インターシステムズジャパンは、日本IHE協会が2024年10月21日(月)~25日(金)に実施した、標準インターフェイスを実装した様々な製品間での接続試験を行う「IHE-J 2024コネクタソン」に参加し、広域/多職種EHR(Electronic Health Record) 連携・利活用ソリューションであるInterSystems HealthShareが、ITインフラストラクチャ分野における4つの統合プロファイルで、適合・合格しました。
インターシステムズジャパン「IHE-J 2024コネクタソン」
インターシステムズジャパンは、日本IHE協会が2024年10月21日(月)~25日(金)に実施した、標準インターフェイスを実装した様々な製品間での接続試験を行う「IHE-J 2024コネクタソン」に参加し、広域/多職種EHR(Electronic Health Record) 連携・利活用ソリューションであるInterSystems HealthShareが、ITインフラストラクチャ分野における4つの統合プロファイルで、適合・合格しました。
日本IHE協会は、医療情報システムの相互運用性を推進する国際プロジェクトとして1999年に米国で始まったIHE(Integrating the Healthcare Enterprise)の活動を日本国内で推進する団体で、相互運用性の国際規格の実装の標準化、接続テスト(コネクタソン)の実施、およびその普及活動などを行っています。
今回のコネクタソンでInterSystems HealthShareが合格した統合プロファイルの詳細は、以下の通りです。
※ Profile(統合プロファイル)は業務シナリオ(ワークフロー)、Actor(アクター)は機能の提供者を意味する。
これらはIHEが発行するTechnical Framework(技術定義書)に定められる。
IHE-Jコネクタソンでは、厚生労働省の医療情報交換の標準規格として採択されたHL7(R) FHIR(R)に関する以下の2つのテストを実施しています。
● PDQmプロファイル:患者基本情報に基づくFHIRによる検索(2021年より実施)
● MHDプロファイル :医療ドキュメントのFHIRによる交換(2024年より実施)
InterSystems HealthShare(R)は、FHIRに関するこの2つの統合プロファイルで定義されている全アクターのテストに合格しています。
■ InterSystems HealthShare(R)について
InterSystems HealthShareは、健康記録の統合、医療全体を横断した関係組織の連携と分析機能を提供する、広域/多職種EHR(Electronic Health Record) 連携・利活用ソリューションです。
この製品は、医療・健康分野におけるデータの相互運用性を担保し、データ加工や厚生労働省が推進するHL7(R) FHIR(R)など医療標準への対応とデータ利用の課題を解決します。
散在する患者情報を統合的に閲覧するビューワーを提供し、特定条件の患者や、通常と異なるデータを検出した場合には、担当医や関係者、患者本人にアラート通知を行い、迅速な介入を可能にします。
さらに蓄積されたデータを高度に分析することで、公衆衛生、疾病予防、研究を支援し、医療の質の向上と国民の健康増進に寄与します。