バイオジェン・ジャパンは、多発性硬化症(MS)の当事者の方、ご家族・ご友人、MSに関わる医療関係者の皆様を対象とした、「想いでつながる私の多発性硬化症俳句コンテスト」において特選・秀逸作品を決定し、6月30日(日)に開催するオンラインイベントで発表します。
バイオジェン・ジャパン 第三回「想いでつながる私の多発性硬化症俳句コンテスト」
受賞作品発表オンラインイベント
日時 : 2024年6月30日(日)16:00~17:00
内容 : 特選・秀逸作品の発表および受賞作品を軸としたトークセッション
視聴方法 : バイオジェン・ジャパン公式YouTubeチャンネルにて配信
(無料:どなたでも視聴いただけます)
URL :
(WEBサイト)
https://www.ms-supportnavi.com/feature/world-ms-day/wmsd2024.html
登壇者 : 家藤正人先生
河内泉先生(新潟大学 医歯学総合病院・脳研究所
脳神経内科(医学教育センター) 准教授)
東国原英夫さん(スペシャルゲスト)
毎年5月30日は、MSの認知度向上などを目的にMS世界連合と世界各国のMS協会により制定されたWorld MS Day(世界多発性硬化症の日)です。
バイオジェン・ジャパンは、MSを一人でも多くの方に正しく理解いただくことを目的に様々な啓発活動を継続的に展開しています。
MSの症状や程度は人によって様々であり、それゆえに自身の病気や人生と向き合う姿勢や考え方、悩みもまた人それぞれです。
そんな多様な向き合い方を「俳句」で表現することで、自身が抱く想いに改めて気づくきっかけとなり、またほかの方が詠む句の背景にある想いに触れることが、新たな気づきや共感、連携につながると同社は考え、第三回となる本コンテストを実施しておりました。
3月22日(金)の応募開始から5月19日(日)の締め切りにかけて、計98句の応募がありました。
それらの句の中から、第一回選者である夏井いつき先生とのYouTubeでも話題の俳人 家藤正人先生より、特選・秀逸作品を選定いただき、6月30日(日)のオンラインイベントにて発表します。
また、イベントでは、テレビ番組の俳句コーナーでも活躍中の東国原英夫さんにゲストとしてご出演いただき、受賞句を読み上げていただく他、新潟大学 医歯学総合病院・脳研究所 脳神経内科(医学教育センター) 准教授 河内泉先生をお招きし、作品が生まれた背景となるMSにまつわるエピソードに触れながら、疾患に関する理解を深めるトークセッションなども行います。
[審査員]
家藤正人先生:
1986年生まれ。
愛媛県出身。
大学卒業後、本格的に俳句に携わる。
夏井いつきの句会ライブにてアシスタント経験をつむ。
愛媛新聞カルチャー教室、学生を中心として県内外で単独句会ライブも行っている。
2016年からは南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」にてアシスタントを務め、2019年より南海放送ラジオ「家藤正人『一句一遊』虎の巻」ではパーソナリティを務める。
そのほか、松山市公式俳句投稿サイト「俳句ポスト365」初心者欄選者。
香川県宇多津町「令和相聞歌」企画参加および選者ほかさまざまな企画に携わる。
句集『磁針』(夏井&カンパニー)
【前回(第二回)の受賞者コメントを公開中】
2023年に実施した「第二回想いでつながる私の多発性硬化症俳句コンテスト」で、特選・秀逸を受賞された方々からのコメントを公開しています。
2024年の作品発表前に確認してください。
藤村美来さん:
辛かった経験があったからこそ今の私がある
俳句も含めて今できることに全力投球の日々
第一回私の多発性硬化症俳句コンテストで「秀逸」に、第二回コンテストではパラ馬術選手を目指していた頃のことを詠んだ句で「特選」に輝いた藤村美来さん。
20年前に別の病気と診断され、多発性硬化症と診断されるまで10年もの時がかかりましたが、その経験があったからこそ今の自分があると精力的にさまざまなことにチャレンジされています。
(記事の詳細はこちら:
https://www.biogen.co.jp/stories/fujimura-san.html
)
はなゑさん:
飾らず素直に詠めばいい
自分の体験がオリジナリティになる俳句に夢中
2022年に開催した第1回私の多発性硬化症俳句コンテストで、当事者部門で特選に輝いたはなゑさん。
2023年の第2回コンテストでも秀逸に入賞されました。
俳句の話に目がきらきらと輝きます。
(記事の詳細はこちら:
https://www.biogen.co.jp/stories/hanawe-san.html)
小田桐美穗さん:
17音が頭のなかで映像になる
多発性硬化症のことを知らない人に病気のことを知ってもらいたい
青森県出身の小田桐美穗さん。
地元なら誰もが知っている言葉を季語に、多発性硬化症と診断された当時のことを詠んだ俳句が入賞。
大好きなゲームから派生して市民ミュージカルにも取り組んでいた、ダンスとロックが大好きな小田桐美穂さん。
17音で次は何を表現しようかと考えをめぐらせているそうです。
(記事の詳細はこちら:
https://www.biogen.co.jp/stories/odagiri-san.html)