文藝春秋は、阿部智里の「八咫烏シリーズ外伝」の最新作『かりんみず』を、電子書籍として2024年7月8日(月)から配信中です。
八咫烏シリーズ外伝 かりんみず
著者:阿部智里
価格:200円(※電子書店によって異なる場合があります)
配信開始日:7月8日(月)
主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店
商品URL:
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692155600000000000X
文藝春秋は、阿部智里の「八咫烏シリーズ外伝」の最新作『かりんみず』を、電子書籍として2024年7月8日(月)から配信中。
「八咫烏シリーズ」は、「烏は主を選ばない」のタイトルでアニメ化(NHK総合)され話題。
6月末に前半のクライマックスを迎えたこちらのアニメに登場した、藤波のその後が『かりんみず』で描かれます。
『かりんみず』が先駆けて掲載された文芸誌『オール讀物6月号』は、発売されるやXにて話題沸騰。
伝説級の後日談です。
◆著者・阿部智里さんのコメント
ずっと「藤波の話を書きたい」と思っていたのですが、『追憶の烏』を書いた今になって彼女の内面を暴くことには抵抗がありました。
藤波の心は、あくまで藤波のものです。
作者としてなるべくそこを侵さないようにと、考えながら書いた一作です。
◆最新話『かりんみず』のあらすじ
山神さまによって開かれたと伝えられる世界・山内を舞台にしたファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝。
この地を つかさどる族長一家が宗家、その長が金烏である。
有力貴族の四家によって東領、西領、南領、北領が治められている。
住人たちは卵で生まれ烏の姿に転身もできるが、通常は人間と同じ姿で生活を営む。
『かりんみず』の主人公は中央城下の薬種屋の次男坊・章次。
高貴な姫に仕える姉が急死した。
周囲の者たちはなぜか口を閉ざして…。
(「オール讀物」2024年6月号に掲載されたものです)
◆「八咫烏シリーズ」とは
人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる和風ファンタジー。
平安王朝風のみやびな風俗と、魅力的なキャラクターたち、日本神話に通じる壮大な世界観が大人気です。
「烏は主を選ばない」のタイトルでNHK総合にてアニメ化され、2024年4月から放映が開始。
「八咫烏シリーズ」の外伝(短篇)は、文芸誌「オール讀物」に定期的に掲載され17作目を数えます。
本編では語られることのなかった、登場人物たちの過去や恋模様が明らかになる外伝は「八咫烏」ファン必読の内容。
「オール讀物」掲載から約1か月後に電子書籍として配信しており、特にコミック系の電子書店で反響を呼んでいます。
■著者プロフィール
阿部智里(あべ・ちさと)
1991年、群馬県前橋市生まれ。
早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞してデビュー。
17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは、現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える。
24年4月からNHKアニメ「烏は主を選ばない」が放送。