記事ポイント
- 海外・34都道府県から過去最多507件の応募があり、17件が新規採択された
- AIを活用した電気設計・船舶運航・障がい福祉など多分野のDXプロジェクトが集結
- 採択事業には最大3,000万円/件の委託費と事務局のメンタリング支援がある
愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」の広報事務局は、令和8年度の新規採択プロジェクト17件を発表しました。
今回の募集には海外および34都道府県から過去最多となる507件(一般枠406件、共創拠点枠101件)の応募があり、審査の結果17件が採択されています。
愛媛県「トライアングルエヒメ2.0」
- 実施期間:令和8年6月26日〜令和9年3月31日
- 委託費:最大3,000万円/件
トライアングルエヒメ2.0は、愛媛県内を実装フィールドとしてAI・IoTなどのデジタル技術を県内産業の現場に実装・定着・横展開する地域DX事業です。
令和4年度からの5年間で採択したプロジェクトの総数は137件となり、今回の17件はいずれも一般枠からの採択です。
なお、共創拠点枠(全国の共創拠点を通じた応募)は6月12日に5件が採択済みです。
令和8年度 新規採択プロジェクト一覧(五十音順)
- Outerport:AIを活用した電気設計図の設計・検図自動化プロジェクト
- Unseed:AIを活用した宿泊施設設備の故障予知及び予防修繕計画作成プロジェクト
- WOGO:AIを活用した船舶の安全運航補助による船員の業務効率化プロジェクト
- ギブリー:生産設備特化型AIエージェントによる業務効率化プロジェクト
- Green AI:紙産業における最適な省エネ施策のAI自動提案による脱炭素プロジェクト
- KENCOPA:建設・土木工事の脱・属人化に向けたAI工程管理プロジェクト
- ZAICO:在庫関連業務のAIによる業務軽減/自動化プロジェクト
- 匠技研工業:製造業特化型AIによる見積・図面検索・原価管理プロセスの脱属人化プロジェクト
- 武田林業:林業現場の事務時間削減DX推進プロジェクト
- Panda:海事産業におけるAIを活用した製作計画最適化による生産性向上プロジェクト
- ビジネスエンジニアリング:AI×VR動画を活用した技能伝承及び安全教育の内製化プロジェクト
- ブライセン:ものの流れを見える化するAIトレーサビリティDXプロジェクト
- MINDX:AIによる障がい福祉サービス事業所の事務スマート化と利用者支援向上プロジェクト
- muuv links:電子部品の選定・管理自動化による設計調達業務の最適化プロジェクト
- lullaby:商談獲得に特化した自律実行型AIエージェントによる業務効率化プロジェクト
- LiLz:IoTカメラ・AIを活用した工場・プラントの省力化・省エネ化プロジェクト
- RAYVEN:AI営業エージェントによる営業工程の自動化プロジェクト
製造業の見積・図面検索から林業の事務時間削減、障がい福祉の利用者支援向上まで、愛媛県内の多様な産業現場でAI・IoTを実装するプロジェクトが採択されています。
採択プロジェクトへの支援体制
採択された事業には最大3,000万円/件の委託費が提供されます。
愛媛県と事務局は、実装先や顧客候補の開拓支援、事業開発に関する多様なナレッジ提供、定期的なメンタリングを通じて各プロジェクトの現場実装を後押しします。
愛媛県内を実装フィールドとする仕組みにより、採択企業はデジタル技術の現場実装から定着・横展開までを進められます。
海外・全国34都道府県から集まった507件の中から選ばれた17件は、電気設計・船舶運航・林業・福祉・建設など、県内産業の現場実装をめざすAI・IoTプロジェクトです。
令和4年度からの採択総数137件という実績を背景に、トライアングルエヒメ2.0は愛媛県内のデジタル実装をさらに広げています。
トライアングルエヒメ2.0の紹介でした。
よくある質問
Q. 令和8年度の新規採択プロジェクトは何件ですか?
A. 17件です。
海外および34都道府県から過去最多となる507件の応募があり、審査を経て一般枠から採択されました。
なお、共創拠点枠は6月12日に5件が採択済みです。
Q. 採択プロジェクトにはどのような支援がありますか?
A. 採択事業には最大3,000万円/件の委託費が提供されます。
また、愛媛県と事務局が実装先・顧客候補の開拓支援、事業開発のナレッジ提供、定期的なメンタリングを行い、愛媛県内での実装定着を支援します。
Q. 令和8年度の実施期間はいつからいつまでですか?
A. 令和8年6月26日から令和9年3月31日までです。