが、よくできたと思っています!楽しんで頂けたら、温かい気持ちになって頂けたらと思います。」
と、それぞれアロハポーズで話し、イベントはスタートしました。
ハワイ出身でフラガールにあこがれて来日したオハナ、ダンスの腕は確かなのに笑顔が苦手なしおん、それぞれの役柄と自身との似ているところを尋ねられると、
オハナ・カアイフエ役の前田佳織里さんは、
「オハナちゃんは思い切りが良くて、いい意味でマイペースなところがあって、周りからオハナにぴったりと仰っていただきましたね。総監督からも、オハナのグイグイ行くような、思い切りの良さが似ているって言って頂きました。オーディションのときに“オハナの外国育ちの伸び伸びとしたところを大切に”と言われて、自分の中で最初に思い描いていたキャラクター像とは違ったのですが、自分の中の最大限の自由さを全部ぶつけました!」
と話しました。
「プロフィールには“おっとりした”と書いてあるのですが、それほどでもなかったね(笑)」
と水島総監督も振り返ると、
「おっとりというパッションですよね!」
と自身のキャラクターを分析する前田さん。
水島監督も
「オーディション時からパッションが強かったよね!」
と前田さんの役づくりについて明かしました。
白沢しおん役の陶山恵実里さんも、
「私も完全に一致でした。台本を読んだり、キャラクターを見させていただいた時から、鏡を見ているような印象のキャラクターでした。(しおんと)同じことに共感したり、私も人前でお話しすることが苦手なのですが、昔はもっと苦手で、本当に大変だったんですよね。(笑)」
と話します。
そんな陶山さんに、水島総監督は
「陶山さんはずっと前から知っているので、しおんに向いていると最初から思っていました。頑張っているところも、しおんっぽいなって思っています。演じてもらってぴったりだし、これからも楽しみな役者さんです!」
と大絶賛。
「演じている本人とキャラクターが似ていると思っていたのですが、この2人は特に似ていますね。お芝居に関しては皆さんにお任せして、リラックスしてやってもらえればいい芝居ができる方達だったので、サクサク録れましたね。」
とスムーズな舞台裏を明かす総監督。
「私も収録のときに学んだ、台本に書いてあるメモを大変な仕事の前に見返して、今でも勇気もらっています。成長させて頂けた場でした。」
と前田さんが話すと、
「僕としてもやった甲斐がありますね。」
と水島総監督。
抜群のチームワークをのぞかせました。
ハワイアンズやいわき市に実際に取材をしたという水島総監督は
「ご当地ものでもある作品だったので、実際に行ったことがある人が“ここ!ここ!“と思ってくれる部分が無いと、意味が無いと思っていたので、写真もたくさん撮りましたし、個人でもロケハンに行って、きちんと再現しました。」
とロケハンを振り返りました。
ハワイアンズで実際にやってみたいことを尋ねられると、前田さんが、
「ファイヤーダンスの写真を見て、“熱くないかな?”と思っています(笑)直接見たいですね!」
陶山さんが、
「ショーはもちろん見たいですし、プールやサウナやビックアロハというスライダーに乗ってみたいなとも思っています。自分の中で色々考えたら、1週間くらい滞在したいなと思いました(笑)」
とそれぞれ答えると、
「1週間も!でもホテルもあるのでいいですよ!ウロウロしているだけでも楽しいですよ。ショーやっているところが常夏で暑くて、冷たいドリンクも美味しいし、最高ですよ!」
と、ハワイアンズ広報のように合いの手を入れる監督に会場からは笑いが起きました。
挿入歌「ありがとFOR YOU」で“虹コン(虹のコンキスタドール)”メンバーとの再タッグに陶山さんは、
「色々な思いが詰まった楽曲」
と語り、また、劇中に登場するアイドルグループ「いついろディライト!!」が歌う挿入歌「ありがとFOR YOU」を福原さん、美山さん、富田さんとともに歌い上げた感想を尋ねられると、前田さんが、
「オハナを演じる前に、いついろディライト!!のレコーディングをやらせていただいて、仮歌をずっと聞きながら仕事に行ったりしていましたね。」
そして、陶山さんも、
「すごい元気が出る楽曲だなと思って、デモテープをたくさん聞きました。玉屋100%さんが作曲した楽曲を自分が歌えたことが嬉しかったです。ステージのモーションキャプチャーを私が所属していた虹のコンキスタドールというアイドルグループのメンバーが担当してくれて、離れたのに、こうして一緒にやれて、“声と体で融合できた”のが個人的にとても嬉しかったですし、色々な思いが詰まった楽曲となっています。」
と話しました。
さらに水島総監督も、
「虹コンの子達、Yumiko先生、玉屋2060%さん、と自分が信頼しているスタッフがやってくれて、期待通りのものをあげてくれたので、“俺得”以外の何ものでもないです!(笑)ロゴとかキャラクターの造形もアイドル好きには色々刺さるものになっています!」
とシーンを力説。
また、失敗続きで「残念な新人」と言われてしまった5人が自分たちだけにしかできないフラを目指して奮闘する物語であることから、最近した大きな失敗を聞かれると、
「Twitterにも今日投稿したのですが、いつも持ち歩いている消毒液を今朝詰め替えたんですが、取り出そうとしたら鞄からマキロン出てきて(笑)間違ってはないんですが、近からず遠からず、頼もしい気持ちにはなりました。(笑)」
と、前田さん。
陶山さんも、
「オニキスの指輪が好きなのですが、買ったのに失くしてしまったんですね。探して買ったんですが、また失くししてしまって、また買ったんですが、それも失くしてしまって、その指輪がピンポイントでなくなっちゃうんですよね。(笑)」
と話し、水島総監督は、
「手が乾燥する時期にハンドクリームを買うんですが、いつもは安いやつを買うのに、お高いやつを買いまして、鞄に入れて放置していたら、クリームがぶちまけられていて、色々なものについてしまっていました。1回しか使ってなかったんですけどね。」
と答え、会場を盛り上げました。
最後に、
「楽しんでもらえたらと心から思っています!108分お楽しみください!」
と水島総監督が観客に話し、上映前のトークは終了しました。
本編上映終了後、エンドロールが流れるとサプライズで登場したフィロソフィーのダンス。
主題歌「サンフラワー」を歌い上げると、観客からは盛大な拍手が起こりました。
「本当に素晴らしいサプライズですよね!ウルっときました。」
と、水島総監督。
エンドロールでのパフォーマンスを、
「幸せな気持ちでいっぱいです。みなさん映画を見て胸いっぱいの状態だと思うのですが、そんな中歌わせて頂けて、私たちが一番幸せなんじゃないかという気持ちです。」
と振り返る十束おとはさん。
舞台袖で歌唱を聴いていた陶山さんも、
「元々フィロソフィーのダンスさんがすごく好きだったので、この作品で主題歌を歌ってくださったのが嬉しかったので、試写を見終わって、「サンフラワー」が流れてきて、涙腺が決壊しました。今日、生で見ることができて、興奮しちゃって、圧巻でした!」
と気持ちが昂っている様子。
水島総監督も、
「こうやってフィロソフィーのダンスとお仕事できるのはすごく嬉しいですして、提供してくださった曲が歌詞から曲からパーフェクトで、幸せなコラボができるとは“監督冥利”に尽きます。1億点です!!」
と大絶賛!
そんな監督の言葉に会場からは拍手が起きました。
日向ハルさんが、
「この作品はフラガール同じ目標に向かって絆を深めていく話で、私たちフィロソフィーのダンスもバラバラの環境にいて、オーディションで集まったので、同じ目標に向かっていくところが作品と共鳴しているんです。なので、その時の気持ちだったり、みなさんの家族やお友達を思い浮かべた時にほっと心が温まるような、力添えができるような曲になるといいなと思って、今日披露しました。」
と楽曲に込めた気持ちを明かすと、水島総監督も、
「見てくれる人に寄り添えるような映画を作りたいと思って作ったので、実際に作っている最中で、役者、フィロソフィーのダンスのみなさんに共鳴して頂けるのはよかったな、とスタッフ一同ホッとしています。タイトル「サンフラワー」と書いてあった時点で“獲りに来てるな!”と思いましたし、作詞も素晴らしいし、歌唱も散々聴いてきたみなさんの力を感じて、最高でした!一億点越えです!」
と、ここでも大絶賛の水島総監督。
その言葉を聞いて、佐藤まりあさんは、
「嬉しいですし、監督から1億点の高評価をいただけて、私たちの初めての映画主題歌で、「サンフラワー」を『フラ・フラダンス』の主題歌にしていただけて本当に嬉しいです!公開まであと少しということで、この楽曲で盛り上げていけたらなと思っています。」
奥津マリリさんも、
「映画の中でも“乗り越えてきたんだ”というセリフがあるように、この曲も乗り越える力に、一歩踏み出せるような力になっていたらな、と思っています。」
と、それぞれ気持ちを話しました。
最後に、
「主題歌のサンフラワーは配信されていますので、速攻DLしてください!僕もヘビロテしています。映画も、もし良かったなと思ったら、ネタバレせずにSNSでつぶやいて応援してくださると嬉しいです。また、劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです。ありがとうございました!」
と水島総監督が話し、イベントは幕を閉じました。
ディーン・フジオカさん演じる鈴懸涼太の新PVが解禁!
また、『フラ・フラダンス』より新PVも解禁となりました!
今回解禁となったのは、ディーン・フジオカさんが声を担当する「鈴懸涼太」のキャラクターPV。
「鈴懸涼太」は主人公・「夏凪日羽」(福原遥)が憧れるスパリゾートハワイアンズの先輩社員。
公開された新PVでは、「あの小学生が入社するくらい月日が経ったんだなぁ」と、「日羽」の事を昔から知っている様子。
「日羽」の
「お姉ちゃん、知ってるんですか?」
そして、
「鈴懸さんもいなくなっちゃうんですか?」
という言葉の意味とは――。
最後には
「大丈夫だよ。ここはあの時、誰もが乗り越えたんだ」
と「日羽」が憧れる「鈴懸」らしい一言で映像は幕を閉じます。
「鈴懸」のキャラクターだけでなく、今回声優初挑戦であるディーンさんの声を存分に楽しむこともできる特別な映像となっています☆
公開が待ち遠しいですね!
“フラ”を仕事に選んだ新人ダンサーたちの絆と成長を描く1年間の物語。
オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』は、2021年12月3日(金)に全国ロードショーです☆
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新人フラガールたちの成長物語!オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』作品紹介
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