記事ポイント
- グリーン「愛媛特化型AI」に里いもとイチゴを追加
- かんきつで平均収量1.3倍を達成したノウハウを横展開
- 2028年までに愛媛県内1,100ユーザー導入を目指す
グリーンが、愛媛県の事業支援プログラム"トライアングルエヒメ2.0"の令和8年度継続採択プロジェクトとして選定されました。
国内外でAIを活用した農業ソリューション「e-kakashi」を提供するグリーンは、「愛媛特化型AI」に「里いも」と「イチゴ」の知見を追加してAIを強化します。
グリーン「愛媛特化型AI」

- 採択:愛媛県"トライアングルエヒメ2.0"令和8年度継続採択プロジェクト
- 対象品目:かんきつ、里いも、イチゴ
- 2025年度実績:導入初年度から平均で収量1.3倍
- 導入目標:2028年までに愛媛県内1,100ユーザー
- 技術パートナー:JAえひめ中央、中温など
- センサーパートナー:デンソー
- 開発パートナー:東京エレクトロン デバイス
「愛媛特化型AI」は、栽培の判断に使えるデータの分析結果を提供する農業DXの取り組みです。
2025年度はかんきつで構築され、導入初年度から平均で収量1.3倍を達成しています。
本年度のプロジェクトでは、かんきつで得たノウハウを「里いも」と「イチゴ」に広げ、愛媛県の主要品目に合わせた栽培判断へつなげます。
里いもとイチゴの実証フィールド

- 追加品目:里いも、イチゴ
- 実証:里いもやイチゴの実証フィールドを構築
- 学習内容:各作物の栽培ノウハウ
JAえひめ中央や中温などが技術パートナーとして加わり、里いもやイチゴの実証フィールドを構築します。
各作物の栽培ノウハウは「愛媛特化型AI」に学習され、かんきつで構築された分析の流れが新たな品目へ広がります。
イチゴハウスでは高設栽培ベッドに実るイチゴと収穫作業が写り、AIの対象品目に加わる実証現場が伝わります。
収穫後の里いもは作業場で選別され、栽培後の加工や選別工程まで含めた地域農業の現場につながります。
水ポテンシャルを使う潅水管理
- 検証内容:水ポテンシャルを計測できるセンサーの導入
- 指標:水ポテンシャル(pF値)
- 目的:より直感的な潅水管理
デンソーと東京エレクトロン デバイスは、メンテナンスフリーで水ポテンシャルが計測できるセンサーの導入に向けた技術検証で連携します。
水ポテンシャル(pF値)は、植物の根が土から水を吸い上げるために必要な力を示す指標です。
土質に左右されずに植物にとって水が吸いやすい状態かを把握できるため、高度な潅水管理に役立ちます。
センサーの導入検証は、栽培判断に必要な水分管理を農業現場で扱いやすくする取り組みです。
愛媛県内への普及体制
- 連携:地域法人無茶々園、伊予農産、第一讃陽ビニール
- 活動:農業DXの普及に向けた販路拡大
- 目標:県全体の農業産出額の向上および産地保護への貢献
農業DXの普及に向けた活動には、昨年度から継続して連携する地域法人無茶々園と伊予農産に加え、第一讃陽ビニールも加わります。
第一讃陽ビニールは地域に根ざした農業資材を取り扱い、県内への普及をさらに加速させます。
3か年で1,100ユーザーへの導入を目指す取り組みは、愛媛県の農業DXを推進し、県全体の農業産出額の向上および産地保護への貢献を目指します。
「愛媛特化型AI」は、かんきつで得た成果を里いもとイチゴへ広げ、作物ごとの栽培判断を支えます。
センサーや実証フィールド、販路の連携により、愛媛県内の生産者がデータを使った農業DXに取り組みやすくなります。
愛媛県の主要品目に合わせて進化する農業AI、グリーン「愛媛特化型AI」の紹介でした。
よくある質問
Q. グリーン「愛媛特化型AI」はどの品目に広がりますか?
A. 2025年度にかんきつで構築された「愛媛特化型AI」は、本年度のプロジェクトで「里いも」と「イチゴ」の知見を追加して強化されます。
Q. 2025年度の「愛媛特化型AI」はどんな成果がありましたか?
A. 2025年度はかんきつで構築され、栽培の判断に使えるデータの分析結果を提供することで、導入初年度から平均で収量1.3倍を達成しました。
Q. 水ポテンシャル(pF値)は何に役立ちますか?
A. 水ポテンシャル(pF値)は植物の根が土から水を吸い上げるために必要な力を示す指標で、土質に左右されない高度な潅水管理に役立ちます。