記事ポイント
- 合同会社prove LiFEが2026年5月20日に福岡市と「災害時の食事の提供に関する協定」を締結、九州の自治体との協定は初となります
- 国内最大級の約3,900台が登録するキッチンカープラットフォーム「KITCHENCAR'S JAPAN」を通じ、避難所への温かい食事の提供体制が構築されます
- 災害時に出動可能なキッチンカーを可視化する認証制度「腹ぺこレスキューバッジ」が新たに始動しています
キッチンカーの運営プラットフォームを手がけるprove LiFEが、2026年5月20日に福岡市と「災害時の食事の提供に関する協定」を締結しました。
九州地方の自治体との協定締結は同社にとって初となります。
prove LiFE「災害時の食事の提供に関する協定」

- 協定締結日:2026年5月20日
- 締結自治体:福岡市
- 運営主体:合同会社prove LiFE(代表社員 山本 新一)
- プラットフォーム:KITCHENCAR'S JAPAN(キッチンカーズジャパン)
prove LiFEが運営するキッチンカー専用ポータルサイト「KITCHENCAR'S JAPAN(キッチンカーズジャパン)」には、国内最大級となる約3,900台のキッチンカーが登録されています。
今回の協定により、同プラットフォームに登録するキッチンカー事業者が、災害発生時に避難所や被災地域へ出動して炊き出しを行う体制が整えられます。
福岡市は都市部と沿岸部を併せ持つ九州最大級の都市で、近年は豪雨や台風による被害も発生しています。
地震や風水害などの大規模災害が発生した際には広範囲での避難と継続的な食事支援が求められることから、安定した食事提供体制の確保が重要とされています。
キッチンカーが担う食支援の仕組み

キッチンカーは電源と調理設備を車両に備えており、ライフラインが不安定な地域においても温かい食事の提供が可能です。
「KITCHENCAR'S JAPAN」のプラットフォームでは、被災状況や避難所の規模に応じて適切な台数と提供内容のキッチンカーを迅速に調整・派遣できる体制が構築されています。
平時から福岡市との情報共有や訓練などを通じてネットワークが強化され、実際の災害発生時に速やかな行動が取れる体制が整えられます。
腹ぺこレスキューバッジ
「腹ぺこレスキューバッジ」は、「KITCHENCAR'S JAPAN」上で災害時に食支援へ参加可能なキッチンカーを可視化する新たな認証制度です。
事前登録を行ったキッチンカーには専用アイコンが表示され、災害時に出動できる車両であることがプラットフォーム上で一目で確認できます。
費用はボランティアではなく自治体が定める範囲で負担される仕組みです。
出動は強制ではなく案件ごとに応募できる形式のため、キッチンカー事業者は自身の状況に合わせて参加を判断できます。
全国の締結自治体
prove LiFEは2025年10月に千葉県船橋市との協定締結を開始し、その後、千葉県市原市・愛知県名古屋市・福島県田村市・埼玉県川口市とも協定を締結しています。
今回の福岡市への展開により、協定締結自治体は九州を含む全国6自治体へと広がります。
今後は東京都千代田区や静岡県静岡市との連携も予定されています。
約3,900台のキッチンカーと複数の自治体をつなぐプラットフォームが全国に広がり、大規模災害が発生した際にも温かい食事が避難所に届く体制が整いつつあります。
「腹ぺこレスキューバッジ」という可視化の仕組みが、キッチンカー事業者と地域をつなぐ役割を担っています。
prove LiFE「災害時の食事の提供に関する協定」の紹介でした。
よくある質問
Q. 腹ぺこレスキューバッジに登録したキッチンカーは、災害時に必ず出動しなければなりませんか?
A. 出動は強制ではなく、案件ごとに応募できる仕組みです。
キッチンカー事業者は自身の状況に合わせて参加の可否を判断できます。
Q. 災害時の出動にかかる費用はキッチンカー事業者の自己負担になりますか?
A. ボランティアではなく、費用は自治体が定める範囲で負担される仕組みです。