加藤建設は、社内レジリエンス力強化と地域貢献のための企業防災力向上を目的として、インシデント・コマンド・システム(ICS)を活用した防災訓練(災害対策本部立ち上げ研修)を加藤建設 池田支店にて2025年2月26日(水)に実施しました。
加藤建設「インシデント・コマンド・システム(ICS)を活用した防災訓練」
加藤建設は、社内レジリエンス力強化と地域貢献のための企業防災力向上を目的として、インシデント・コマンド・システム(ICS)を活用した防災訓練(災害対策本部立ち上げ研修)を加藤建設 池田支店にて2025年2月26日(水)に実施。
この訓練は、企業としての防災対応力を高め、被災時に地域社会への貢献を目的として実施しました。
加藤建設の幹部社員7名が参加し、実際の災害を想定したシナリオに基づき、初動対応や災害対策本部の立ち上げや指揮命令系統の確認を行いました。
■地域貢献に対する森社長の想い
森社長は、地元への強い思いを持ち、これまでも地域貢献活動に力を入れてきました。
今回の訓練について、「私たちの会社は、地域の皆さまと共に成長し、支え合ってきました。
災害時には企業としてだけでなく、地域の一員として迅速かつ的確に動くことが求められます。
この訓練を通じて、私たち自身の対応力を高めるとともに、地域の皆さまと協力しながら、安全・安心な街づくりに貢献していきたい」と語りました。
■BCP定着 災害対策本部立ち上げ研修(アンシンク株式会社指導のもと)の概要
この研修は、災害時の組織的な対応力を強化することを目的として、アンシンク株式会社の指導のもとで実施されました。
アンシンクは、企業の防災・危機管理の専門家として、実践的な訓練プログラムを提供し、企業や自治体の防災対策支援を行っています。
この研修では、加藤建設の幹部社員が実際の災害を想定したシナリオをもとに、迅速な意思決定や組織的な初動対応を学びました。
この訓練では、以下の内容を重点的に実施しました。
・ICSの基本概念の理解:災害発生時における指揮命令系統の明確化
・初動対応シナリオの実施:発災直後から3時間後までの対応訓練
・災害対策本部の運営シミュレーション:安否確認、情報収集、対応策決定、関係機関との連携
・BCP(事業継続計画)との連携:実際のBCPを踏まえた対応確認
■「備えこそが最大の防御」地域の未来を守るために
今回の訓練を通じて、加藤建設では幹部社員の迅速な意思決定プロセスの確立と、実際の災害発生時における組織的対応力の強化を図ることができました。
森社長は「防災は一企業の取り組みに留まらず、地域全体で備えることが重要です。
私たちは建設業としての技術と知識を活かし、地域とともに災害に強い社会をつくっていきたい」と力強く語りました。
また、今回の研修を振り返り、「普段あまりイメージしない災害に被災したときの組織対応を具体的に考える機会となり、実践的な気付きが多かった。
また、BCPの策定だけでは見えづらい課題にも気付くことができ、有意義な研修だった」と述べ、研修の重要性を改めて強調しました。
加藤建設は、今後も地域の防災への協力や定期的な訓練を実施し、より実践的な災害対応能力の向上に努めていきます。