面接から定着まで、採用の「型」を会社に残す!採用戦略研究所『採用インストール』

郷戸理永著『採用インストール』

記事ポイント

  • 採用戦略研究所の郷戸理永による『採用インストール』は、採用を個人任せにしない仕組みを解説。
  • 応募者の獲得から定着・離職防止まで、採用の4領域の型を紹介します。
  • 自社の診断から最初の30日、定着の確認までを示す一冊です。

 

『採用インストール』は、求人広告の出来に採用の成否が左右されない会社づくりを提案する、採用戦略研究所の代表・郷戸理永の著書です。

面接や内定後のフォロー、入社後の定着を見直し、担当者個人に蓄積されがちなノウハウを会社に残すための手順を紹介します。

 

目次

採用戦略研究所『採用インストール』

 

郷戸理永著『採用インストール』

 

採用戦略研究所『採用インストール』

 

  • 発売日:2026年11月16日(月)
  • 定価:1,870円
  • 著者:採用戦略研究所 代表取締役社長 郷戸 理永
  • 出版社:ザメディアジョン
  • ページ数:200ページ
  • ISBN-10:4862508987
  • ISBN-13:978-4862508980
  • 予約受付:Amazon

 

採用戦略研究所は企業向けの人材採用支援を手がけ、著者の郷戸理永は企業の採用の仕組みづくりを支援しています。

『採用インストール』は、採用がうまくいかない原因の多くが応募後の面接、内定後のフォロー、入社後の定着にあり、そのノウハウが担当者個人にたまっていると指摘する一冊です。

発刊の背景には、厚生労働省の2026年8月の有効求人倍率(季節調整値)が1.18倍、新規求人倍率が2.06倍となり、マイナビの「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)」では2025年の中途採用を「厳しかった」と答えた企業が80.6%に上った状況があります。

本書は、面接官ごとに判断が変わる評価基準、決まっていない内定者フォロー、記録されない退職理由、担当者の異動や退職で失われるノウハウなど、応募を受け止める会社側の課題に目を向けます。

採用戦略研究所は、中小企業では一人人事や兼任担当者が前任者のやり方を引き継ぐしかなく、中規模から大企業では担当者の数年ごとの異動や部門・拠点ごとの面接基準の違いがあるとして、企業規模を問わず起こる問題と捉えています。

本書が掲げる「脱・求人広告」は広告をやめることではなく、広告の出来に採用の成否が左右されない状態を会社の中につくることです。

採用業務を体系的に知る人も社内で教えられる人もおらず、専任を置くほどの採用数はない一方で経験者の中途採用も負担が重いという「採用ジレンマ」を、特定の個人に採用を背負わせる構造から説明します。

解決策として会社に入れるのは、何をするかを示す「型」、なぜそうするかを学ぶ「教材」、どう回し続けるかを決める「運用」の3つです。

採用を4領域に分け、「応募者の獲得」では求人原稿の型や効果測定、「選考・面接」では質問の標準セットや評価軸シートを取り上げます。

「内定~入社」では内定者フォローや受け入れチェックリスト、「定着・離職防止」では入社後の定着面談の型や離職理由の記録を扱います。

最初の一歩は4領域を一度に変えることではなく、自社の現在地を診断し、最も課題の大きい領域の型を1つだけ作ることです。

本書では診断から最初の30日で行うこと、定着を確認するチェックポイントまでを示し、求人広告を出しても採用が安定しない企業や、担当者が替わるたびにノウハウが失われる企業の経営者・人事担当者に向けて解説します。

著者の郷戸理永は、本書について次のようにコメントしています。

「採用支援を仕事にしている立場で言うのは矛盾して聞こえるかもしれませんが、求人広告を増やすだけでは採用は良くなりません。現場で企業を支援していると、つまずきの多くは応募が集まった後の面接、内定後のフォロー、入社後の定着にあります。そしてそのノウハウは、担当者の頭の中にしかないことがほとんどです。

これは担当者の努力不足ではなく、採用を個人に背負わせる構造の問題です。採用の型は企業規模を問いません。型を会社に残せば、担当者が替わっても採用は振り出しに戻りません。本書が、掲載費の前に会社の中を見直すきっかけになればと思います。」

 

『採用インストール』は、自社の課題を見極め、面接や受け入れの仕組みをどこから整えるか考える際に役立つ一冊です。

 

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